テレビの力は強い。
それも、地上波の影響力は甚大だ。
四大大会のうち、国民的な関心事のオリンピックは別格として、残る三大大会は日テレ、TBS、フジのお抱え番組であるため、視聴率獲得のため、膨大な宣伝費が掛けられる。
そのため、普段はバレーボールなど見向きもしない人も、この時ばかりは注目する。
その中には、野球だろうが、サッカーだろうが、バレーボールだろうが、騒げれば何でもいい人も数多く含まれる。
ただ、こうした時だからこそ、バレーボールに多くのファンを取り込める効果が発生する。
言うなれば、大きな国際大会は、バレーボールの新規顧客獲得への大きな架け橋でもある。
そう、この時ばかりは、日本のバレー界は世界選手権一色となり、他の如何なる話題であろうとも、全てを飲み込む大河となる。
今回、その舞台である世界選手権は、たんなる勝ち負けだけを背負っているのではない。
その結果によって、日本バレー界の繁栄が掛かっていると言っても過言ではない。
日本は弱いと判断されれば、人気が下落する危険性も孕んでいる。
結局は結果次第、なのだ。
そこでひとつ、思うところがある。
経済効果という言葉がある。
誰か影響力の強い人物が特定の商品、ブランドをプッシュしたり、宣伝したりすることにより、対象の商品が爆発的に売れる。
前述の通り、テレビ離れ云々が囁かれる今日ではあるが、まだまだ地上波の影響力は甚大で、そこへ影響力のある人物がある商品を宣伝に起用すれは、絶大な宣伝効果を産み、商品が売れる。
だから、存在感の強いバリューのある人物にオファーがくる。
昨日の木村沙織さんの応援Tシャツなどもそうだ。
バリューのある人物+地上波=黄金の組み合わせ、となる。
その絶大な宣伝効果も手伝い、話題はより大きなものとなる。
バレーボールがトレンドとなるか、斜陽となるか、この世界選手権に懸かっていると言っても言い過ぎではあるまい。
東京オリンピックまで、もう二年しかないのだから…。
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