まず、はじめに。
V-leagueの全チーム、選手のみなさまへ。
リーグお疲れ様でした。

今季は男子も見に行きたいのですが、今のところ無理です。ブログの更新が忙しくて、それどころではありません。

今日は久々に自宅観戦してました。

1日観ていると、色々なことが分かって面白いです。

まず、待望の2勝目をあげた岡山シーガルズとKUROBEアクアフェアリーズのみなさま、おめでとうございます🙇

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勝てない時は辛かったと思いますが、これで気持ちを切り替えて、来年ないし天皇杯・皇后杯に臨めると思います。

今まで勝ちに見放されていた分も含め、その鬱憤を晴らして貰いたいと思います。


今日は江畑幸子選手が久々にスタメン復帰しました。

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昨日はひたちなか観戦だったので、江畑選手のユニフォーム姿を久々にみて、復帰が近いことを悟りました。

今日は第二セットスタートから登場し、チームの流れを変え、15得点とまずまず。
久々なので、これから上げてくると思います。チームは連敗中ですが、江畑選手の復帰が起爆剤になるといいですね。


さて、年内最終戦を終えた段階の順位です。

■V-1 league順位

・Eastern conference 

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1位.NECレッドロケッツ 6勝5敗 勝ち点20(↑)
交流戦7位:1勝4敗 勝ち点5
(久光×、トヨタ車体×、東レ××、岡山○)

2位.デンソーエアリービーズ 6勝4敗 勝ち点18(↓
交流戦8位:1勝2敗 勝ち点3
(トヨタ車体×、東レ○、久光×)

3位.日立リヴァーレ 7勝3敗 勝ち点15(-)
交流戦4位:3勝2敗 勝ち点6
(トヨタ車体××、JT○、岡山○○)

4位.埼玉上尾メディックス 4勝5敗 勝ち点12(-)
交流戦9位:1勝3敗 勝ち点2
(久光×、岡山○、トヨタ車体×、JT×)

5位.KUROBEアクアフェアリーズ 2勝8敗 勝ち点7(-)
交流戦11位:2敗 勝ち点0
(トヨタ車体×、東レ×)

6位.PFUブルーキャッツ 10敗 勝ち点2(-)
交流戦10位:3敗 勝ち点1
(JT×、岡山×、久光×)



・Western conference 西

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1位.久光製薬スプリングス 7勝1敗 勝ち点22(↑
交流戦2位:4勝 勝ち点12
(埼玉上尾○、NEC○、PFU○、デンソー○)

2位.JTマーヴェラス 7勝2敗 勝ち点21(↓)
交流戦3位:3勝1敗 勝ち点9
(日立×、PFU○、NEC○、埼玉上尾○)

3位.トヨタ車体クインシーズ 7勝3敗 勝ち点20(↓)
交流戦1位:6勝 勝ち点18
(日立○○、NEC○、デンソー○、KUROBE○、埼玉上尾○)

4位.東レアローズ 4勝4敗 勝ち点11(-)
交流戦5位:2勝1敗 勝ち点5
(NEC○、デンソー×、KUROBE○)

5位.岡山シーガルズ 2勝7敗 勝ち点8(-)
交流戦6位:1勝4敗 勝ち点5
(PFU○、埼玉上尾×、日立××、NEC×)


■V-2 league順位

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1位.ヴィクトリーナ姫路 8勝 勝ち点24(-) 
2位.JAぎふリオレーナ 8勝1敗 勝ち点23(-)
3位.群馬銀行グリーンウイングス 6勝2敗 勝ち点17(-)
4位.GSS東京サンビームズ 5勝3敗 勝ち点17(-) 
5位.プレステージ・インターナショナル アランマーレ 4勝4敗 勝ち点12(-)
6位.柏エンゼルクロス 3勝5敗 勝ち点10(-
7位.ブレス浜松 3勝5敗 勝ち点9(-
8位.大野石油広島オイラーズ 3勝5敗 勝ち点8(-)
9位.トヨタ自動車ヴァルキューレ 1勝8敗 勝ち点3(-)
10位.大阪スーペリアーズ 8敗 勝ち点0(-)


V-1の東は、NECがデンソーとの直接対決を制し、僅か1日で首位返り咲き。日立が4位埼玉上尾との直接対決を制し、こちらも年内3位が確定。KUROBEは待望の2勝目を飾りました。

西は久光が東レを下し、首位に躍り出ました。トヨタ車体は久光、岡山と連敗し3位に転落。今日試合のなかったJTは2位キープで年内終了。岡山がトヨタ車体を破り待望の2勝目をマーク。4位東レと3ポイント差に詰め寄りました。

V-2は今日は上位安泰で全チーム順位の変動はなし。姫路が勝ちっぱなしで首位。僅差でJAぎふを追う展開。群馬銀行とGSSまでが上位を形成。6〜8位がワンチャンス圏内といったたところ。


今日観た試合の中で久光と東レの二回目の対戦が印象に残りました。

正直、久光の強さの秘訣はどこだ?
そんな視点で観ていたのですが、大別してこんな感じかと…。

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・レセプションアタックからのサイドアウトが取れるアタッカーが揃っており、相手にブレイクさせない。

・選手が自分の仕事をキッチリこなす。

・ミスが少なく、守備力も高い。

・ボールを簡単に落とさないのでラリーになっても相手が先に苦しくなる。

・劣勢を跳ね返せるだけの控え選手層が厚い。

・困った時のアキンラデウォ選手。


概ね、こんな感じでした。

実際、今日の東レ戦では、黒後、クラン選手のサイド陣が強力で、ミドルも機能。第二、第三セットの途中までは東レが優勢で、流れ的には東レが勝てそうな展開でした。

この試合、途中出場の井上愛里沙選手の投入で流れをガラッと変え、第四セットも途中まで押しぎみながら、最後はアキンラデウォ選手のブロードでねじ伏せる形となりました。

何しろ、アキンラデウォ選手のみならず、石井選手や新鍋選手、岩坂選手、今村選手などの優秀なアタッカー陣をはじめ、全体的な選手層が厚く、ちょっとやそっとでは動じない感じがします。

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このアキンラデウォ選手対策が重要なことは間違いありませんが、コートの隙を狙ったりクレバーな攻撃で隙がありませんし、久光を崩す場合、サーブ&ブロックが必須となるでしょう。

それぐらい、久光は国内での高い指標なのだと思います。

V-1の優勝は、打倒久光の成否にあり、事実上、JT、トヨタ車体の西の三強が国内ベストスリーと言えます。

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そういう意味では今日の岡山は素晴らしかったです。

早くも及川選手と永間選手という二人の内定選手がデビューしましたが、これからの巻き返しに期待が懸かります。

トヨタ車体は荒木選手が負傷中なのが気掛かりですが、まずは年内、ゆっくり休養して来年の復帰に備えて貰いたいと思います。


東はNECとデンソーの二強に、割って入れるか日立という状況。

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各チーム、若い力が台頭していますが、今季から戦力がかなり入れ替わっているのがデンソーと日立。

特に日立は、窪田、入澤、上坂選手のルーキー三人衆が揃って活躍。入澤選手は久々にスケールの大きなミドルブロッカーとして期待が大きいです。


これから各チーム、年末の大勝負、天皇杯・皇后杯に向かいます。

年末を飾り、気持ち良く年始を迎えるのはどのチームか?
その闘いも楽しみです。