年跨ぎとなってしまったが、今回は2019年のバレー界を占う、の第二弾。

今回はまず、V-2の優勝争いについて。

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2019年のV-2の最終順位です。

■V-2 league順位

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1位.ヴィクトリーナ姫路 8勝 勝ち点24(-) 
2位.JAぎふリオレーナ 8勝1敗 勝ち点23(-)
3位.群馬銀行グリーンウイングス 6勝2敗 勝ち点17(-)
4位.GSS東京サンビームズ 5勝3敗 勝ち点17(-) 
5位.プレステージ・インターナショナル アランマーレ 4勝4敗 勝ち点12(-)
6位.柏エンゼルクロス 3勝5敗 勝ち点10(-
7位.ブレス浜松 3勝5敗 勝ち点9(-
8位.大野石油広島オイラーズ 3勝5敗 勝ち点8(-)
9位.トヨタ自動車ヴァルキューレ 1勝8敗 勝ち点3(-)
10位.大阪スーペリアーズ 8敗 勝ち点0(-)


V-2は姫路が勝ちっぱなしで首位。僅差でJAぎふを追う展開。群馬銀行とGSSまでが上位を形成。6〜8位がワンチャンス圏内といったたところ。
総当たり一巡目をクリアしているのはJAぎふとトヨタ自動車の2チーム。

今シーズンは
二回総当たりのレギュラーラウンド抜き
上位6チームがファイナル6進出。
優勝チーム決定。


では、V-2の2019年を占ってみる。


まず、6強の争いについて。

現時点で総当たり一巡目を終えているのが
JAぎふ、トヨタ自動車の2チーム。

以外の8チームは年始開幕初戦で9試合終了。



V-2の10チームたち

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全勝を続ける新規参入のヴィクトリーナ姫路。
元全日本の河合由貴選手、新外国人選手のオリヴェイラ選手、JTより移籍の金杉由香選手など強力な布陣。初年度優勝とV-1昇格へ虎視眈々。


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体制が固まりつつあるJAぎふ。V-2では高さもあり、山本、吉井選手が攻撃の軸。今井選手を攻守の要とし1敗で姫路を追う。


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今季から加入のオポジット・斉藤千佳選手と攻守の要・田中瑠奈選手、鈴木日葵選手の高さと攻守が揃った群馬銀行。パスヒッターに挑戦の愛宕諒子選手の高さも魅力。


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目下得点王の張選手と巧みなアタックを駆使する色摩選手、サーブ効果率1位の鬼塚雛子選手を擁するGSS。高さと上手さで上位を狙う。


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サウスポーエース・江川優貴とブロックで冴えを見せる柳沢紫子選手を擁するプレステージ。4勝4敗でここが踏ん張りどころ。


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城野選手をエースに、田中実季選手をライト据え、体制充実の柏。ミドルエース・末代選手、サウスポー萩原選手などバラエティ豊富。


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小柄ながらコンビ中心に活気溢れる浜松。和田法子選手、多田遥選手をエースに新たなチームをまとめあげる。

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キャプテン北川海育選手とサウスポー佐藤愛美選手を中心に新体制二年目の大野石油。まずファイナル6進出を目指す。

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主力の大量離脱で苦戦中のトヨタ自動車。権藤選手をエースに新体制を模索中。


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まだ勝ち星なしの大阪。張、不破選手をエースにまず初勝利を狙う。



ここが変わった!

昨年までの、旧チャレンジリーグは3回総当たりによるポイント争いで優勝が決まっていた。
今年は上位6チームを絞り、ファイナル6進出チームを決め、その中から優勝チームが決定する。

恐らく、レギュラーラウンドの順位で持ち点が与えられ、その上でファイナル6の成績が加味されるものと思われる。


現状、入れ替え戦のシステムは発表されていないが、西に一チーム空きがあるwestern conferenceはともかく、今後、東西の入れ替え戦がどのように行われるのか、気になるところ。


ここがポイント

レギュラーラウンドからファイナル6に残ることが先決。


・上位2強と割って入る2チーム

姫路とJAぎふが24ポイントと23ポイントでワンチャンス圏内。

2敗の群馬銀行と3敗のGSSまでが17ポイントで圏外。


・混戦の中団グループ

4勝4敗勝ち点12のプレステージから3勝5敗勝ち点8の8位・大野石油までが一団。

プレステージ、柏、浜松、大野石油の4チームによるファイナル6進出を巡る闘いが熾烈。

昨年までなら、レギュラーラウンドのみなので、姫路の優勝が濃厚だが、ファイナル6では持ち点差のみとなるので、ここでの逆転は可能だ。



V-1昇格を目指す闘い、初代王者はどのチームに?

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来季のV-1昇格も懸かるV-2元年。
初代王者を手土産に昇格を果たすのはどのチームか? 

まず、レギュラーラウンド二巡目の闘いに注目だ。