皆様こんばんは🌃

今日は久々に元に戻します。 
 
本当はあれこれお伝えしたいことがあるのですが、気がつくと週末まで来てしまいました。

三回総当たりのV-1も残り2週間で2レグが終わります。V-2は二回総当たりなので残りおよそ8試合となります。 

V-1と違い同一カード2連戦にはなりませんが、その分、土日に必ず連戦にならず、スリリングな展開になります。

新リーグになったらこの土日連戦も変わるかもしれませんが、試合日程が分かりやすく、対策が打ちやすいと言うメリットもあります。
 
こうした背景もあり、各チームにて”一勝一敗の痛み分け“もしくは“連勝•連敗”により明暗がクッキリ分かれることとなります。 

それが現在の勝敗に大きく反映されていると言えます。



V-1の順位

1.JTマーヴェラス
2021/22 V-1 2位 15勝3敗 勝ち点43

2.東レアローズ
 
2021/22 V-1 3位    13勝5敗 勝ち点37

3.NECレッドロケッツ
2021/22 V-1 4位 12勝4敗 勝ち点37

4.
久光スプリングス
👑2021/22 V-1 優勝 11勝7敗 勝ち点32

5.埼玉上尾メディックス

2021/22 V-1 5位 11勝5敗 勝ち点31

6.トヨタ車体クインシーズ
2021/22 V-1 10位 10勝8敗 勝ち点27

7.デンソーエアリービーズ
2021/22 V-1 6位   8勝10敗 勝ち点25

8.PFUブルーキャッツ

2021/22 V-1 8位 7勝11敗 勝ち点23

9.日立astemoリヴァーレ

2021/22 V-1 7位 7勝11敗 勝ち点21

10.KUROBEアクアフェアリーズ
2021/22 V-1 12位 5勝11敗 勝ち点13

11.岡山シーガルズ
2021/22 V-1 9位 3勝13敗 勝ち点13

12.ヴィクトリーナ姫路
2021/22 V-1 11位 2勝13敗 勝ち点10


現在、二桁勝利のチームが6チーム。 
ここまでを上位とします。

うち、ファイナルラウンド進出は4チーム。 
久光と埼玉上尾が当落線上と言えます。
トヨタ車体はこれからの星の伸ばし方次第ですが、このトヨタ車体に足元を掬われるチームが脱落しそうです。

実はそのトヨタ車体、日立とKUROBEとのそれぞれ連戦を残すのみで上位との対戦が終わっています。

ここでもし星を伸ばして連勝出来ると14勝8敗となり、最後の1回総当たりまで可能性を残します。

そういう意味ではこれからの2週間、台風の目となる可能性を秘めています。

 
そこで今回はファイナルラウンド上位4チーム進出の懸かるセカンドクラス、4チームの選手の活用状況に触れてみます。


埼玉上尾メディックス

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大久保新監督を迎え、ガラリと若手中心にシフト。仁井田、目黒、岩澤、山中選手らを積極起用、と思いきや、年明けから内瀬戸、青柳、サラ選手らベテラン、外国人選手を投入。全体の底上げの成功はJTに匹敵する。

レフト:佐藤•目黒選手から佐藤•サラ選手へとスイッチ。サラ選手の活躍次第ではさらなる飛躍も。

ライト…仁井田選手から内瀬戸選手にスイッチ。その仁井田選手を二枚換えに回し、どちらでも行ける体制が構築されつつある。

ミドル…サンティアゴ選手に加え、決定力の高い青柳選手と、身体能力高い山中選手と3人が中心。

セッター…岩崎選手がレギュラー復帰。サーブ効果率ランキング1位を走る。経験を積んだ山崎選手が二枚換えとこちらもどちらでも行ける布陣。 


リベロ…タイトル戦線に絡む岩澤選手とチームを代表する守護神•山岸選手の2丁拳銃。かなり層が厚くなってきた。


•難点…トータルバランスに優れ欠点が少なく、実はチームトータルでサーブレシーブ成功率が62.0%でダントツNo.1。今季から復帰の吉野選手が本格的に加わると更にポジションアップ。
    


トヨタ車体クインシーズ

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高橋新監督を迎え、完全レギュラー固定でここまで飛躍。立石選手欠場中でリベロを変えるも、徹底的にレギュラーを鍛える方針。


レフト:今季から鴫原、大川選手で固定。先日の姫路戦でのフルセットもリリーフサーバー以外起用なし。

ライト…ダニエル選手のエース体制が固まる。二枚換えすらなく、徹底している。

ミドル…ハッタヤ選手と今季から周田選手を完全固定。経験を積ませレギュラーとして鍛える。

セッター…こちらも山上選手一本に固定。 


リベロ…立石選手欠場中で熊井選手にスイッチ。


•難点…サーブ&ブロックに優れるも、サーブレシーブ成功率は最下位。ここと決定率が向上すると更に侮れない存在に。ダニエル選手のエース固定でバックアタック多め。



デンソーエアリービーズ

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布陣がほぼ固まり、起動に載ってきたデンソー。昨年までの不振が嘘かのようにここまで持ち直し上位を伺うところまで伸びてきた。


レフト:試行錯誤の末、中元、兵頭選手にレギュラー固定。起動に乗ってきた。

ライト…ネリマン選手のエース固定で得点力アップ。

ミドル…横田姉妹と麻野選手の3名が中心。現在は定期的に入れ替え。

セッター…不動のレギュラー松井選手。後衛に下がってもバックアタックの多いネリマン選手を使うため二枚換えもほぼなし。

リベロ…福留選手でほぼレギュラー固定。経験ある小口選手らが控える。


•難点…決定率が低く、チームトータル11番目。この難点が改善されつつある。ブロックが強く、サーブ効果率が上がってくると更にアップ。



PFUブルーキャッツ

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自慢の攻撃陣を活かせず、前半戦で躓いたのが響いたが、迷走の末にバルデス•メリーサ選手をレギュラー復帰させ、成績が上がってきた。


レフト:活躍すると勝率高いアコスタ選手を軸に、志摩選手を対角のレフトに固定。鍋谷、高相選手らの起用法次第で面白くなる。

ライト…バルデス•メリーサ選手がレギュラー復帰。やはり打力は魅力。

ミドル…ライトも出来るジャン選手を中心に細沼、綿引選手の三枚で回す。

セッター…山下選手が基本線だが、温存していた島原選手も出場機会が出てきた。速い攻撃が得意の田原選手と三枚。


リベロ…今季から復帰の林選手と森田選手の二枚が中心。


•難点…ブロック決定本数リーグトップもサーブ効果率がリーグ最下位と持ち味を活かしきれず。サーブレシーブが良いので決定率の向上に活かしたい。


まだ圏内の埼玉上尾、これからの伸び代次第のトヨタ車体。更に現在、デンソー、PFU、日立を含めた3チームが熾烈な7〜9位争いを展開中。

このクラスのチームの頑張り方次第で優勝争いの行方もかなり変わってくる。これからの奮闘に期待したい(続く)