どうも今のバレー界はひっきりなしにスケジュールを矢継ぎ早に注ぎ込んで、話題を切らさない方針らしい。
正直、それもいいのだが話題が増えれば増えるほど、小さな話題は揉み消され、大きな話題のみが取り上げられることになる。
これでは情報が増えても非効率だ。
だから、本当は日本バレーボール協会が統一して情報を管理しないといけない。
宣伝塔が複数あると情報が上手く拡散しない。
もし、管理が出来ないのであれば、統一媒体を作るべきだ。
そうすれば、googleやyahooなどのニュースソースへの情報拡散経路もクッキリするし、優先順位もある程度つけられる。
そこから先は各ニュースソースに任せればいい。
さて通常なら6月は比較的地味目の時期だがそうもいかない。
まだ6月だというのに、もう来季のV-leagueの日程が組まれている。
・プレミアカンファレンス
1 久光製薬スプリングス(V1/1位)
2 デンソーエアリービーズ(V1/5位)
3 NECレッドロケッツ(V1/6位)
4 日立リヴァーレ(V1/8位)
5 岡山シーガルズ(V1/9位)
6 ヴィクトリーナ姫路(V2/1位)
・スターカンファレンス
1 東レアローズ(V1/2位)
2 JTマーヴェラス(V1/3位)
3 トヨタ車体クインシーズ(V1/4位)
4 埼玉上尾メディックス(V1/7位)
5 KUROBEアクアフェアリーズ(V1/10位)
6 PFUブルーキャッツ(V1/11位)
かねてからの提唱通り、V-1は公式戦と交流戦の数が同じであるが故のいびつさはなくなり、レギュラーラウンド3回総当たり戦+交流戦一回の4回戦。
で、細かいところに目を通してみると…。
まず、 開幕戦。
昨年は東京の開幕戦は体育館の小ささもあって盛況に移ったが、秋田で行われた日立のホームゲームはガラガラ。
今年はどうか?
プレミアカンファレンス。
今年も東北・秋田県での開幕は日立リヴァーレ。
姫路を迎え撃つが、気になるのは昨年が応援団以外ガラガラだったこと。
二年目を迎え、どの程度お客さんの誘致が出来ているか?
殆ど広報活動を行わないチームなので、まずそこが心配。
地元西尾市はデンソーエアリービーズ。
こちらで久光を迎え撃つ。
NECと岡山も同会場で開催。
地元なのでお客さんは入りそう。
続いてスターカンファレンス。
昨年準優勝の東レは地元・ウカルちゃんアリーナにて埼玉上尾メディックスを迎え撃つ。ワンマッチ興行だが、地元なので心配は要らないだろう。
PFUの地元いしかわ総合スポーツセンターにて、PFUはKUROBEとの開幕戦。また、トヨタ車体とJTの試合が花を添える。
こちらも地元なのでそれなりの集客が期待される。
となると、不安は日立のホーム・秋田県立体育館だけ。
一応ホームだが、日立の地元は茨城県。
そうでなくても殆ど集客活動をしていない日立。
頼みの綱は日立のネームバリューだけ。
どこまでもわが道を行く、最も実業団の匂いを残すチーム。チーム体制がしっかりしているので勿体ない。広報活動にもう少し力をいれたほうがいいのだが…。
ちなみに来季は、一ヶ月間で総当たり戦を回さなくてはならないので、昨年と違って毎週二試合がほぼ組まれているハードスケジュール。
選手の体調管理・コンディション調整が難しくなる。選手層の厚いチームはこまめにメンバーを入れ替えて、適度な休養を取らせる必要がありそう。
国内はまだ、ストーブリーグの動きが顕著だが、天皇杯・皇后杯の都道府県ラウンドが今週末より少しずつ活発化する。
4月27日(土)・28日(日)
香川:善通寺市民体育館
優勝:高松南高校
高知:高知大学朝倉キャンパス
優勝:高知中央高校
6月9日(日)
熊本:
nakagawaふれ愛アリーナ
優勝:熊本信愛女学院高校
6月16日(日)
滋賀:
ウカルちゃんアリーナ
優勝:KOOL
鳥取:
青谷町トレーニングセンター・青谷町体育館
