5分間で読み終わる、頑張るV-leagueの選手たちのショートストーリー。

第8回の今回は、埼玉上尾メディックスの吉野優理選手です。


_20181203_100419


2018/19シーズン開幕直後。
東にエントリーされた埼玉上尾メディックスは、一人の高卒ルーキーを抜擢する。

吉野優理選手。

下北沢成徳高校出身の選手が多い中、吉野選手は由利高校を卒業したばかりのサイドアタッカー。

_20181212_201935

開幕戦、KUROBEアクアフェアリーズとの一戦で第一セット途中から出場。
このセットを23-25で落とすも、チームは第二セットのスタートから起用。
持ち前の守備力の高さでサーブレシーブ成功率66.7%の高水準と12得点をマークしチームの逆転勝利に貢献。合格点を出す。

この結果を得て翌日のPFUブルーキャッツセンスでは初のスタメン出場を果たし、9得点ながらサーブレシーブ成功率にて81.8%のハイアベレージを示し、レフトのパスヒッターとしてレギュラーに定着。

ルーキー選手の当たり年と言われる今季、吉野選手は新生埼玉上尾の一員として溌剌としたプレイを見せている。

DSC01319

チームのアキレス腱たるサーブレシーブにてチーム最多の222本の受け数をこなし、 守護神・山岸あかね選手、堀江選手ともに攻守の要として活躍する吉野選手。

DSC01375

チームはエース・シュシュニャル選手の活躍もありJT、日立に肉薄。NECにはストレート勝ちを収めるなど上昇ムード。4勝5敗ながら日立と3ポイント差の4位で年内を折り返し、これよりいよいよ天皇杯・皇后杯に向かう。
 
埼玉上尾のルーキー・吉野選手のより一層の活躍が期待される。