見れば見るほど、酷いこととなった。

あの狂気の春高と同じ状況が世界に向けて晒されている。

都合四回目の緊急事態宣言にある東京都を舞台に繰り広げられる東京オリンピック。

東京都の今日一日あたりの新型コロナウイルス感染者は実に1979人。

この数は史上最悪といわれた今年の年末年始に匹敵する数で、このままだと2000人超は確実で、3000人超えか懸念される。

こんな状況だから、世間はなおのこと、東京オリンピックの即時中止を強く要望する。

が、そんなことはお構い無しでオリンピックのスケジュールは消化されていく。

今の日本は狂っている。
それも、自分の国のことも自分たちで決められない。

とても惨めな国の実態が浮き彫りになった。


新型コロナウイルスの感染者で、100人を超える都道府県は以下の通り

東京都        1979人
神奈川県      631人
埼玉県          510人
大阪府          461人
千葉県          343人
沖縄県          153人
兵庫県          149人
愛知県          146人
北海道          140人
福岡県          139
この異常な感染者数の増え方は明らかに東京オリンピックの開催による外国人選手、関係者の来日によることは明白。
こうなることは日本人の誰もが分かっていながら阻止出来なかった。
これは人災であり、だから異常なのだ。
隣の国からミサイルが飛んでくるかもしれないという時ですら、仕事や学校などの日常生活が続いている狂人の国だ。

とんでもない話だ。


ただ、今年の正月当時と違うのは突貫工事的にコロナワクチンの接種が始まっていること。

それも東京オリンピックを無理やり強行するために。


一体、この国はどこに向かって何を目指しているのだろうか?

それすらわからない狂人と、偽りの平和の国
悲しいことだが、それが今の日本なのだ。


こんな状況の中、オリンピックのスケジュールは消化されていく。

今日もソフトボールが勝ち、話題になっているが、前述の理由により、手放しでは喜べない。

既に東京オリンピックの選手・関係者から87名の感染が伝えられている。

連日トラブル続きで、このまま行くと東京オリンピックは史上最悪のオリンピックとなりそうだ。


それでも大会が始まってしまった以上、ベストを尽くさなくてはならないのがアスリートの性。

まだ、直接的な接触の少ないバレーボールでの感染がないことを心から願いますが、春高男子の東山高校の例もあります。

今はただ、無事を祈るのみ。
関係者は全力でチーム、選手を守って欲しいです。



こうした中、人事も同時進行で進んでいく。

男子の西田有志選手は来季よりイタリア一部リーグのビーボバレンティアでプレイします。


つまり、石川裕希選手のいるミラノと同じリーグで凌ぎを削ることとなります。

更に一回り大きくなって戻ってきて欲しいです
その前に東京オリンピックでの活躍に期待しています。


あと3日後に開幕する女子バレーボール。

今日は東京オリンピックの活躍が期待されるこの選手をご紹介します。

山田二千華選手。

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この選手はスケールが大きく、期待の選手です。

愛知県・豊橋中央高校出身のミドルブロードバンドで、石川真佑選手らとともにU-20世界選手権、アジア選手権優勝に大きく貢献し、2020年シニア代表入り。

184cmの長身ながらブロードが得意。
高さを活かしたブロックも得意で、最高到達点は日本バレーボール協会発表によると310cmとトップクラス。


現在、パリオリンピックを目指すミドルブロッカーは逸材が多く、現役最高身長の入澤まい選手、現在リハビリ中の荒木彩花選手、躍進目覚ましい濱松明日香選手、U-20世界選手権やアジア選手権でともに闘った平山詩嫣選手、来季はレギュラーとして全日本入りを狙う小川愛里奈選手ら精鋭揃いです。

こうした逸材揃いの中、山田選手はパリオリンピックを目指す主力の一角として期待されています。
代表12名という狭き門を突破した山田選手には攻撃面は勿論、日本の高き壁として活躍が見込まれます。

日本の女子バレーボールの明日を切り開くべく
跳べ、ニチカ!!