優勝:米子北斗高校
6月23日(日)
岐阜:
せきしんふれ愛アリーナ
6月29日(土)・30日(日)
徳島:
健祥会パートナー
福岡:
福岡市総合体育館 他
沖縄:
宜野座村体育館
山梨:
緑が丘スポーツ公園体育館
6月30日(日)
静岡:
静岡市内高等学校(予定)
和歌山:
和歌山県立体育館
7月6日(土)
大阪:
岸和田市総合体育館
7月6日(土)・7日(日)
鹿児島:
日置市伊集院町総合体育館
青森:
カクヒログループスタジアム/青森工業高等学校
大分
佐伯市総合体育館
宮崎:
綾てるはーム
7月7日(日)
栃木:
アリーナたぬま
千葉:
千葉県立柏井高等学校
神奈川:
小田原アリーナ
長野:
岡谷市民総合体育館
富山:
氷見ふれあいスポーツセンター
石川:
額谷ふれあい体育館
福井:
県立大野高等学校体育館
三重:
津市産業・スポーツセンター サオリーナ
長崎:九州文化学園高等学校体育館
7月13日(土)
山口:山口県立徳山商工高等学校
7月13日(土)・14日(日)
北海道:
北海道科学大学
山形:
酒田市営八幡体育館
福島:
郡山西部体育館
広島:
広島県立総合体育館小アリーナ
佐賀:
佐賀県立唐津南高等学校体育館/唐津西高等学校体育館
7月14日(日)
茨城:
日立市市民運動公園 池の川さくらアリーナ
群馬:
ALSOKぐんま総合スポーツセンター
7月15日(月・祝)
埼玉:
所沢市民体育館
奈良:
ならでんアリーナ(奈良市中央体育館)
岡山:ジップアリーナ岡山
7月20日(土)・21日(日)
岩手:盛岡市渋民運動公園総合体育館
秋田:
雄物川体育館
愛媛:
北条スポーツセンター
7月21日(日)
宮城:
多賀城市総合体育館
新潟:
長岡市みしま体育館
京都:
佛教大学体育館
兵庫:
兵庫大学付属須磨ノ浦高等学校
島根:
鹿島総合体育館
愛知:名古屋市体育館
8月3日(土)・4日(日)
東京:
東京電機大学中学校・高等学校
本日6月9日の熊本以降、一週一大会のペースで少しずつはじまり、東西インカレや東西サマーリーグの時期から7/7日の七夕週から一斉に全国で活発化し、殿は8月3・4日の東京都。
その間、サマーリーグもある。
国外ではネーションズリーグや第30回ユニバーシアード、U-20世界選手権大会が実施される。
これから東京オリンピックまでの二年足らず
ざわざわすることが多いような気がする。
そろそろ東西インカレのことも意識しなければならない。
今年は北海道学連創設70周年を記念し、北海道開催となる。
・東日本バレーボール大学選手権大会
(東日本インカレ)
・開催要項
1.開催期間
2019年6月25日(火)~6月30日(日)
2.会 場
6月25日(火)
北海きたえーる(代表者会議、レフリークリニック、開会式)
26日(水)
北海きたえーる、北ガスアリーナ札幌 46、札幌市美香保体育館
札幌市白石区体育館 札幌市東区体育館
27日(木)
北海きたえーる、北ガスアリーナ札幌 46、札幌市美香保体育館、札幌市白石区体育館、札幌市東区体育館
28日(金)
北海きたえーる、北ガスアリーナ札幌 46
29日(土)
北海きたえーる
30日(日)
北海きたえーる
・参加資格
1)2019年度一般財団法人全日本大学バレーボール連盟加盟校で主催学連に所属して
いること。
2)2019年度公益財団法人日本バレーボール協会加盟チーム登録規定により『大学』
として加盟登録し、その構成員(登録者)であること。(JVA個人登録【MRS】の登
録者であり、当該大学に在籍していること)
・競技方法
1)グループ戦は3セットマッチ、トーナメント戦より全試合5セットマッチとし、3位決定戦を行う。
