こんなに忙しい週末は久しぶりだ。

V-leagueもある、大学バレーもある。
盛りだくさんのバレーボール。

何を注目してよいか戸惑う。
考えてみればコロナ前はこうだったのだ。

色々な意味で日本は、いや、世界は疲弊しすぎていて、疲れていたのかも知れない。


ある意味、毎日の電車の通勤で人混みが元に戻る怖さもうんざりさも感じている。

ともあれ、バレーボールの大会が元に戻る第一歩だ。これからのシーズンがどう展開されていくか、刮目したいと思う。


では、早速V-1の開幕戦から何試合かについて綴りたいと思います。

まず、JTvsトヨタ車体から。

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JTは林、籾井選手の全日本若手コンビがベンチから外れ、ヒックマン選手をスタメン起用。

対するトヨタ車体はガラッと若手中心のオーダーを起用。

ロビンソン選手が待機期間明けで調整不十分のためベンチ外。周田、黒須、大川選手のルーキートリオが勢揃い。若い選手をサポートするかのように松本選手とキャプテン薮田選手、ベテランの域に入って山上選手が先発。

第一、第二セットを双方奪い合うシーソーゲーム。
JTは第二セット途中から入った榊原、和田選手が第三セットスタートから入ると和田選手は9/19で47.4%のハイアベレージ。守ってもサーブレシーブ64.7%と安定した成績でJTの勝利に貢献しました。

JTは固い守りと完成度の高さで勝利するもトヨタ車体のフレッシュな陣容から繰り出す攻撃にはいささか面食らったかもしれません。

完成までまだまだ時間が掛かるかもしれませんが先行き楽しみです。


NECvsKUROBEの一戦は結論から先に伝えるとNECがストレートで圧倒しました。

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NECは故障治癒中の古賀選手と新外国人選手のウィルハイト選手が外れ、レフトは古谷ちなみ選手と曽我啓菜選手、ライトに廣瀬七海選手という少し意外な組み合わせ。ミドルは島村、山田選手の全日本帰りコンビと、セッターは塚田選手、リベロはディグの良い小島選手と井上選手の組み合わせ。

まだ外国人選手の準備が十分でないKUROBEは、エース舛田選手と小杉選手がレフト、ライトにはサウスポー浮島選手、セッターは菊池選手、ミドルは細沼、道下選手、リベロは立石選手というラインナップ。間橋選手は間に合わなかった様子。

KUROBEはアコスタ選手がベンチ外、ピンピチャヤ選手が第二セット途中から入るも、小柄なタイのサイドアタッカーは速いトスに慣れているせいか、日本のテンポにはなかなか合わず、少し時間が掛かりそう。

意外だったのは、古賀選手が第二セット途中からリリーフサーバーとして入り、後衛のみ務めました。
正直、まだ先かと思っていたので、まずは元気な姿が見れて何よりです。

NECも今後、オーダーは変化していくと思いますが、今日に限っていえば現時点での層の厚さの違いが出た感じはします。

明日も同一カードなので気を取り直して頑張って欲しいです。


こちらも現時点での仕上がりの差が出たデンソーvsPFUの一戦。

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第一セットをPFUが先制し、これは行けるかと思いきや、そこはやはり何年も掛けて選手を育ててきたデンソーが一枚上手。

デンソーは中元選手と兵頭選手がレフト、ライトに工藤選手、ミドルは森谷選手と横田選手、セッターは松井選手、リベロ福留選手という布陣。

PFUは高相、志摩選手がレフト、ライトには注目のバルデス・メリーサ選手、ミドルはジャン、綿引選手と高さを揃え、開幕セッターは山下選手、リベロは森田選手。

デンソーはアコスタ選手を試運転。PFUは鍋谷、田原選手の両名を第4セットスタートから起用。こちらもこれから色々試しそうです。

この試合、V-leagueデビューのメリーサ選手がいきなりベストスコアで20得点をマーク。この選手の存在がPFUの今後を大きく左右しそうです。



久光と日立の開幕戦はいきなり縺れる展開となり、フルセットの末日立が開幕戦白星を飾りました。

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久光は野本、井上選手がレフト、白澤選手がライトでスタメン起用。ミドルはアキンラデウォ、濱松選手、セッターは栄選手、リベロは戸江選手のラインナップ。

