プロ野球にはしばらく、"分類不明"と呼ばれる球種があった時期がある。

ストレートなのにナチュラルに変化する球などがそれにあたる。

当時はこれらを"くせ球"とか"ナチュラルカーブ"とかと呼んでいた。

今では珍しくもないスプリットも、過去は魔球だった。

所謂、"ストレートの速さで落ちる球"だ。

現在はストレートの速さでシュート気味の沈む球のことを"ワンシーム"、真横に右変化するシュート気味の球を"ツーシーム"と呼ぶ。

中には変化自体はカーブと同じだが、人差し指を曲げることにより抜きやすくなるナックルカーブなど、球種がより細かく細分化している。


昨日、手も足も出なかった巨人のピレイラ選手をヤクルトの代打の切り札・川端慎吾選手が攻略。32イニング無失点という快記録をストップさせた。

勝負事は日進月歩、昨日鉄板でも明日は分からない。

だから面白い。



昨年でいうと、JTvs東レ。

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東レの年内全勝をストップさせたのはJT。
そう、天皇杯・皇后杯の決勝戦。

その後、東レがファイナルラウンドでリベンジ。そして、V-leagueファイナルでJTが勝ち、東レの全勝優勝を阻止した。

結果からだとぬけぬけで、勝ち負けを交互に繰り返しているのだが、要所でJTが東レの進撃を阻止した。

本音を言えば、あそこまで勝ち進んだのだから、昨年は東レの全勝優勝を期待した。

が、ともに優勝が懸かった場面で美味しいところをJTに持っていかれたのだから、東レとしてはたまらない。

では、今年は? というと、昨年までとは同じにならないと思う。

東京オリンピックを終え、勢力図が大分変わる予感がある。

特に大型補強で戦力アップのPFUはその期待が大きい。まだいきなり優勝とまでは難しいかもしれないが、上位進出の期待が膨らむ。

低迷している久光や壁に当たっている日立、もう少し時間が掛かりそうなトヨタ車体など、成績が伸び悩んでいるチームがある中で、今年はあっと驚く序列崩れがあるのかもしれない。


そんな中、こんな話題があった。



元埼玉上尾メディックスの吉村志穂さんが女子クラブチーム・TRAIL ASTRAIARS(トレイルアストライアーズ)を創部。監督として活動されるとのこと。

先日のライオンのグータッチ!ではありませんが、元バレーボール選手による選手指導が活発化する今、新しい風を吹かせられますよう、期待しています。