明日の深夜、いよいよ男子の世界選手権が開幕する。
女子は月末から。

国内は東西大学リーグが開幕し、天皇杯・皇后杯のブロックラウンドが始まっている。

様々な大会が交錯する中、全日本はこれよりオーラス、V-leagueは開幕前。

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ざわざわする時期だ。

元々、バレー界は3月末〜10月ぐらいまでが全日本シーズン。

この時期はプロ野球やJリーグの開幕とかぶる。

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V-leagueは10月末より開幕するので、プロ野球やJリーグが最終章を迎える中を受けてのシーズンインとなるため、シーズンかぶりがない。

勿論、国際大会のシーズンと関係しているのだが、プロ野球とJリーグという商売敵がいないのだから、ここは活かしたいところ。

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早い話、プロ野球やJリーグファンをバレーボールに引き込むことが十分可能なのだ。

その意味でかなり重要なのがDAZN。

DAZNは現在、プロ野球11球団の全試合と読売ジャイアンツのホームゲームを除く全ての試合を網羅し、さらにJリーグをフォローしている。

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スポーツ好きならば外せないコンテンツだ。

現在、プロ野球とJリーグが地上波からほぼ姿を消しつつある今、史上空前の観客動員を誇るプロ野球ファンやJリーグファンをバレーボールを引き込む上でDAZNは最も有効なコンテンツ。

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勿論、他のスポーツとの競合となるが、肩を並べて掲載されることに意義がある。

まず、取っ掛かりを作ることが大事だからだ。間違ってもV-leagueの放映を取り止めるようなことはしないでほしい。


また、前述の通り、競合にならない時期にV-leagueが開幕する利点は活かしていく必要がある。

早い話、秋冬の球技はV-leagueというイメージを広く世間に定着させる必要がある。

冬は冬で、近年定置しつつあるフィギュアスケートという強敵もある。

また、世界卓球で成功したテレ東のように、プッシュしてくれる媒体が必要となる。

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例えば、テレ玉(テレビ埼玉)はライオンズナイター、チバテレ(千葉テレビ)はマリーンズナイター、TOKYO MXはホークスホームゲームをフォローしているように、地方テレビ局の有効活用がある。

バレーボールは放映権が入り組んでいてややこしいが、地域密着を目指すなら、やはり地方テレビ局のバックアップは欠かせない。

今のままなら、V-leagueの地上波進出は夢のまた夢のままである。

地方テレビ局で人気に火がつき、大手局進出のように外堀から埋め固めていくのが、案外早道かもしれない。

TOKYO MXなどは他局の番組を積極的にオンエアし、定置させたりしている。
かなり自由に活動している異色のテレビ局。

それも、資金面が最も充実した東京都がバックだけに火付け役になる可能性がある。

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V-1の東のチームでTOKYO MXのバックアップを受けるようなことになれば、面白いことになるのだが…。