ピョンチャンオリンピックはメダルラッシュ。カーリング女子も準決勝に進出し、今や時の人。

因縁浅からぬ韓国と闘う。

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時を同じくして、今、テレ東では
卓球のワールドカップ。

これだけゴールデンタイムに
スポーツがオンエアされると目移りする。

やはりオリンピックの影響は大きい

愛国心など普段、あまり感じられない国になっていても、他国と闘う日本人には声援を贈る。

こんな時ぐらいしか、日本が結束する機会は少ない。そう思うと、スポーツの持つ力は想像以上に大きい。

プレイのひとつひとつに胸踊らせ歓喜する。
そして、喜びを共有する。

その時、選手もファンも一体となる。
これがスポーツの醍醐味。


近年、卓球人気が根強く
バスケットボールのBリーグともども
バレーボールの強力なライバル。

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さあ、バレーボールも負けていられない。

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冬季が終わると、次は夏季。
東京オリンピックだ。

1964年以来、56年ぶり。
東京に出場する選手も
監督も、コーチも
次に日本に夏季オリンピックが到来するまで
現役はひとりもいないだろう。

おそらく
生涯最後の、母国オリンピック出場。
次のオリンピックは特別なのだ。

是非とも、全日本女子バレーボールチームがメダルを獲得する姿をこの目で見てみたい。

願わくば、銅や銀ではなく
黄金に輝く金メダル。

今回のピョンチャンオリンピックで
日本は11個のメダル(22日午後8:00現在)を獲得しているが、ランキングは低く11位。
金メダルの獲得数が上位だからだ。

金と銀の数が逆ならランキング7位。
これが現実、と言わざるを得ない。

バレーボールのロンドンオリンピックは大変感動したが、オリンピック以外で印象に残っている国際大会と言えば、日本が優勝した2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)。


ここでも日本は韓国と対戦した。

しびれる場面だ。

延長10回表。ツーアウト1塁、3塁。
イチロー選手に出番が回る。

原監督の時代。
相手のピッチャーはヤクルトスワローズでクローザーとして活躍していた林昌勇投手。

二塁が開いていたにも関わらず、韓国はイチロー選手との勝負に出る。

マナーの悪さが取り沙汰される韓国だが、あえてイチロー選手との勝負に出たのは潔かった。

粘りに粘った2-2。
イチロー選手の一振りはセンター前へ。
2点タイムリー。

勝負あった。

イチロー選手はプロ野球史上に残る最高の選手のひとりだが、最も印象に残るシーンはどれかと問われれば、間違いなくこのWBCを選ぶ。

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この一振りで、イチロー選手は真の国民的ヒーローになったかもしれない。


バレーボールにも、そのチャンスはある。


中田監督は「伝説に残るチームを作り上げたい」と明言した。

果たして、ロンドン以上の感動が待っているかどうか、今はそれが楽しみ。

東京オリンピックの活躍次第では、イチロー選手をも超える伝説が生まれるのかもしれない。 

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その前に、まず、世界選手権。
勿論、目指すは頂点。

今年の楽しみは、まだ、これから。