少し前にサオリンこと木村沙織さんがInstagramのライブ配信をされていた。

こまめにやっていただけるのは有難い限りで、選手の皆様もかなりInstagramはやっている。

だが、考えてみると、Instagramのライブ配信は、まだ始まって3年ぐらいしか経っていない。便利な世の中になったものだと思う反面、たまに人間が世の中の進化に追い付いていない気がする。

例えば歩きスマホ。
あまりこれは関心しない。
人にぶつかったり事故や歩行中、電車の中のトラブルの原因となっている。

人間そんなに起用には出来ていない。

歩行禁煙がほぼ実施されてる今の世の中、最低限人に迷惑を掛けない範疇にしないと、そのうち歩きスマホ禁止令なんて法令が出るかも。

それはさておき。

黒鷲旗大会の概要が決まったところで、いささか気が早いが…。

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やはり、来季の新リーグがどういった形となるのか、非常に気になる。

筆者は関東なので、東のリーグを中心に観戦することになるが…。

当初の予定では3回総当たり+交流戦1レグ。
ただし、西が1チーム足りないので、いささかアンバランス。

この交流戦がくせ者になりそうだ。

プロ野球でも交流戦で調子をあげたり、落としたりするチームが出てくる。

特に西高東低の図式とされるV-1だが、今日は、現時点における東の展望を占ってみる。

東は今季のプレミアにおける4、5、7、8位であったデンソー、NEC、上尾、日立と、チャレンジリーグⅠの2、3位であったPFU、KUROBEによる編成となる。


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デンソーは大竹選手が復帰すると、リーグ屈指の高さとなり、その分、石井選手がライト。石田選手がレフトに戻り、鍋谷選手と二枚で形成し、本来の形となる。
成長著しい坂本、工藤、兵頭、朝日、中元選手らが揃うと、チーム力がぐんと増す。


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NECはライトに山内選手が固定され、サーブレシーブが安定するとチームが固まる。
古賀、柳田選手に加え、廣瀬、荒谷選手と、島村、大野、上野選手とミドルも充実。
セッターも山口選手を筆頭に三枚。リベロも岩崎、小嶋選手と陣容揃う。
この体制にも慣れ、課題はとにかく故障者を出さないこと。



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日立は、渡邊選手の故障が完治すると攻撃の軸が一枚揃う。サーブレシーブとサーブの改善が急務。長内選手が今季のレギュラーとして活躍したが、チーム内のポジションチェンジもあるかもしれない。


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上尾はまず、ライトを固定してサーブレシーブを安定させたい。今季積極起用された堀江、山口選手をどう使っていくか。外国人選手に偏らない得点力のアップも課題。


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PFUは戦力充実も、あとは粘り強さ。今季の試合を見る限り、競り負けてセットを落とすケースが結構あり、あまり変わっていない印象もある。元々サーブレシーブの良いチームであり、粘りと得点力アップが課題。三橋選手の復帰でチームに粘りを出したい。


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KUROBEはチャレンジリーグⅠ屈指のサーブレシーブを誇り、ジョンソン選手も獲得。高さもチャレンジリーグⅠではあるほうだが、相手のレベルが上がるので戦力補強は必須。果たして開幕までどんな動きがあるか…。


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東の在籍チームはNEC以外、プレミアでの優勝経験がない。

近年の成績からいって日立が準優勝、上尾が3位、デンソーが4位と上位経験はあるのだが、各チーム、絶対的な格差まではない。

そういう意味では、これからの闘いぶりや、外国人選手の獲得なども気になるところ。

西とは様子が異なり、今後の成り行き次第では戦国リーグとなる可能性も秘めている。

まず、来季への尻尾が黒鷲旗で見られるかもしれない。(続く)