2020/21シーズン終了後から継続して開幕したV-CUP。

はじめに
今日は日立の佐藤美弥選手、東レの中島未来選手、JTの榊原菜那選手のお三方がお誕生日を迎えています。

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お誕生日おめでとうございます🎉✨💍✨


三人も一緒というのは珍しいことですが、これが縁で交流を持てるといいですね😊

全員ポジションが違うというのもミソ。


今日のV-CUPは昨日ご説明しました通り、東レと日立の一戦を楽しみにしていましたが、映像障害でリアルタイムでは殆ど見られず、試合詳細は断念しました。

今は普通に見られるようなので、また後で追々見させて頂きます。

先に結論からもうしますとフルセットの末に日立が勝ってV-CUP初勝利を収めました。

おめでとうございます。



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今日の東レはオーダーを少し変えてオーソドックスなスタイルに戻し中田選手をレフト、大崎選手がミドルのポジション。小川選手を引き続きオポジットで起用しました。

たまに変わったことをして違うポジションでプレイするというのも良い刺激になりそうですし、新しい特性や長所が見えると活躍の場が増えそうです。

打数は野呂、中田、小川選手ともに同じぐらいですが、バックアタックを一番打っているのが小川選手で新味が一番出ています。

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今後どういう使われ方をするのか気になるところですが、どのみち東レはサイドが内定選手の西川選手が参加して人数ピッタリなので、しばらくはライトで起用されるケースが多いでしょう。

来年の開幕の頃にはあっと驚くオーダーになっているかもしれませんね。

日立は上坂選手と長内選手の両レフトが頑張り、二人で併せて50得点を叩きだしました。

V-CUP開幕以降、オクム選手の出番がないのが気になります。故障とかでなければ良いのですが。

今日のセッターは境紗理奈選手でした。
今の日立は今日お誕生日を迎えた佐藤美弥選手を筆頭に4人のセッターがいます。
現在は小野寺選手がメインですがそれぞれ特徴があって面白いですし、この先誰が抜け出すかも楽しみです。

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また、中村安里選手が初スタメン。9/18で50%と見事な活躍を見せました。入澤選手も10/20で揃って50%とハイアベレージを残しています。

後程じっくり見ることにします。



今日は全4試合と少なめだったのですが、JTとトヨタ車体。

こちらもフルセットとなりました。

この試合は前半と後半でガラッと流れが変わった試合で、前半はJTが優勢、第3セット途中からトヨタ車体のほうに流れが傾き、これは行けるかな、と思いましたが、最終セットに入って再び流れを引き戻したJTはさすがです。

この試合を見て、改めて感心したことはJTは誰が出ても勝てるチームを目標に仕上げていること、そして田中瑞稀選手の安定感と存在感です。

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今のJTのメンバーの中では吉原監督体制の初期から在籍する数少ないメンバーで、ここぞという時の勝負強さはさすがです。

途中、ソロカイテ、松本選手という高い壁に掴まるケースもありましたが、柴田選手はそれでも田中選手に上げ続け、キッチリ結果を出します。

このあたりが凄いところです。

またこのところライトで起用されている西川選手、レフトで使われているヒックマン選手、二枚換えやセッターの代役、リリーフサーバーと幅広くこなす橘井選手とそれぞれがそれぞれの役割をキッチリこなすチームで、セッター代わりに入る内定選手の西崎選手には難しい局面もありましたが、勝ちに結びつけるところは、チームとしてぶれないですね。

JTの強さの秘訣が少しだけ分かった気がします。


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今日新味を見せたのはソロカイテ選手。
元々オポジットですが、ブロードもこなす、ツーで打ったりすると、それまで見せていなかった部分が表に出て来ました。

今までの外国人は強打で決めるのが役割、という感じのトヨタ車体でしたが、試行錯誤の末、自分の持ち味出してもいいんだ、という感じに見受けられました。

渡邊選手が要所でクイックやブロードを決め、また第3セットスタートから出場の薮田選手が良いムードメーカーとなっています。
取り分け、ラリー中の打球の強弱の打ち分けの上手さが光りました。

今日、全セットスタメン出場の大川愛海選手や村永奈央選手をリベロで起用するなど新しい試みをしています。

惜しくも破れましたが雰囲気は悪くないので、いずれ結果はついてくると思います。周田選手、欠場中の原選手など先々楽しみな若手選手が多いので、しっかりとチームを作って行って欲しいです。


では順位です。


 
久光が岡山に競り勝ち3連勝です。
得点力が課題だった久光ですが、22/61で36.1%をマークした井上愛里沙選手を筆頭にトータルで37.9%と打力で圧倒。11ブロックが光ります。
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岡山は注目の付選手が第4セットから出場し4/7で57.1%をマーク。ただし今日はアタッカー陣が沈黙。岡山は連敗で2勝2敗となりました。


KUROBEvsPFUの北陸ダービーはこちらもフルセット。

KUROBEは内定選手のセッター・菊池杏菜選手が初スタメン。舛田、杉原選手が久々のスタメンとメンバーを揃えてきました。

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PFUはアコスタ選手が残留し、ジャラット選手がスタメン。双方1セットずつ奪いあいフルセットの末KUROBEが嬉しい初勝利を飾っています。


来週は久々に女子はV-1、V-2ともに試合がありません。本当ならまだV-2はレギュラーラウンド真っ只中だった筈ですが、昨日の試合により、優勝:群馬銀行グリーンウイングス、準優勝:ルートインホテルズブリリアントアリーズと決まりました。

両チームは来月4/3~4/4、チャレンジマッチにてトヨタ車体クインシーズとKUROBEアクアフェアリーズと対戦します。

 
V-1はV-CUPもぶっ通しで息をつく暇もなかったのでまずはゆっくり休んでコンディションを整えて次戦に備えてください。

お疲れさまでしたm(__)m




おまけ

JTがV-CUPに入ってもモチベーションを切らさない理由はもしやこれなのでは、と気付きました。

まず、天皇杯・皇后杯と2020/21シーズン優勝で同チームは二冠を達成しています。

これでもし、V-CUPと黒鷲旗大会優勝なら四冠王。
開催されるかどうかは不明ですが、サマーリーグと国体制覇なら六冠王となります。

近畿総合選手権に出場すれば当然優勝候補となりますので、全部勝てば七冠王ということとなります。

案外目指しているのは国内完全制覇、そしていずれコロナが落ち着いたらアジアクラブ選手権優勝と世界クラブ選手権出場。

それぐらいのことは考えているかもしれませんね。