どこまで続くぬかる溝
コロナ第4波真っ只中。

新型コロナウイルスの感染者で、100人を超える都道府県は以下の通り

大阪府        1242人
東京都          843人
兵庫県          563人
愛知県          312人
神奈川県      252人
福岡県          244人
埼玉県          227人
京都府          128人
北海道          124人
奈良県          112人
千葉県          112人

変異株の感染が広がる中、大阪府の感染者数拡大を受け兵庫県が563人に到達。奈良県までもがはじめて100人を超えた。愛知県、福岡県、神奈川県、埼玉県がぶり返している。


政府は東京都や大阪府の緊急事態宣言が今週末決定とのらりくらり。

この方のツイートが今の日本の気持ちを代弁しているかのようです。




相変わらず対応が遅い政府。

そんな中、懸念されていたことが起こった。
大阪府の緊急事態宣言要請により、黒鷲旗大会が二年連続で中止されることとなった。


大阪府はスポーツイベントの中止、自粛を要請しているのでやむを得ない。

ただ、こうなると今週末開幕の関西春季大学リーグが危うい。

次に怪しいのが緊急事態宣言に突入する東京都での中国親善試合。

春高の時も2400人感染という史上最悪の時ですら強行した東京都のこと。こちらは開催しそうだが、おの頃とは状況が違う。

現在、東京オリンピックが何がなんでも開催という方向から一転、中止も辞さない方向に傾いている。

世界的に懐疑的な目線を向けられているからだろう。対外的に立場が弱い今の日本を象徴するエピソードだが、それだけが理由ではない。

国民から支持のないオリンピックでは成功する筈もない。

何しろコロナのお蔭で東京オリンピックは歓迎されないスポーツ祭典となっている。それは勿論、自分たちの健康と安全が最優先だからだ。


それはともかく、これからまだまだ二転三転ありそうな予感がする。

ただ、黒鷲旗大会の中止は結果としてV-league各チームの引退・退団発表を早める結果となってしまった。





岡山シーガルズの丸山亜季選手が現役を引退。後進に道を譲る形となりました。

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今後は事務局スタッフとして営業や広報を担当してチームに残るとのこと。

丸山選手はチームの守護神として2016年に全日本メンバーとして活躍。OQTにも出場しました。

長らくチームを支えてきた選手だけにここでの引退は残念ですが、これからは側面からチームを支えて頂きたいと思います。

大変お疲れ様でした。



更にNECレッドロケッツからも…。



V-leagueでは長らく活躍してこられたネリマン・オズソイ選手、佐藤澪選手が退団。

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加えてチームスタッフとして活躍してこられた岩崎紗也加さん、奥山優奈さんが退団という運びとなりました。

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ネリマン選手はトヨタ車体で3シーズン、NECで1しと長きに渡りV-leagueで活躍しましたが、NECの今季の躍進を支えた一人だけに退団が惜しまれます。


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佐藤澪選手もトヨタ車体から移籍し守護神として活躍してきました。2015年には全日本にも選出され、ワールドカップでも活躍しました。

岩崎さんと奥山さんはスタッフから勇退ということですが、広報やサブマネージャーとして活躍してきただけにこの度の勇退は本当に惜しまれます。


岡山は楢崎、森田選手ら後進が育っていますし、NECは廣瀬、古谷、吉田選手ら楽しみな若い力が育っています。

誰かが入団すれば、その分退団する選手やスタッフも増えることとなりますが、昨年同様、黒鷲旗大会で最後を飾ることが出来ず無念の引退や退団ということが今年も増えそうです。

とにかく、今のご時世ですので先行き険しいこともあるかと思いますが、健康に留意してこれから益々のご活躍とご発展を心からお祈り申し上げます。

本当にお疲れ様でした。



また、Vリーグ機構会長を退任した嶋岡健治氏に代わり、國分裕之氏が後任として会長へ就任しました。



この方は全日空グループの中核企業であり、航空機の部品調達、航空機の輸出入、販売、リースなどを手掛ける全日空商事の副社長を務められ、Vリーグ機構の副会長を務められた方で今後嶋岡氏の後任を託されます。

企業人のノウハウを活かし、V-leagueの活性化と発展に尽力して頂きたいと思います。