Vリーグはクライマックス。
Vプレミアリーグはファイナル6・2週目。
チャレンジリーグⅠは残り3〜4試合。
チャレンジリーグⅡは残り1試合。
そう、今週は最終戦。
群馬銀行と柏が優勝決定戦となる。
特に土曜日は、プレミア、チャレンジⅠ、Ⅱ併せて3試合ずつ、一挙に9試合。
それでは、今週の見所について掲載してみる。
久光製薬スプリングス
vs
NECレッドロケッツ
昨年の優勝チームと、今年のレギュラーラウンド1位チームが激突。と言えば聞こえは良いが、今年に限って言えば、結構な格差がついてしまった。
・今季の対戦結果。
久光 3-0 NEC
久光 3-0 NEC
久光 3-0 NEC
久光3勝
開幕戦で激突して以来、全戦ストレートで久光が勝っている。今季全勝なので当然ではあるが、鍵は戦術と選手起用にあるとみる。
ともに競り合いに強い同士だが、まともに行けばアキンラデウォ選手を筆頭に決定力の高い久光に分が悪い。岩坂、森谷選手を併用。
サイドも石井選手を軸に野本、今村選手の二枚が強力、ライトには新鍋選手がキーマン。
NECは柳田選手を筆頭に強力なサーブで崩して相手の好きな攻撃を封じ、先手を取って速い展開で勝負したい。
JTマーヴェラス
vs
デンソーエアリービーズ
コンビ中心の全員バレーからエース・ミハイロビッチ選手中心に総合力で勝負するスタイルに変化したJTと、スピードバレー中心の変幻自在な選手起用のデンソー。
・今季の対戦結果。
JT 3-2 デンソー
JT 3-0 デンソー
JT 1-3 デンソー
JT2勝1敗
ともにしぶとさが信条。
総合的なスキルでJT。
スピードバレーから混戦に持ち込んでデンソー。
JTはエース・ミハイロビッチ選手を軸に田中瑞稀選手の復調と金杉、目黒、橘井選手、そして奥村、芥川選手の両ミドルが鍵。
デンソーは大エース型ではないが、鍋谷、石田、坂本、工藤、堀江選手のサイドとフュルスト選手の高さ、石井選手の機動力が武器。
双方ともサーブがよく、JTは井上選手。デンソーは鍋谷、石田選手が鍵。
トヨタ車体クインシーズ
vs
東レアローズ
・今季の対戦結果。
トヨタ車体 3-0 東レ
トヨタ車体 2-3 東レ
トヨタ車体 3-2 東レ
トヨタ車体2勝1敗
今季はトヨタ車体の2勝1敗だが、東レが巻き返してからはほぼ互角。近2回はともにフルセット
ブロックと、ネリマン、荒木選手の決定力が決め手のトヨタ車体。
サーブレシーブの強固さとサーブが走れば東レ。流れに乗ると、堀川、ケイディ、黒後選手の強力な三枚が一気呵成に攻める。
サーブで主導権を握ったほうが優勢。
トヨタ車体は小田、村永、中屋選手と、要所で活躍する渡邊選手。
東レはセッター田代、白井選手と、野村、小川選手たち若い力が鍵を握る。
・チャレンジリーグⅠ
岡山シーガルズ
vs
KUROBEアクアフェアリーズ
・今季の対戦結果。
岡山 3-0 KUROBE
岡山 3-1 KUROBE
岡山2勝
今季躍進の3位を確定させたKUROBEだが、来季はV-1スタートが濃厚だけに、更に手強いプレミア勢を今後迎え撃つ以上、岡山はその試金石。今季最後の対戦だが、岡山は今季ミドルのレギュラーとしてサーブレシーブもこなす大楠選手、エース佐々木選手、成長著しい金田、サウスポー渡邊選手などユニークな編成。若さが魅力のチーム。
KUROBEはジョンソン選手と攻守の要・和才選手と馬場選手の堅守。大盛、倉見選手の高さを武器に戦う。平谷選手の復調も好材料。
・チャレンジリーグⅡ
群馬銀行グリーンウイングス
12勝2敗 勝ち点33
vs
柏エンゼルクロス
10勝4敗 勝ち点32
・今季の対戦結果。
群馬銀行 3-2 柏
群馬銀行 3-0 柏
群馬銀行2勝
今季のチャレンジリーグⅡの優勝が懸かった大一番。今季は群馬銀行の2戦2勝だが内容は接戦。
群馬銀行は磯野、鈴木選手のミドル勢と田中、寺坂選手のサイド陣。攻守の要・柿沼選手と堅守の谷内選手が固める。
柏は攻守の要・エース田中選手とミドルの末代選手、左の萩原選手と決定力高い。鶴ヶ崎選手の堅守も鍵を握る。
まずは、決戦は土曜日。
大勝負が待っている。
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