今日の関東地方はあいにくのお天気。

東京ヤクルトスワローズvsオリックスバファローズとのNPB・日本シリーズも移動日。

九分九厘勝ちを手中に収めたと思いきやの逆転負け、そして高橋奎二投手のプロ入り初完封での勝利と、東京ヤクルトファンをやきもきさせる展開となっている。

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本当ならば明日からはホームゲーム・神宮球場での開催なのだが、今、神宮は大学野球に使用されており、東京ドームでの開催となる。

よって、雨天中止もなくなった。




例年なら、NPBの閉幕とともにV-leagueシーズンの本格化をともなうが、今年は全日本インカレの開幕目前にまで滑り込んだ。

今年は早い。

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11/29(月)から12/5(日)までが全日本インカレ。
V-leagueの年内最終戦もまた、12/5(日)。

12/10(金)から12/19(日)までが天皇杯・皇后杯。

そして、JOCカップこと全国都道府県対抗中学大会が12/25(土)から28(火)まで。

年明けには恒例の春高こと、春の高校バレーが1/5(水)から9日(日)まで。

今年はスケジュールを戻して、一週間ぶっ通しでJOCともども無観客で争われる。

尚、V-leagueの年明け初戦はV-1、V-2ともに1/8(土)からとなる。

今年は諸事情によりまだV-league観戦が出来ていないが、恒例の天皇杯・皇后杯の決勝戦は見に行きたい。

今年は大田区総合体育館ではなく、高崎アリーナ。
行くなら交通の便を考えて電車だろう。


こうして世話しないバレーボールスケジュールも久しぶりで、もう昨年のように緊急事態宣言下の狂気の春高や、中止、予定変更を繰り返したV-league、
そして、無観客で強行された東京オリンピックのようなことは起こらないで欲しい。

コロナはもう、終焉を迎えている。


今のところ、日本は他国を圧倒して独り勝ちの様相で、今日の全国の感染者数は僅か50人。

恐らく政府が外国人の入国規制の緩和のタイミングを誤らなければ、この日本にコロナが蔓延することもないだろう。

何しろ、アメリカはいまだに1日あたり28719人もの感染者を出している。

この例に漏れず、まだ世界的には一向に収まっていない。

懸念されることはそれだけだ。




さて、前置きが長くなったので、V-leagueの現在の順位をおさらいする。


V-1 順位  ※赤字は上位対戦の少ない日程


1.JTマーヴェラス(2020/21 優勝) 
10勝 勝ち点30

まだ当たっていないチーム:NEC、久光、デンソー、PFU、日立、岡山


2.NECレッドロケッツ (2020/21 3位) 
9勝1敗 勝ち点25

まだ当たっていないチーム:JT、久光、デンソー、PFU、埼玉上尾、トヨタ車体


3.久光スプリングス(2020/21 8位) 
8勝2敗 勝ち点25

まだ当たっていないチーム:JT、NEC、東レ、PFU、姫路、岡山


4.東レアローズ(2020/21 準優勝) 
7勝3敗 勝ち点22

まだ当たっていないチーム:久光、デンソー、埼玉上尾、日立、トヨタ車体、KUROBE


5.デンソーエアリービーズ(2020/21 4位) 
7勝3敗 勝ち点20

まだ当たっていないチーム:JT、NEC、東レ、姫路、岡山、KUROBE


6.PFUブルーキャッツ(2020/21 9位) 
5勝5敗 勝ち点15

まだ当たっていないチーム:JT、NEC、久光、日立、姫路、岡山


7.埼玉上尾メディックス(2020/21 5位) 
5勝5敗 勝ち点15

まだ当たっていないチーム:NEC、東レ、日立、姫路、トヨタ車体、KUROBE


8.日立astemoリヴァーレ(2020/21 7位)
4勝6敗 勝ち点12

まだ当たっていないチーム:JT、東レ、PFU、埼玉上尾、岡山、KUROBE


9.ヴィクトリーナ姫路(2020/21 10位) 
3勝7敗 勝ち点8

まだ当たっていないチーム:久光、デンソー、PFU、埼玉上尾、トヨタ車体、KUROBE


10.岡山シーガルズ(2020/21 6位) 
2勝8敗 勝ち点8

まだ当たっていないチーム:JT、久光、デンソー、PFU、日立、トヨタ車体


11.トヨタ車体クインシーズ(2020/21 11位) 
10敗 勝ち点0

まだ当たっていないチーム:NEC、東レ、埼玉上尾、姫路、 岡山、KUROBE


12.KUROBEアクアフェアリーズ(2020/21 12位)
10敗 勝ち点0

まだ当たっていないチーム:東レ、デンソー、埼玉上尾、日立、姫路、トヨタ車体


デンソーvs埼玉上尾の二連戦は1勝1敗の痛み分けとなり、トータルでは勝ち点4を追加した埼玉上尾が得をした形となり、PFUと勝敗、ポイントで並び、すぐ下の7位につけた。


これを踏まえての今週末のカードは。

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東レアローズ(2020/21 準優勝) 
7勝3敗 勝ち点22
vs
久光スプリングス(2020/21 8位) 
8勝2敗 勝ち点25


