すっかり遅くなった夜半、思わず空を見上げる。

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夜中とは思えない明るさ
そして、幻想的な空

白い雲の合間を抜け、月明かりが瞬く
夜なのに怖くない

もうじき、冬が近いことを予感させる。


萩原朔太郎の月に吠えるを思い出す。

朔太郎は所謂良いところのボンボン
親友となる室生犀星とは好対象

彼はマンドリンなどに勤しむ、当時の最先端を行く若者。

クロマニヨンズの真島昌利さん曰く、現代に産まれていたら間違いなくロックをやっていただろう、と言う。


そんなことを思いつつ、今日もまた、めん王に寄った。

今日は味噌ラーメンのボリュームがしんどいので醤油ラーメンとミニチャーハンにした。

味が好きなのも理由だが、小綺麗ではなくともいつもそこそこ混み合っていて、元気な若者から仕事帰りまでが集う、それはまさに昭和の原風景。



さて…。

最近、V-leagueの各チーム、各選手が"Vリーグはバレーだよ"のハッシュタグをつけているのは大変良いことだと思う。
非常に分かりやすい。




バレーボールの認知度向上はまずはここからだと思う。


以前、高松卓矢選手がVリーグの認知度の低さを嘆いていたことがあったが、あれが現実だと思う。

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V-leagueの闘いは、まず世間との闘いでもあり、如何にして認知度を高め、市民権を獲得するかである。

これは何も、バレーボールに限った話ではない。
全てのスポーツ、カテゴリーにおいても同様なのだ。


まず、今の日本はメディアが溢れ帰り、個人個人の興味の方向がバラバラである。

また、普段はテレビなど見もしない割には日本代表の試合の時だけはやたら盛り上がる不思議な特性がある。

これを利用しない手はない。

だから、日本代表、特に全日本の活躍が重要となる。


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男子は素直に東京オリンピックへの機運が高まっている追い風を上手く利用し、流れに乗れば良い。

男子は西田選手というスーパーエースがVリーグにいるし、全日本選手も多数いる。

ここを上手くプッシュしたい。



では、女子の場合はどうか?

素直にジュニア世界一になった選手たちをプッシュすればいい。

この世代が次のバレーボールの未来を背負うからだ。

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これまで再三、ジュニア世界一になったことや、世界ジュニアの主力メンバーが集まったアジア選手権で優勝したことがあまり大きく報じられず、バレーボール協会とマスコミとの関係性が芳しくないことも報じられている。

勘違いして貰っては困るのが、今の時代、宣伝が物を言う。それも、タイムリーな話題を迅速にプッシュすることこそが、その早道。

ジュニア世界一のメンバーがV-leagueで活躍しているのなら、協会はその後押しをしなければならない。


実在問題として、全日本女子は世代交代が進まず、上がつかえていて結果も出ていない。

この悪循環を今変えないと東京オリンピック以降が手遅れになる。


勿論、実績を残した選手は別である。


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女子の逆襲にも期待したい。

女の本気を見せて欲しい。