たまに思う
物の価値は人間が勝手につける
例えばユニフォーム
デザインもそうだが、誰が着ていたかで
その価値は数倍にも跳ね上がる。
ただの布なのに。
例えば、戦国武将の甲冑や古文書
東京の名高い博物館には
厳重な警備や撮影禁止など
おごおごしく飾られている
ところが、チェックが甘い地方の博物館には
写真に良く出てくるような宝物の数々が
無造作に置かれていたりする。
こんなものなのだ。
たまに繁盛店の食べ物を食する機会がある
それこそ、行列の出来るラーメン店のラーメンなど
だが、実際に食べてみると、ラーメンはラーメンでしかない。
実際はこんなものなのだ。
レプリカユニフォームを身にまとったところで
その選手になれる訳ではない。
全ては憧れやあやかりたい気持ちから
もしくは、それほど評判なら
一度手にしてみたい、食べてみたい
そんな気持ちから。
これを道楽ともいう。
ただ、道楽も行きすぎるとただの迷惑行為でしかない。
こんな一件があった。
これからは一度凝り固まった考えを全てリセットして、一から出直しになる。
ましてや東京オリンピックの延期により、次のパリオリンピックまで三年しかない。
大方、次の監督人事が先と考えているのだろうが、時間は無駄に出来ない。それこそまさに、協会が主導となってカリキュラムを組み、総力を挙げてバックアップする体制を整えないといけない。
どのみち、国内は過去最悪のコロナ禍とあって、活動に何かと制約が掛かるが、一ヶ月あれば、監督人事から、今年の全日本選手のうち、中堅と若手選手だけ集めてスタートミーティングや短期合宿、そして今後の目標とスケジュールの確認。そして、意見交換は出来る。
日本バレーボール協会は、とりあえず男子が上手く行ってるからいいや、なとど呑気に構えないで頂きたい。
敵はバスケばかりではない。
卓球、今大会で一番目立ったスケボー、ソフトボールなど数多くの球技が台頭し、バレーボールはメダルにかすりもしない事実しか残っていない。
よほど心して掛からないと、次は日本バレーボール協会の経営破綻ということになりかねない。
もう、依怙贔屓で世界ランキング上位に居られる時代は終わったのだ。
本気で崖から這い上がる気はあるか?
協会人事も含め、全て刷新する時期なのかもしれない。
物の価値は人間が勝手につける
例えばユニフォーム
デザインもそうだが、誰が着ていたかで
その価値は数倍にも跳ね上がる。
ただの布なのに。
例えば、戦国武将の甲冑や古文書
東京の名高い博物館には
厳重な警備や撮影禁止など
おごおごしく飾られている
ところが、チェックが甘い地方の博物館には
写真に良く出てくるような宝物の数々が
無造作に置かれていたりする。
こんなものなのだ。
たまに繁盛店の食べ物を食する機会がある
それこそ、行列の出来るラーメン店のラーメンなど
だが、実際に食べてみると、ラーメンはラーメンでしかない。
実際はこんなものなのだ。
レプリカユニフォームを身にまとったところで
その選手になれる訳ではない。
全ては憧れやあやかりたい気持ちから
もしくは、それほど評判なら
一度手にしてみたい、食べてみたい
そんな気持ちから。
これを道楽ともいう。
ただ、道楽も行きすぎるとただの迷惑行為でしかない。
こんな一件があった。
この外国人の方は少しおどけてみただけに過ぎない。それを金を払えという撮り鉄と呼ばれる鉄道オタクがいる。
さすがにこれは酷いと思った。
これはもはや、道楽ではない。
ただの下衆野郎だ。
鉄道は誰のものでもない。
ましてや撮り鉄のものでもない。
気持ちはわからんではないものの
下衆ではいけない。
たまに、バレーボールの会場でも仕事で撮影している人の頭が邪魔だとか揉めているようだが、
やっていることは、この撮り鉄と全く同じだ。
試合に見に行けない時期だからこそ、少し頭を冷やして考えるべきかもしれない。
さて、こんな記事を見つけた。
竹下佳江さんによる全日本に関するインタビューだ。
結構、身に積まされる。
インタビューの中身は上記のリンクから読んで頂くとして、特に気になったフレーズは…。
まさにその通りだ。
筆者がしばらく、東京オリンピックが終わった後、今後の全日本の特集を何故組み続けたか、それは女子がこれより、かつてない危機的状況に立たされているからに他ならない。
だから、竹下さんの意見には深く賛同する。
さらに
眞鍋さんはトップだけでなくいろいろなカテゴリーの試合に足を運んで、それでも足りないと自分の人脈をたどって『いい選手はいませんか?』と大勢の方に協力を求め、情報を集めた。本気で勝つためには、トップチームの選手や監督だけでなく、バレー界全体、協会が先頭に立って『メダルを獲るチームをつくる』と進んでいかないと、この先はない。いま動かないと、取り残されますよ
上記の文は眞鍋政義さんが江畑幸子さんを発掘した当時のことを踏まえて意見を述べている。
さらにこのインタビューの最後に綴られていたことこそ、筆者が最も気にしていることだ。
全日本女子の東京オリンピックが終わって、後任の話はおろか、今年の活動の検証も、今後の活動についても、全くアクションがない。
それも、男子は次なるステップとしてアジア選手権に向けて準備が進められているのにも関わらず、女子は活動を解散して、ネクストの話が全く出てこない。
個人的な感想を率直に綴ると
良いの? このままで?
