選手は試合に出たいのだ。

試合後、いいトスを上げられなくて申し訳なかったと語る宮下遥選手の表情はどこか嬉しそうに見えた。

結果はストレート、完敗である。

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ミドルも使えていなかったし、パイプも少ない。
何しろ二年間もスタメンがなかったのだから無理もないが、コートがバタバタしていたのも事実。
 
ただ、以前ならばチームメイトへの気遣いのコメントなど聞かれなかった。

成長したのだ。


この敗戦は三重の痛みがある。

韓国に負けて決勝ラウンド進出を逃したこと。
宮下選手は現体制の全日本になってから一度も勝てていないこと。
もはや決勝ラウンド進出の可能性のない韓国に完全アウェイで敗れて、文字通り死に馬に蹴られたこと。

何より驚いたのは、この土壇場で宮下選手をスタメンで起用してきたことだ。

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正直、もはや何も期待していなかった。
ポーランド戦でも終盤の土壇場でセッターを変えたが、それでもかなりの譲歩と思った。

ただ、この敗戦で今後宮下選手を使うかどうかというと、正直(?)がつく。
現時点のコンビネーションではずっと使われてきた佐藤選手の方が慣れていて、実戦の勘を戻すには相応の時間が掛かるだろう。

果たして中田監督がそこまでチャンスをくれるかどうか?
果たして、未来はあるか?
それは、宮下選手のこれからの頑張り次第。