開幕戦が終わって間もなくだが、JTとトヨタ車体が元気だ。

昨日、フルセットの死闘を演じた両雄だが、今日もホームゲームの誘致と宣伝に余念がない。

「本気だな…」
そう思った。




とにかく、連日の広報活動が活発。
JTのツイートは何かと話題になっている。
これからも続けてほしい。

先日、遅れ馳せながら埼玉上尾が重い腰を上げ、ツイッターアカウントを開設した。

これで、ツイッターアカウントが存在するのは…。

・V-1

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JTマーヴェラス
トヨタ車体クインシーズ
デンソーエアリービーズ
NECレッドロケッツ
東レアローズ
埼玉上尾メディックス
PFUブルーキャッツ

7チーム、過半数を越えた。



・V-2

JAぎふリオレーナ
トヨタ自動車ヴァルキューレ
GSS東京サンビームズ
ブレス浜松
プレステージ・インターナショナル アランマーレ
大阪スーペリアーズ
ヴィクトリーナ姫路

こちらも7チーム、過半数を超えている。

全体でも21チーム中、14チームがツイッターアカウントを保有している。

こうなると、これが主流だ。

あとは最後の大物、久光製薬スプリングスが動くと大勢が決する。



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元々、ツイッターアカウントで古くから活動が活発だったのはブレス浜松とJAぎふリオレーナ。

この2チームはかなり早い段階からツイッターを介しての情報配信を行っていた。


で☝️

大事なことがある。
明確な目的を持って、続けること。

三日坊主は簡単だ。

だが、続けるのは難しい。
それも、明確な目的と方向性を持ってやるのは難しい。

何を意図して、どんな効果を期待するか。
そして、どこを狙っていくのか。

ここが大切。


カテゴリーこそ違うも、ブログも情報発信媒体。

毎日記事を書くとなると、マメさも必要だが、それなりの工夫やコツもある。

一番大事なのは、「読み物として面白いがどうか?」

バレーボールの「強さありき」と同じ理屈だ。中身が面白くないと人気は出ない。 

根本は同じだ。



もしくは、負けても価値のあるチームになるか、というところ。

ごく稀にだが、負けても見る価値のある選手もいる。

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古い話をすると、大相撲の初代貴ノ花。
お兄さんが初代若乃花ということで一身に注目を浴び、端正なマスクと、下半身に別な命が宿っていると言われた驚異の粘り腰。

細身の体で目一杯闘うその姿はどこか悲壮感漂い、そのひたむきな土俵ぶりと併せ、角界のプリンスとして絶大な人気を博した。

その懸命な土俵ぶりから、勝っても負けても貴ノ花の相撲が見たい、というファンは多かった。慢性的に故障を抱え大関止まりだが、相撲史にその名を残す人気力士だった。



バレーボールで言えば、誰だろう?
迫田さおり選手。

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ロンドンオリンピックでの活躍で一躍脚光を浴びた迫田さんは、以後、トルコリーグに移籍した木村沙織選手の抜けた穴を担うべく、東レアローズの浮沈を一身に背負い、見事得点王に輝くも、その代償は高くつき、慢性的な肩の故障に悩まさせられた。

それでも常に前を向き、闘い続けたひたむきさは初代貴ノ花を彷彿させるものがある。
最後の大会となった黒鷲旗大会ではサーブレシーブをこなしたのには驚いた。

迫田さんは常に、前を向いていた。
そんな選手だ。


こうした話は美談でも何でもなく、迫田さんに限らず、選手は皆、頑張っていることはファンが一番、良く知っている。

ただ、然るべきところで結果を示した選手が
人気を得るということは間違いない。
そして、それらの選手の活躍が、V-leagueの新たな人気の火付け役になる可能性を秘めている。


名実ともにバレー界の第一人者だった木村沙織さんがコートを去ってはや二年。
次の時代を担うのは、やはり古賀紗理那選手。

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並ぶと姉妹のように似ている二人。

いよいよ全日本のエースとしての道を歩み始めた古賀選手の時代はどんな色になるか、それもこれからのお楽しみ。








V-leagueが開幕して間もない中、今年のバレー界は忙しい。

早くも年末の大勝負、天皇杯・皇后杯の組み合わせが発表された。

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どれを見ても好カードが目白押しなのだが…。

金蘭会高校と日本女子体育大学との一戦。
しかも、勝った方が久光に挑戦するという面白い組み合わせ。

それ以外にも、順天堂大学と九州文化学園の勝者がデンソーにチャレンジ。

筑波大学とヴィクトリーナ姫路の勝者がトヨタ車体と激突と、普段では実現しない夢のカードが目白押し。

高校、大学の大物食いも期待される大会だけに、早くも年末が楽しみだ。