少し前に日立から帰ってきました。
レギュラーラウンドの観戦は今日で最後。
久光vs日立の観戦記は後程ご説明するとして…。
まだ結果しか分かりませんが、凄い死闘の数々だったようなので、後々拝見させて頂きますが…。
まず、順位です。
■V-1 league順位
東はNECが岡山にフルセットの末敗れるも勝ち点1を確保し埼玉上尾との勝ち点差を4に広げました。デンソーはJTに食い下がられフルセットに持ち込まれながら勝利。日立が8連敗で8勝12敗・勝ち点21でレギュラーラウンド終了。
・Western conference 西
1位.久光製薬スプリングス
18勝2敗 勝ち点52(首位通過・全日程終了)
2位.JTマーヴェラス
13勝6敗 勝ち点42(-)
3位.トヨタ車体クインシーズ
12勝7敗 勝ち点36(-)
4位.東レアローズ
12勝7敗 勝ち点35(-)
---ファイナル8進出決定---
5位.岡山シーガルズ
10勝9敗 勝ち点30(-)
西は久光が3-1で日立を下しレギュラーラウンド全日程終了。18勝2敗・勝ち点52で首位通過。JTはデンソーに敗れ最終週のPFU戦を残すのみ。東レアローズがKUROBEをストレートで下しファイナル8最後の切符を獲得。岡山はNECをフルセットの末下すも、惜しくもレギュラーラウンド敗退が決まりました。
まず、東の上位争いと西の3位争いについて。
首位のNECから3位のデンソーまで勝ち点幅が1ずつという僅差です。
明日
NECはKUROBE。
埼玉上尾は岡山。
デンソーはトヨタ車体と闘います。
まず、NECがKUROBEに勝って勝ち点3を加算した場合勝ち点35となるため、埼玉上尾が岡山に勝ってもその時点でNECの首位通過がきまります。
NECは明日でレギュラーラウンド終了なので、NECの勝ち点3加算前提で考えると、東は2位争いに移行します。
こうなってくると、勝ち点差が1しかない埼玉上尾とデンソーにとって、明日の岡山、トヨタ車体戦がかなり重要となってきます。
ただし、トヨタ車体はそう易々とデンソーに勝たせる訳には参りません。
もし、デンソー戦を落とし勝ち点を1点も加算出来なかった場合、東レに3位を明け渡す可能性があるからです。
明日
トヨタ車体はデンソー。
東レはPFU。
こちらも東レの勝ち点3加算で想定すると、東レは明日でレギュラーラウンド終了段階で勝ち点38となります。
トヨタ車体は現在勝ち点36。勝ち点同点の場合、勝率の高いチーム、もしくはセット率、得点率に委ねられることになる。そのため、最低でもフルセット勝利。敗れた時点で東レの3位が確定する。
また、先日書かせて頂いた通り、岡山が関所の番人として今度は埼玉上尾に立ちはだかります。
こうして考えると、それぞれの利害関係は、まるで「蛇、蛙、蛞蝓(なめくじ)」の関係に近いです。
聞こえは悪いですが、蛇は蛙に勝ち、蛙は蛞蝓に勝ち、蛞蝓は蛇に勝つ。なにやらこれに近い、ややこしい関係です。
一応、レギュラーラウンド全チームが出揃いましたが、最終順位を巡る闘いは明日まで縺れそうです。
続いてV-2です。
■V-2 league順位
1位.ヴィクトリーナ姫路 15勝1敗 勝ち点46(-)
2位.JAぎふリオレーナ 13勝4敗 勝ち点40(-)
3位.群馬銀行グリーンウイングス 13勝3敗 勝ち点36(-)
4位.プレステージ・インターナショナル アランマーレ 10勝7敗 勝ち点29(-)
ーーーファイナル6進出確定ーーー
5位.GSS東京サンビームズ 8勝8敗 勝ち点25(-)
6位.大野石油広島オイラーズ 8勝8敗 勝ち点23(↑)
6位.ブレス浜松 7勝9敗 勝ち点21(↓)
8位.柏エンゼルクロス 5勝11敗 勝ち点18(-)
9位.トヨタ自動車ヴァルキューレ 3勝14敗 勝ち点8(-)
10位.大阪スーペリアーズ 17敗 勝ち点0(-)
プレステージがここに来て連勝し、ファイナル6進出の切符を勝ち取りました。
残るは2枠。
今日大阪に勝って8勝8敗の五分とした大野石油。
明日は姫路。最終戦のトヨタ自動車戦にファイナル6進出を懸けます。
当落線上の浜松は、明日GSSと対戦。
そのGSSも最終戦がJAぎふだけに明日は落とせないところ。
ホームでJAぎふに敗れ後がなくなった柏。
現時点で6位以上がなくなり黄信号。明日の群馬銀行戦に明暗が分かれます。
明日、柏が敗れた場合、最終戦の大阪戦に勝っても勝率で浜松を下回るため、その時点で柏のレギュラーラウンド敗退が決まります。
最後に…。
今日の久光vs日立について。
細かな観戦記は後日、魅惑のフォトブックでご紹介するとして…。
日立はヘイルマン選手が登録を外れました。
松葉杖をついていたので、今季は絶望かもしれません。
久光はアキンラデウォ選手抜き。
引き続き井上選手がスタメン出場。
途中からは若手選手の慣らしの場として使われていました。
控えとは言っても久光はリーグ随一の選手層を誇ります。が、ヘイルマン選手以外のフルメンバーである日立がこれで負けてしまっては成す術なし。
かなり厳しい現状です。
優勢に攻めていてもサーブであっさり逆転されたりと元気がありませんでした。
声を出していても、劣勢になると静かになってしまい、もうひとつ覇気がありません。フェイントを落とされると脆いところが、今季の課題のようです。
サイドアタッカーが二段トス、もしくはゆっくりした時のトスでドシャットを食らうケースが今季は多いです。ブロックアウトで対応したいところ。
そんな中、今日は窪田選手が元気。
アタック11得点ながら決定率50%。
フェイントが効果的でした。
堀井選手も打数は少ないものの
ここぞというときにキッチリ決め、決定率54.5%。
久々のスタメンで頑張りました。
久光は首位通過も決め、半ば勝ち負け度外視しているように、普段控えの選手を続々と起用しました。
まるで普段の努力に報いる感じがして良いですね。酒井監督になって、こういうところが変わりました。新鍋選手と岩坂選手が揃ってアップゾーンから声援を送る姿が新鮮でした。
井上選手が今日もベストスコア。
今村選手もアタック18得点。
中川選手もアタック11得点、決定率50%と活躍。
優勝争いの切り札になりそうです。
両チームともにレギュラーラウンドは今日で終了ですが、久光はより磐石に、日立は巻き返しを図り、頑張って貰いたいです。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。