日立は長内、上坂、オクム選手の三枚を勢揃いさせる必勝体制。ミドルにはタップ、渡邊選手、開幕セッターは境選手を起用。リベロは齋藤選手で臨みます。

僅差で第一、第二セットを先取した日立は雑賀選手を第3セットスタートから起用。久光も第一セット途中から加藤選手を入れると、第3セットから大竹選手をスタートから起用。この起用が的中し、ブロードジャンプ中心の攻撃からセンター戦に切り替え、大竹選手は7/9、77.8%と高い決定力を見せ猛追。
第4セットの接戦を久光が制しフルセットへ。
最後は15点を越える接戦となるも日立が踏ん張り開幕戦勝利。

特にオクム選手が30/64で46.2%のハイアベレージ。
これでミドルの打数が増えてくるともう少し楽に勝てそうです。

久光は追撃及ばず敗れましたが、今日は長岡望悠、石井優希選手がベンチ外で若手中心に切り替えようとする意図は見えました。が、力をいれているブロック13でも勝てないとなると、やはりサーブで崩してブレイクを取るところに力を入れるべきかもしれません。


こちらもいきなりフルセットとなった岡山と埼玉上尾。

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岡山は古川あおいアン選手がベンチ外。
レフト金田選手と吉岡選手、ライトは移籍のサウスポー・佐藤選手。
ミドルはベテラン川島選手と及川選手。セッター宮下選手とリベロは楢崎選手。

埼玉上尾は吉野選手が開幕間に合わず、レフトは内瀬戸、佐藤選手、ライトはロレンネ選手がまだ様子見で山口選手を抜擢。ミドルはサンティアゴ、青柳選手、セッターは山崎選手、リベロ山岸選手の布陣。

第一セットからいきなり縺れ、第三セットまで双方譲らず岡山の2-1で王手が懸かります。
この試合、大暴れしたのは昨年以来評価がうなぎ登りの佐藤優花選手。持ち前の打力を活かし、38/70で決定率は実に54.3%。チャレンジリーグ伝説のエースは今年も元気一杯。
最後は追いすがる岡山を振り切り開幕戦白星スタートです。

埼玉上尾は今日ベンチ外ながら岩崎選手も復帰していて、これから更に厚みを増しそうで楽しみです。

岡山は付選手もベンチ外で今後どういうオーダーが組まれていくか、こちらも注目です。


早くも二連戦となる東レと姫路。
今日も東レがストレート勝利し、開幕二連勝を飾っています。

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東レは昨日のオーダーからセッターを関選手に、ライトを野呂選手に変更。

姫路は負傷の荒谷選手に代わり、大元選手をミドルで臨みます。

第一セットはミスの差で優位に立った東レが先制すると流れに乗れない姫路を圧倒。ルーキー西川選手を二枚換えで、樫村選手をリリーフサーバーで起用します。

姫路はプラク選手と田中選手の決定力を活かすためにプラク選手をレフトに起用していますが、その分、プラク選手の対角レフトの決定力が課題となります。今日は孫田選手、途中から脇田選手ですが、サーブレシーブの兼ね合いもあるので、ここは考えどころ。

また、日本でのキャリアの長いクラン選手が一日の長を披露しています。
クラン大明神は今年も健在です。


尚、2021/22シーズンの日本人ベストスコア第一号は古谷ちなみ画伯でした。

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今日の試合では今年の全日本に行った若手選手が軒並み欠場。石川真佑選手が元気な姿を見せる他、林、籾井選手も欠場し、いささか寂しい開幕となりました。

しばらく黒後選手も欠場しそうですが、古賀選手が元気な姿を見せて一安心です。

これから11月ぐらいまでにオーダーがかなり変わりそうなので、どのチームが飛び出すか、注目です。