今日のWeekly VolleyballでチャレンジリーグⅡの体制変更を特集させて頂いた。

これまで、来季のリーグについて、何度か特集を組ませて頂いた。

Youは何しにVリーグへ?㉓ チャレンジリーグからV-1、V-2へ②

Youは何しにVリーグへ?㉕ 新リーグ診断〜V-2編①プロローグ〜

上記の記事が出た以降、各チームの退団人事が進み、来季への体制変更が進んでいる。

Weekly Volleyball 〜特集:体制変更2018 チャレンジリーグⅡ編〜



バレーボールは一人では出来ないが、やはり強力な外国人エースがいるチームは強い。



例えば、来季のV-1チームでも…。

・東

・デンソーエアリービーズ

クリスティアネ・フュルスト選手(ドイツ)

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(総得点ランキング13位(チーム2位)、アタック決定率5位、ブロック決定本数1位)



NECレッドロケッツ

なし



・上尾メディックス

カルカセス・ケニア選手(キューバ)

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(総得点ランキング2位(チーム1位)、バックアタック決定率2位)



・日立リヴァーレ

カースティ・ジャクソン選手(アメリカ)

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(総得点ランキング11位(チーム2位)、アタック決定率2位、ブロック決定本数6位)



PFUブルーキャッツ

ジェニファー・ドリス選手(アメリカ)

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(*総得点ランキング2位(チーム1位)、アタック決定率1位、ブロック決定本数1位)




KUROBEアクアフェアリーズ

ジュリアン・ジョンソン選手(アメリカ)

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(*総得点ランキング4位(チーム1位)、アタック決定率10位、バックアタック決定率3位)



・西

久光製薬スプリングス

フォルケ・アキンラデウォ選手(アメリカ)

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(総得点ランキング8位(チーム1位)、アタック決定率1位、ブロック決定本数4位)



JTマーヴェラス

ブランキッツア・ミハイロビッチ選手(セルビア)

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(総得点ランキング3位(チーム1位)、アタック決定率10位、バックアタック決定率2位)



トヨタ車体クインシーズ

ネリマン・ゲンシュレック選手(トルコ)

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(総得点ランキング1位(チーム1位)、アタック決定率7位、バックアタック決定率1位)




東レアローズ

ケイディ・ロルフゼン選手(アメリカ)

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(総得点ランキング4位(チーム1位)、バックアタック決定率6位)



岡山シーガルズ

なし



バレーボールはひとりで勝てる訳ではないが、外国人選手の殆どがチーム内で1ないし2位。1試合単位でベストスコアを収めるエースである。
 
おおよそ一試合単位で20得点以上を収める選手がいるのといないのとでは大違い。


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近年、外国人ミドルがトレンドだが、昨年は以前、トヨタ車体にも在籍したアキンラデウォ選手が活躍。理想を言えば、外国人ミドルを上回る得点力のあるサイドアタッカーがいるチームはかなり強力だろう。

また、未知数の選手よりもある程度計算の立つ選手がいるチームは有利で、ジェニファー・ドリス選手などは安定してチームの大黒柱として活躍している。

アキンラデウォ、ミハイロビッチ、カルカセス選手などは過去、日本でのプレイ経験のある各国の代表選手。トルコリーグやスイスでも活躍。何しろ、日本代表がコテンパンにやられるぐらい世界的なトップ選手。それだけに相応の活躍が求められる。


それらの選手を含めても、今季一番の当たり選手は、レシーブも上手いネリマン・ゲンシュレック選手。

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モーションに入ってから打ち出すのが早く、瞬発力もあり、バックスパイクも得意。
守備も上手で、明るく社交性のある選手でチームのムードメーカーとしても活躍した。

元々、トヨタ車体は「当たりの外国人選手」を引っ張るチームだが、ラヒモワ選手のあとでネリマン選手はその穴を埋める十二分の働きをした。

そして、ケイディ・ロルフゼン選手。

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パスヒッターだが、開幕当初より中盤から後半に掛けて活躍し、日本で成長する外国人選手。

先行きを思えば複雑だが、今や東レの三本柱の一人。来季も残留ならより一層の活躍が期待出来る。


今季NECが外国人選手抜きで闘ったが、やはり厳しい面はあった。その分、選手の育成は進んだが、果たして来季はどうするか?

来季は西の岡山も然り。
純血日本人チームにこだわり、頑張ってきたが来季は激戦区の西。

チームが今後をどう考えるか次第だが、アジア振興を推し進める同チーム。アジア枠の選手獲得はあるか?


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勿論、これから外国人選手の去就が黒鷲旗大会後に決まっていくが、V-1、V-2ともにアジア枠を含めた外国人選手の獲得は視野に入っているはず。

GSSの張選手のように、一人大型選手が加われば様相は変わってしまう。

果たして来季の各チームの外国人選手のラインナップはどうなっていくか、注目していきたい。