昼間の記事で当面は「全日本女子バレーボールの今日、そして明日~東京オリンピック編~」は当面活動休止し、「彼女はバレーボーラー」に専念することを公表した。
…のだが、実際のところ、全日本に関連する記事が全く減らない。
オフシーズンとしては異例のことだ。
例えば、こんな記事。→全日本女子バレー「光と影」。東京五輪に向けての現在地はどこにあるのか?
正直、続ける気になれば書くことは幾らでもあるし、いずれワールドカップのことも書あなくてはならない。
正直、書けば書いただけアクセスも来る。 現状維持を続けるのは簡単だが、スポーツ(総合)のトップを狙うブロク。
だから、いつまでも晩節を汚さず、
引き際が肝心。
あとは、全日本と国際関連に関するニュースだけお伝えし、来年に備えるのみ。
が、現在はオフシーズンだ。にも関わらず、全日本の記事が未だに世間で出続けている。
それだけ、今年の全日本、特に世界選手権での奮闘ぶりから期待が高まっているのだろう。 というより、全日本は今、微妙な立場にある。
前述の記事の通り、「善戦」か「V字回復」と問われると、当方の見解からすれば
「微速前進」というべきかもしれない。
2014年の世界選手権は第二次ラウンド敗退で7位。今年は第三次ラウンド敗退で6位。
プロセスは違うが、結局ポジションをひとつ上げただけ。シビアだが、それが現実。
昨日、坂本奈々香選手がドイツリーグへのレンタル移籍を表明。
今年は例年にない海外移籍イヤーとなった。
これが正解がどうかは分からないが、今後、日本と海外の壁は取り除かれていく気がする。
メジャーリーグに挑戦した日本プロ野球選手のように、現地で華々しく活躍する選手が逆輸入の形で戻ってくると、国内が活性化する。
それこそが、V-leagueの掲げる世界に通用するリーグへの第一歩。
そんな気がする。
さて、昨日に引き続き、各チームを方針別に表すと、どんな感じだろうか?
今回はその②
今季V-1に殴り込みを掛けた、昨年までのチャレンジリーグⅠ・上位2チーム。
■ 育成開花型
・岡山シーガルズ
他のチームとは異なる、独自の発展を遂げた岡山。何しろリーグ一の大所帯。
2試合分の練習が常に出来るので、全体の底上げが図りやすい。ここが最大の利点。あのディグの頑強さは練習の賜物。
結局、今年も純血日本人チームを貫くようだ。ここが最大の弱点である。
外国人選手を揃えるチームに比べ高さがなく、パワーヒッター不在だが、そこがミソ。
日本人選手だけで太刀打ち出来るチームが出来上がれば、それは堂々たる日本屈指のチーム。
現在のサイドは佐々木、金田選手が中心。特に金田選手の成長著しく、いじってきたのはライト。サウスポーの渡邊選手ではなく、吉岡選手を起用。宇賀神選手を宮下選手の対角に入れツーセッターなど岡山ならではの試みをしてきた。リベロをこなせるほどの守備力を誇る西村選手も面白い存在。
ミドルにはサーブレシーブもこなす大楠選手とキャリアのある川島選手。大楠選手はユニークな存在なので、マルチプレイヤーとして全日本からお声が掛かると面白い。
居村、田口選手などミドルも人材豊富。
育成と信念が、外国人選手を始め大型選手を多数擁する強豪チームとどう渡り合うか?
小良く大を制す。
それが、岡山シーガルズ最大の見所であり、腕の見せ所、真骨頂。
■蓄積型
・PFUブルーキャッツ
こちらは狩野選手の引退など若干の動きは見られたものの、基本は昨年の強化発展型。
江畑選手は欠場中。
伸び盛りの堀口、秋山選手に加え、昨年より二枚換えで活躍したサウスポー・津賀選手と、同じくサウスポーの宇田沙織選手が開幕スタメン。
セッターは正里菜選手がメイン。
今季から参入のチャッチュオン選手はまだ試運転だが、タイの時期エース候補。噛み合えば相当な戦力となることは間違いない。
ドリス選手と村上選手が開幕スタメンだが、清水眞衣選手の復帰次第でまた、様相が変わる。ドリス選手は実績もあり、計算出来る選手なので、サイドの得点力とサーブレシーブ次第で浮沈が決まると言ってよい。
・KUROBEアクアフェアリーズ
KUROBEもアールブレヒト、浮島選手が加入したものの、基本型は昨年と同じ。
埼玉上尾から第一セットを先制し、日立とフルセットの接戦を演じるも、まだ白星なし。
サーブレシーブとディグの固さ、巧みなアタックの打ち分けと上手さは実証されたが、コートの四隅を狙い、ブロックアウトで得点を狙う攻撃が読まれてくると苦しい。
V-1にはディグの良いチームが多いので、上から打たれると苦しい。これは通年の課題なので、どうやって競り勝つか。
終盤の競り合いで、二枚換えやリリーフサーバー、ワンポイントブロックなどの工夫次第では勝ち星も増えよう。
健闘に期待したい。
開幕初週の段階で、岡山1敗、PFU2敗、KUROBE2敗とまだ勝ち星はないが、内容的には初勝利は遠くない。
まだ序盤、切り替えて頑張ってほしい。
コメント
コメント一覧
どうかお幸せになって下さい
藤田なっちゃんがいなかったら自分はここまで女子バレーファンになることは無かったでしょう
幸せそうでなによりです😊
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