ある時のこと。

BS-NHKで放送された2017/18Vプレミアリーグファイナルの録画を不用意に見ようとしたところ、画面に見慣れない女性が…。

予備知識もなく、なんとなくヨーコ・ゼッターランドさんとかが解説を務められるのかな、と思いきや
「違う…、この人、誰?…」

……「あ!」

冨永こよみ選手でした。

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あんまり美人なので驚きました。
勿論、普段もお綺麗なのですが、所謂お化粧映えするお顔立ち…。

落ち着いた口調といい、そのまま、NHKのスポーツキャスターになれそうな雰囲気。

なんか、女性って凄いな、と妙に感心しました。

そんな冨永選手は、苦労人。

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大型セッターと期待されながら大怪我に見舞われ、所属していたパイオニアレッドウインクスはチャレンジリーグ降格の憂き目に遭う最中の廃部。

上尾メディックスを新天地に求め、チャレンジリーグⅠで優勝争いに加わり、プレミア復帰に貢献すると、その手腕が認められ、全日本復帰を果たすという、漫画でも起こらないような紆余曲折を経て、現在、全日本のセッターとして活躍しています。


そんな今回は苦労人トーク、と題しまして、以下、お二方の選手をご紹介します。


苦労人といって思い出すのは石田瑞穂選手。

知る人ぞ知る「ロンドンオリンピック・13人目のメダリスト」

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ロンドンオリンピックの最終選考に残りながら、選考から漏れるも、選手たちたっての要望を受け、リザーブメンバーとしてロンドンオリンピックへ帯同。

しかし、開会式目前でお母さんが危篤という知らせを聞き緊急帰国。
チームは勝つ度に石田選手のユニフォーム「13」を掲げ、勝利を報告。
親友の迫田さおりさんは、準々決勝からは自分のユニフォームの下に石田選手のユニフォームを重ね着して試合に臨み、見事銅メダルを獲得しました。

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石田選手といえば、あのブラジルが嫌がるほどのサーブの名手。陰日向なく努力し、人の嫌がることも率先してやる人柄が高く評価されてのこと。

そんな石田選手はかつて久光製薬スプリングスでキャプテンを務め、デンソーエアリービーズに移籍するもチームの同意を得られず、一年を棒に振ります。

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しかし、デンソーは石田選手の努力に報い、キャプテンとして迎え入れ、今日に至ります。途中、チャレンジリーグⅠ降格を余儀なくされますが、不屈の闘志で翌年チャレンジリーグⅠ優勝と僅か一年でプレミア復帰を勝ち取り、今季は初年度ながら堂々の4位に健闘しました。 今やデンソーの中心としてなくてはならない中心的存在です。


同じ頃、やはり一年間を棒に振った選手がいます。

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高橋沙織選手。
彼女は当時チャレンジリーグだった日立リヴァーレにて江畑幸子選手とともにダブルエースとして活躍、全日本でも売り出し中でした。しかし、怪我で全日本を離れ、トヨタ車体クインシーズに移籍するもチームの同意を得られず、やはり一年間を棒に振ります。

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しかし、高橋選手は一年後晴れてチームの一員として認められ、チームを代表するアタッカーに成長。昨年からは全日本にも復帰し、今季はキャプテンとして優勝争いにも加わり、天皇杯・皇后杯ではチームの優勝に貢献。全日本でもネーションズリーグの登録メンバーとして参加中です。

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素晴らしいのは、石田、高橋選手ともに移籍先でキャプテンを務めています。

これも一重に、不遇な状況にあっても腐ることなく努力を続け、現在のポジションを獲得したことにあります。

上手くいくことばかりではなく、花の盛りが短い現役生活の貴重な一年を失っても、努力し続けることの大切さを結果が証明しています。

努力は全て報われる訳ではありませんが、頑張り続けることで勝ち得ることもある、というお手本のように思います。

冨永選手を始め、バリバリの第一線で活躍中の三選手。挫けない心で、これからも強く、逞しく活躍して欲しいです。






平素より当ブログをご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。

4月は末日の黒鷲旗大会以外試合がなかったものの、人事が中心の月となりました。3月より1日少なかったもののアクセス好調な月間となりました。昼更新が少ない中、変わらぬご愛顧を賜り感謝申し上げる次第です。

これより全日本シーズンに入りますが、当ブログは引き続き国内バレーボール、特にVリーグを中心にフォローいたしますので、引き続きのご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。

さて、4月の人気記事ランキングを掲載させて頂きます。



第一位.Weekly Volleyball 第67回黒鷲旗大会・初日

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第二位.バレーボール夜話 Vol.529 登録メンバーが決まった、ということは?


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第三位.特集:体制変更 狩野舞子選手、竹田沙希、平松美有紀選手、現役を引退



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第四位.特集:体制変更 奥村麻依選手をはじめJT4選手退団、石井里沙選手をはじめデンソー4選手引退。




第五位.Weekly Volleyball  特集:2018年黒鷲旗登録メンバー

    掲載分

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第六位. バレーボール夜話 Vol.533 全日本・外国人選手の参加? 不参加?


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第七位. バレーボール夜話 Vol.518 春の嵐、吹き止まず。


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第八位.バレーボール夜話 Vol.531 いま、注目すべきは…。

    掲載分


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第九位.特集:体制変更 佐藤あり紗選手、日立リヴァーレを退団



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第十位.バレーボール夜話 Vol.519 人事


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まず、驚くことは、4月の上位10傑はほぼ人事と黒鷲旗大会に関する記事だけで占めていることです。

4月最大の関心事は黒鷲旗大会なので当然なのですが、2位に入った「バレーボール夜話 Vol.529 登録メンバーが決まった、ということは?」も全日本メンバーも黒鷲旗出場メンバーの関連についてで、関心の高さが伺えます。

月間の人気記事ランキングで6個が退団人事というのも4月としては異例のことで、最上位は狩野舞子さんの引退でした。

思えば、狩野舞子さんは「全日本女子バレーボールの今日、そして明日」の頃から常に人気の最上位で、引退も、復帰も、常に高い関心度合いを誇っていました。

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今度の引退で、もう復帰することはないと語っておりましたが、やるだけのことはやっての引退なので、まずはお疲れ様でしたと、これまでの労をねぎらいたいと思います。

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竹田紗希、平松美有紀選手の引退については、やるだけのことはやったという、比較的すっきりした形での引退でした。

トヨタ車体のために長らく貢献したお二人の今後のご活躍をお祈りしております。

まだ、これからも人事の動きはあると思いますが、そちらも注目していきたいです。