止まらないJTの退部ラッシュ。

JTマーヴェラスの井上琴絵選手が5月31日付けで退部すると発表しました。

井上琴絵選手のコメント

井上選手


「入部してすぐの黒鷲旗では無我夢中でプレーし、先輩方に助けられて準優勝を経験させてもらったことから始まり、4チーム中1チームしか残れないという過酷な入替戦、開幕25連勝やプレミアリーグ初優勝、黒鷲旗連覇、チャレンジリーグ降格、そしてプレミアリーグ復帰…全てを書ききることはできませんが、うれしいことも悔しいこともたくさん経験することができました。
この10年の間に膝を3回もけがしてしまい、チームにたくさん迷惑をかけてしまいました。心が折れそうな時も諦めそうになった時もたくさんありましたが、家族、友人、恩師、チームメート、スタッフ、会社の方々、復帰にあたり携わって下さった病院関係の方々、そしてファンのみなさん……本当にたくさんの方に助けてもらいましたし、たくさんの方の支えや応援のおかげで乗り越えることができました。
長年お世話になったこのJTを離れることは本当に淋しく思いますが、自分で決めたことに後悔はありません。また新たな場所で、成長し、夢を叶えられるように、自分らしさを忘れずに頑張ります。10年間本当にありがとうございました」

今後の進路については未定。

驚きました。JTはこれで、奥村、金杉、寺井、木村選手に次いで5人目の退団。
相次ぐ主力の退団で来季のことがいささか気がかりですが、まずは井上選手の今後の更なる活躍をお祈りしたいと思います。

また、デンソーエアリービーズにSinead Jack選手(トリニダード・トバゴ)の入団が決まったとの報道がなされています。

Sinead Jack選手


Sinead Jack選手は198cmのミドルブロッカー。最高到達点は314cmという高さを誇り、トリニダード・トバゴのナショナルチームでも活躍している24歳の選手です。
この話が正式に決定すれば、クリスティアネ・フュルスト選手も退団の方向へ進むとみられます。


黒鷲旗が終了し、人事の動きが更に顕著になりました。
東レもケイディ選手、日立もジャクソン選手が今季限りのようで、恐らく新外国人選手を獲得するものと思われます。

現在、各チームで活躍する外国人選手も含め、来季の契約が続行するかどうかについても、前述のJTのみならず今後続々と人事や新体制に関する発表がされていくものとみられます。


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欧州チャンピオンズリーグの決勝戦で主催国ルーマニアの CSMヴォレイ・アルバ・ブライを破って優勝したワクフバンクが2回連続優勝を決めました。通算4回の優勝を勝ち得ています。

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ワクフバンクと言えば、現在トルコのナショナルチームの監督を務められるジョバンニ・グイデッティさんが指揮を執る超強豪チーム。

中国の大黒柱、シュ・ティ選手、トルコのナショナルチームでキャプテンを務めたギョズデ選手など世界的なオールスターチームです。

ネーションズリーグは、欧州チャンピオンズリーグの終焉を待つ形で来週12日(火)より開幕いたします。