2)抽選より1組4チームのグループに分け、グループ戦を行い1勝した3チームを決勝 トーナメント戦に出場させる。1組3チームにグループ分けされた場合はリーグ戦を行い上位2チームを決勝トーナメントに出場させる。また、シードチームがグループ戦において1敗し、トーナメント戦に出場した場合はそのシード権を失う。
3)トーナメント抽選会は行わず、全日本インカレB方式にて実施する
・競技日程
第1日
6月25日(火) 代表者会議、レフリークリニック、開会式
第2日
6月26日(水) グループ戦
第3日
6月27日(木) トーナメント戦 1回戦、2回戦
第4日
6月28日(金) トーナメント戦 3回戦、準々決勝
第5日
6月29日(土) トーナメント戦 準決勝
第6日
6月30日(日) 3位決定戦・決勝・表彰式・閉会式
※6日目、3位決定戦は2面で試合を行い、その後特設コートに張り替え決勝戦を行う。
※男女共16チームをシードチームとする。第1~8シードについては前年度の結果より所属学連にシード枠が与えられる。第9~16シードについては各学連2枠ずつ与えられる(シードチームもグループ戦より参加)
※シードチームがグループ戦で1敗した場合、シード権がその時点でなくなる (但し、3チームリーグの場合はその限りではない。競技上の確認事項参照)
・出場チーム
・西日本バレーボール大学選手権大会
(西日本インカレ)
・開催要項
・期間
2019年6月27日(木)~ 6月30日(日)
・会場
広島県立総合体育館
・日程
6月27日(木) 予選グループ戦、決勝トーナメント戦抽選会 (3セットマッチ)
6月28日(金) 決勝トーナメント戦(1・2回戦) (3セットマッチ)
6月29日(土) 決勝トーナメント戦(3回戦・準々決勝戦) (5セットマッチ)
6月30日(日) 決勝トーナメント戦(準決勝・決勝戦)、閉会式 (5セットマッチ)
・規則
2019年度公益財団法人日本バレーボール協会6人制競技規則による。
競技違反については「一般財団法人全日本大学バレーボール連盟競技違反行為等に関する規定」、 「一般財団法人全日本大学バレーボール連盟競技違反等に対する連盟規律委員会内規」に従う。
・予選グループ戦
4チーム中3チーム勝ち上がり方式の3セットマッチ制で行う。
・決勝トーナメント
1・2回戦(第2日)は3セットマッチ制、3回戦以降(第3日以降)は5セットマッチ制とする。 尚、3位決定戦は行わない。
決勝トーナメント戦の抽選は予選グループ戦終了後(6月27日18時開始予定)に行う。
シードについては前年度の結果により所属学連にシード枠が与えられ、第1~第16シードチームまたは、
シード候補チームを設ける。
この週末にはサマーリーグ西武大会もあり、天皇杯・皇后杯の都道府県ラウンドも徳島県、福岡県、沖縄県、山梨県、静岡県、和歌山県と一斉に行われるため、バレーボールファンにとっては大変多忙な週末となる。
ネーションズリーグもこの週は谷間週となるため、国内に釘付けとなりそうだ。
コメント
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さて、来シーズンの日程、タイトですね。年末までびっしりですから、体調管理がひとつのカギでだと思います。選手の皆さん、練習も大事ですが、しっかり食べて、しっかり睡眠をとってください。
デンソーですが、西尾で2日なのに、郡山で4日(10、11月下旬)のホームゲーム。嬉しいです。だた、JT戦があれば、完璧でしたかね。
私は、郡山の他に、NEC対JT戦を生観戦したいと考えています。
デンソーはホーム連戦なんですね。移動は大変ですがファンは黄金週間といいったところでしょうか。
何しろ来季はタイトなので、間隔的にはおととしの毎週試合の感覚に逆戻りですね。選手は大変ですが、コンディションに気をくばり頑張ってもらいたいです。
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