今のうちに手を打たないと
男子と女子の差はどんどん広がる一方だよ。
呑気に構えていて、良いのだろうか?
竹下さんは物事を達観しており、以前も、アンダーカテゴリーからステップアップする仕組みを作らないと、アンダーカテゴリーはアンダーカテゴリーだけの話になり、ひいては全日本のステップアップにならない、という趣のことを話されていた。
さすがにこれは酷いと思った。
これはもはや、道楽ではない。
ただの下衆野郎だ。
鉄道は誰のものでもない。
ましてや撮り鉄のものでもない。
気持ちはわからんではないものの
下衆ではいけない。
たまに、バレーボールの会場でも仕事で撮影している人の頭が邪魔だとか揉めているようだが、
やっていることは、この撮り鉄と全く同じだ。
試合に見に行けない時期だからこそ、少し頭を冷やして考えるべきかもしれない。
さて、こんな記事を見つけた。
竹下佳江さんによる全日本に関するインタビューだ。
“あの時”を知る竹下佳江が緊急提言「いま動かないと、取り残される」バレー界が持つべき危機感とは?(田中夕子)#バレーボール #volleyball #竹下佳江 #Tokyo2020 #オリンピック https://t.co/dneKjOh9WT
— Number編集部 (@numberweb) August 19, 2021
結構、身に積まされる。
インタビューの中身は上記のリンクから読んで頂くとして、特に気になったフレーズは…。
「男子は希望が見えて面白かったけれど、女子は厳しかったですね」
この言葉を、竹下自身は重く受け止めている。
ありがたいことに、私が現役の頃は国際大会も日本開催が多かったので、そのたびメディアがついてくれた。メグカナ(栗原恵、大山加奈)人気もあり、取り上げてもらう機会もありました。
でもこれからは、日本でバレーボールの国際大会が開催されるかもわからない状況。それで今回の結果です。すごく厳しい状況に立たされていることを、選手は理解できているか。協会も本気でどうにかしないといけないと考えているか。このままじゃ、サッカーやバスケと距離は開くばかり。今こそ、本気の“改革”をしなければならない時だと思うんです
まさにその通りだ。
筆者がしばらく、東京オリンピックが終わった後、今後の全日本の特集を何故組み続けたか、それは女子がこれより、かつてない危機的状況に立たされているからに他ならない。
だから、竹下さんの意見には深く賛同する。
さらに
眞鍋さんはトップだけでなくいろいろなカテゴリーの試合に足を運んで、それでも足りないと自分の人脈をたどって『いい選手はいませんか?』と大勢の方に協力を求め、情報を集めた。本気で勝つためには、トップチームの選手や監督だけでなく、バレー界全体、協会が先頭に立って『メダルを獲るチームをつくる』と進んでいかないと、この先はない。いま動かないと、取り残されますよ
上記の文は眞鍋政義さんが江畑幸子さんを発掘した当時のことを踏まえて意見を述べている。
さらにこのインタビューの最後に綴られていたことこそ、筆者が最も気にしていることだ。
東京五輪が閉幕し、1週間以上が過ぎたが、いまだバレーボール競技を総括する場は設けられていない。
「無事、大会が終わってよかった」「結果は残念だった」で終わらせるのではなく、次なる希望を見出すために、しっかり検証する。そのうえで、日本がこれから世界で勝つために、見る人に希望を与える日本代表のバレーボールを見せるために、誰が率い、どんな組織をつくるのか。そこを明確にしなくてはならない。
過去ではなく今、そして未来のために本気の改革が求められている。
全日本女子の東京オリンピックが終わって、後任の話はおろか、今年の活動の検証も、今後の活動についても、全くアクションがない。
それも、男子は次なるステップとしてアジア選手権に向けて準備が進められているのにも関わらず、女子は活動を解散して、ネクストの話が全く出てこない。
個人的な感想を率直に綴ると
良いの? このままで?
今のうちに手を打たないと
男子と女子の差はどんどん広がる一方だよ。
呑気に構えていて、良いのだろうか?
竹下さんは物事を達観しており、以前も、アンダーカテゴリーからステップアップする仕組みを作らないと、アンダーカテゴリーはアンダーカテゴリーだけの話になり、ひいては全日本のステップアップにならない、という趣のことを話されていた。
これからは一度凝り固まった考えを全てリセットして、一から出直しになる。
ましてや東京オリンピックの延期により、次のパリオリンピックまで三年しかない。
大方、次の監督人事が先と考えているのだろうが、時間は無駄に出来ない。それこそまさに、協会が主導となってカリキュラムを組み、総力を挙げてバックアップする体制を整えないといけない。
どのみち、国内は過去最悪のコロナ禍とあって、活動に何かと制約が掛かるが、一ヶ月あれば、監督人事から、今年の全日本選手のうち、中堅と若手選手だけ集めてスタートミーティングや短期合宿、そして今後の目標とスケジュールの確認。そして、意見交換は出来る。
日本バレーボール協会は、とりあえず男子が上手く行ってるからいいや、なとど呑気に構えないで頂きたい。
敵はバスケばかりではない。
卓球、今大会で一番目立ったスケボー、ソフトボールなど数多くの球技が台頭し、バレーボールはメダルにかすりもしない事実しか残っていない。
よほど心して掛からないと、次は日本バレーボール協会の経営破綻ということになりかねない。
もう、依怙贔屓で世界ランキング上位に居られる時代は終わったのだ。
本気で崖から這い上がる気はあるか?
協会人事も含め、全て刷新する時期なのかもしれない。