JTマーヴェラス(2020/21 優勝) 
10勝 勝ち点30
vs
NECレッドロケッツ (2020/21 3位) 
9勝1敗 勝ち点25


埼玉上尾メディックス(2020/21 5位) 
5勝5敗 勝ち点15
vs
トヨタ車体クインシーズ(2020/21 11位) 
10敗 勝ち点0


岡山シーガルズ(2020/21 6位) 
2勝8敗 勝ち点8
vs
日立astemoリヴァーレ(2020/21 7位)
4勝6敗 勝ち点12


PFUブルーキャッツ(2020/21 9位) 
5勝5敗 勝ち点15
vs
ヴィクトリーナ姫路(2020/21 10位) 
3勝7敗 勝ち点8


デンソーエアリービーズ(2020/21 4位) 
7勝3敗 勝ち点20
vs
KUROBEアクアフェアリーズ(2020/21 12位)
10敗 勝ち点0


どのチームにとっても落とせない好カードが目白押しだが、やはり注目は東レvs久光、JTvsNECの首位攻防戦だろう。


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東レはNEC、JTに連敗するもそこから巻き返して7勝3敗。前半のクラン選手一本やりから石川真佑選手への得点力を分散。PFUでの連戦では中田紫乃選手がライトで出場し攻守に渡り安定したプレイを披露。ルーキー西川吉野選手も二枚換えで活躍。
ミドルは小川愛里奈選手がレギュラーとして活躍し、大崎琴未選手の出番が増えてきた。
あとは気になる黒後愛選手の復帰がどのくらいになるか? 今のところ情報はなく、早くても年明けになりそう。


今年の久光は日立と埼玉上尾に一敗ずつの8勝2敗、
井上愛里沙選手がエースとして本格化しつつあり、今村優香選手との二枚看板で勝ち進んでいる。
アキンラデウォ選手の体調不良による欠場を濱松明日香選手の台頭でそれを感じさせない活躍を見せ、新しい久光を披露している。
長岡望悠選手も始動しており、今後ますます手強くなりそうだ。

現時点では久光のほうが選手層に厚みがあって有利に映るが、東レは全体の底上げ中で、これが年明け後にどう働くかが気になるところ。


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JTとNECは選手層の厚さはほば互角。

JTはこのところ、林、西川、田中瑞稀選手の三枚を調子優先で使い、更に和田、ヒックマン、橘井選手が控える贅沢さ。
勿論、ここにライト・ドリューズ選手がいて、ミドルはこのところ、芥川、タットダオ選手の勝負モードミドル。
気になるのは籾井あき選手が未だに試合出場がなく、セッターが基本、柴田選手のみで手薄。果たして故障なのか気がかり。


NECは古賀選手を少しずつ使いながら、古谷、柳田、広瀬、山内選手に加え、ウィルハイト選手が加わって厚みを増してきた。

ミドルは島村、上野選手が欠場中だが、山田、野嶋、甲選手の若手ミドルが穴を埋めており、セッターは澤田、塚田選手の二枚、リベロは井上、小島選手の二枚を交互に使い、体制的にはミドルが揃い、古賀選手が本調子になると磐石。

双方とも決定力が高いが、アキレス腱がない訳ではなく、JTはサーブがやや弱く、NECはサーブレシーブに難がある。よって、この対戦はサーブが鍵を握りそう。




V-2の順位

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1.プレステージ・インターナショナル アランマーレ
(2020/21 3位) 5勝 勝ち点15

2.群馬銀行グリーンウイングス
(2020/21 優勝) 4勝 勝ち点12

3.ルートインホテルズ・ブリリアントアリーズ
(2020/21 2位) 4勝2敗 勝ち点11

4.JAぎふリオレーナ
(2020/21 5位) 3勝3敗 勝ち点9

5.
GSS東京サンビームズ
(2020/21 8位) 2勝3敗 勝ち点7

6.大野石油広島オイラーズ
(2020/21 6位) 2勝2敗 勝ち点6

7.ブレス浜松
(2020/21 4位) 2勝3敗 勝ち点5

8.千葉エンゼルクロス
(2020/21 7位) 2勝4敗 勝ち点5

9.リガーレ仙台
(新加入)1勝4敗 勝ち点3

10.フォレストリーヴズ熊本
(2020/21 9位) 4敗 勝ち点1



アランマーレが開幕5連勝で首位に浮上。
JAぎふがGSS東京とのフルセットを制し4位に浮上。
仙台が初勝利をあげるも千葉が二勝目で9位に後退。
熊本は惜しくも初勝利ならず。

以上を踏まえ、今週末のカードは。


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ルートインホテルズ・ブリリアントアリーズ
(2020/21 2位) 4勝2敗 勝ち点11
vs
千葉エンゼルクロス
(2020/21 7位) 2勝4敗 勝ち点5


JAぎふリオレーナ
(2020/21 5位) 3勝3敗 勝ち点9
vs
フォレストリーヴズ熊本
(2020/21 9位) 4敗 勝ち点1


群馬銀行グリーンウイングス
(2020/21 優勝) 4勝 勝ち点12
vs
プレステージ・インターナショナル アランマーレ
(2020/21 3位) 5勝 勝ち点15


3位のルートインは千葉と対戦。上位を伺うJAぎふは熊本と対戦。そして、群馬銀行のホームにてアランマーレとの全勝同士が激突する。

V-1、V-2とも優勝争いのライバル対決が組まれている今週末の対戦が非常に楽しみです。