5分間で読み終わる、頑張るV-leagueの選手たちのショートストーリー。

第11回の今回は、久光製薬スプリングスの井上愛里沙選手です。


ルーキーだが、もはやルーキーとは言えない。
大学生の頃からすでに全日本。

昨年、2017/18シーズンのファイナル6、NECレッドロケッツ戦にて内定選手ながら先発出場。22得点をあげる鮮烈なデビューを飾り、バレーボールファンなら誰もがよく知るその選手は
井上愛里沙選手。

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就実中時代から頭角を表し、西舞鶴高校時代には唯一の高校生として世界ジュニア選手権で銀メダル獲得に貢献。筑波大学のエースとしても活躍し、ユニバーシアードでは銅メダルと銀メダル獲得に貢献。
昨年も全日本に招集され、ネーションズリーグにも出場。出番こそ少なかったが、全日本の次期エース候補として長い間、呼び声の高かった井上選手。

2015年、若手の登竜門、モントルー・バレーマスターズで今村優香選手とともに、大学生ながら合格点を出し、以後全日本の有力選手として定着。

中田監督新体制になってからも、次期エースとして期待を掛けられている。

先に久光製薬スプリングスに入団した今村選手とチームメイトとして再会。ともに久光の次期エース候補として切磋琢磨している。

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今季がルーキーイヤーだが、まだ出番こそ少ないものの、年明けとなる岡山シーガルズ戦では23得点をマークしあっさりとベストスコア。

大物の片鱗を伺わせた。

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まだ、レギュラーラウンドは半分、これからが勝負。今村選手、野本選手と競争相手は多いが、後半の活躍次第では新人王の可能性を十分に秘める。

来年はワールドカップ。

課題のサーブレシーブをこなし、Ⅴのコートで花開く日は近い。

東京オリンピックの秘密兵器の本領発揮は、これから。