いよいよ春高のベスト4が出揃いました。
昨年は東龍こと東九州龍谷高校と金蘭会高校の決勝戦で、金蘭会が優勝しました。
今年はインターハイと国体を下北沢成徳が制し、高校三冠に王手を掛けています。
昨年覇者と二冠王者の対戦となるか?
それに待ったを掛けるのは、九州きっての実力、全国屈指の激戦区・東京を勝ち抜いた名門校。
なるべくしてなった4強という感じです。
反面、この結果に関し、4強が全部私学というのも、バレーボールのみならず、今のスポーツ界の現状を思わせます。
主だった選手は殆ど、越境入学。
それも、子供が少ないこのご時勢ですから、なおのこと。
公立高校との格差が大きくなる一方で番狂わせも少なく、公立高校がベスト8に進出することすら難しい現状を思えば、ある意味寂しい時代とも思います。
考えてみれば、全国の高校の選りすぐりだけがV-leagueに進んだり、大学でもバレーボールを続けている訳で、その先にある全日本がピラミッドの頂点というのも納得する次第です。
この前の記事ではありませんが、春高出場選手のうち180cm以上の選手が30名未満、最高到達点300cmオーバーが20名未満ですから、当然争奪戦になりますね。
学生バレーとか見させて頂いても、大型選手が揃ってるチームは軒並み強いですし、日本が何故、世界で苦しんでいるのかと言えば、全てはそこに起因します。
果たして、今年の春高から何人の選手がV-leagueに入団し、或いは進学するか、それもあと一週間後から続々決まっていくと思います。
今後も全日本を目指す、或いはバレーボールを続けら高校生バレーボーラーにとっても、次へのステップを目指す選手にとっても、大きな分岐点です。
ストーブリーグも賑やかとなるこれから。
多くの先輩たちのように、どこかのユニフォームに袖を通して、別なコートで闘う姿を見るのも、そう遠くないかもしれませんね。
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