今日の全日本女子バレーボールチームは違いましたね。

そう、目の色です。

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昨日のトルコ戦が現体制になって一番嫌な負け方だったので、やはり今日は何が何でも勝つという気迫に満ち溢れてました。


特にサーブとブロックがよかったです。  
韓国のサーブレシーブはかなり崩されてましたので、まずサーブ。
そしてブロックですね。

また、レフトで攻撃の軸が二枚いると、ライトからの攻撃が決めやすくなるので理想的ですね。

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昨日も活躍しました島村選手と新鍋選手が印象に残りました。

特に島村選手はバックアタックを一枚で止めたり、ブロードのみならずクイックも積極的に仕掛け、ディグでもパンケーキであげたり、守りでも活躍しました。

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そして、新鍋選手は勝負強いですね。
第三セット中盤のライトからのストレート2本は価千金で競ってる場面での連続アタックが勝負の明暗を分けました。

実に頼もしい限りです。

そして、もうひとつ。
やはり、レフトエースは最低一枚必要ということです。

今季は石井選手がでずっぱりですが、ここに黒後選手、今ラウンドはいませんが古賀選手が二枚いると頼もしいです。

サーブレシーブとの兼ね合いもありますが、今日は黒後選手もサーブレシーブに加わっていたので、どんどん試して欲しいです。


で、最後になりますが一番大きなことがひとつ。

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今季、セッター一度も変えずに勝ったのはベルギー戦だけなんです。
それを踏まえると、韓国にストレートで勝ったのはもとより、田代選手ひとりで勝ちきったのは大きな収穫だったと思います。

流れが悪いときは、勝ちたい一心でツーアタックがやたら多かったり、自分で打ちにいくケースが多いですが、それが元で流れが変わることも多々あります。

今大会は冨永選手と二枚ですが、これで少し落ち着くかもしれません。

何とか明日のタイ戦に勝って五分に戻して貰いたいです。

全ては世界選手権のため
そして、東京のため。

明日も期待します。


※写真は別の試合のものです。




余談ではありますが…。

全日本にいく選手は皆、所属チームのエース、キャプテン、または中軸です。

使うにしても、それなりの使い方もあるのかな、と昨日のトルコ戦で思いました。

今日はスタメンひとりも変えませんでしたし、そういう意味では昨日の反省は活きたのかもしれませんね。