来季からVリーグはV-leagueへと生まれ変わる。
呼び名は同じ、ローマ字表記になっただけ。
だが、中身は結構著しく変わる。
そこで一足早い来季の展望をしてみよう。
東:
日立、上尾、NEC、PFU、デンソー、KUROBE
西:
東レ、JT、岡山、久光、トヨタ車体、 熊本orJAぎふ
※東西分けはサマーリーグに準拠する。
V-2リーグ予想
熊本orJAぎふ、大野石油、トヨタ自動車、柏、群馬銀行、プレステージ、ブレス浜松、GSS、大阪、+姫路(?)
現在、V-1ライセンス保有チームは14。V-2ライセンス保有チームが7。うち、12チームがV-1へ、残り9チームがV-2へ編成される。
前述の通りV-1リーグの東西分けはサマーリーグを準拠させて頂いた。
あくまで予想なので、参考程度に留めておいて頂きたいが、やはり気になるのはV-1の東西分け。
東は比較的力が拮抗している。
KUROBEが上のリーグに上がってどこまでやれるか。既にジュリアン・ジョンソン選手が活躍しているとはいえ、アジア枠を含めた補強が必要となる。
西は久光、JT、トヨタ車体、東レが在籍する激戦区。岡山でもかなり骨の折れる相手揃い。
仮に熊本にしろJAぎふにしろ、相手のレベルが相当上がるので、アジア枠も含めたかなりの戦力補強が必要と見られる。
基本、V-1は3回総当たり+交流戦が6試合。
東西それぞれ、1会場2試合ないし1試合×2。1日6試合が基本ベースとなる。
また、交流戦が6試合程度予定されていて、1回こっきりながら、東西全チームとの手合わせをすることとなる。
プロ野球同様、交流戦で大きな順位変動がありそうで、今後東西格差がどう進んでいくのかが見物。
また、ファイナル6から8になり、ファイナル3進出はこれまで以上に狭き門となる。
その分、日本一のスケール感は出るが、優勝がかなり遠くなる。
まず、東西リーグでの成績上位が必須となる。
V-2についても触れてみる。
V-2は2回総当たり戦のレギュラーラウンドの後、上位6チームがファイナル6へ参加。
入れ替え戦出場決定戦を勝ち抜いたチームが入れ替え戦に出場する仕組みとなっている。
V-2は現在のチャレンジリーグⅠ、Ⅱの混合編成となるが、チャレンジリーグⅡのチームにとって少し敷居が高くなる。
その分挑み甲斐があるが、今後はV-1とV-2の格差がそれまで以上に明確化しそうだ。
ただし、出場資格がV-1ライセンス保持チームとある。ファイナル8が東西上位4チームずつだから、東西下位2チームが入れ替え戦に進むものとみられる。
入れ替え戦の出場チームが1チームのみだと、昇格枠があまりに少ない。
最低でも東西一枠ずつは欲しいところ。
何よりも、V-1でも格差がクッキリする可能性は否めず、始めにV-1に格付けされたチームが余りに有利過ぎる。
仮にV-2リーグで入れ替え戦の出場権利を獲得しても、ライセンスなしという理由で入れ替え戦が行われないと、リーグがしらけて火種を呼ぶこととなる。
このあたりは来季の開幕までにスッキリさせたいところ。
上記はあくまで、現時点での暫定の話。
来季の開幕までにかなり詰める部分も出てくるだろう。
先日の話通り、会場広告掲載枠を各チームに開放し、広告収益がチーム側に得られるなどメリットも増えた。
果たして、最終的にどういった形になるか、注目したい。
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