今年はチーム間の移動が増えそうだ、と以前書いたことがあったが、本当にそうなってしまった。

昨年も凄かったが、物の比ではない。
特に中心選手の退団が多い。

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移籍が本格化したら、人事異動で勝ち負けそのものも大きく左右されるかもしれない。

で、移籍希望、退団した多くの選手が「今後の進路は決まっていない」という。
正直、どこまで本当かどうかは不明だが、契約の問題上、言えないというのが実情かもしれない。

今まで「移籍同意書」が選手を拘束してきたが、今後は「プロ野球」のFAのように明確な移籍のシステムが必要になってくるかもしれない。

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今まで移籍がスンナリ行かなかったのは、選手が所属チームの企業の社員であり、かつ日本バレーボール協会の所属選手というややこしいシステムも関わっていただろう。

プロ化が進まなかったとしても、雇用形態として「契約社員」のようなシステムが一般化する可能性がある。

その方が、単年、或いは複数年契約だったとしても移籍はしやすくなる。

活動期間、現役生活の短さを思えば、出来るだけ自分の可能性を引き出す進路を取るべきだろうが、全部が全部、そうはいかない。

チーム選択の自由はトップ選手に限られる。
需要と供給の問題でもある。

先行きを思えば、社業に専念という選択肢もある。


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先日、柏エンゼルクロスについて調べる機会があったのだが、以前、選手は3年で退団する仕組みとなっていたことを初めて知り、だから毎年入れ替わりが多かったのか、と納得した。(何でも、社業の医療系の資格を取る期間が3年なのだとか)

引退後のことを思えば、社員として雇用して貰えるほうが選手は助かる。現役よりそのあとの人生のほうが長いからだ。

ただ、今の世の中は終身雇用の時代ではなくなっている。

オファーの内容次第ではより良い選択肢のほうへ動くのも当たり前。ただ、バレーボールの世界では珍しかっただけであって、プロ野球では普通にあること。

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変わったのはリーグだけではなく、選手の移籍についてもルール改定の時期を迎えているようだ。

違うチームのユニフォームを着るのが一苦労。そんな時代も終焉に向かっているのかもしれない。




余談ではあるが…。

退団人事が多いように、もうひとつ、予言めいたことを書いてみる。

これだけ抜けるということは、復活する選手も多いのでは?


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リーグ編成が変われば、選手の需要も増える。

例えば、チャレンジ→V-1、チャレンジⅠ、Ⅱ→V-2ともなると、実力格差を埋める必要性にどうしても迫られる。

先日の黒鷲旗大会ではKUROBEアクアフェアリーズがプレミアのチームと互角以上の闘いを見せたが、来季からは毎試合である。

今年のチャレンジリーグⅡでも柏が強く、やはりチャレンジリーグⅠ、Ⅱでも格差がある。

来季は一緒くたになるので、各チーム相応の補強は必要となる。


JTも既に5名が退団しており、ミハイロビッチ選手を含まずに考えると…。

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12名しかいない。
次の内定選手が入ってくるまで待つと開幕では13人と人数ギリギリとなるため、何らかの補強は必要となるだろう。

特にリベロ。

小幡選手一人になってしまっているので、控えゼロ。

補強は必要と思うのだが…。


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また、新リーグのスタートダッシュに失敗してしまうと、そのままテールエンドが定位置になるチームも少なからず出てくる可能性がある。

もし、補強に際しめぼしい選手がいない場合、今季に限っていえば、引退選手の現役復帰も、案外あるのかもしれない。

勿論、アジア枠を利用した外国人選手2名も…。


退団もさることながら、「どのチームに移籍?」がこのオフの最大の焦点になりそうだ。