ご飯を美味しく食べるコツはひとつしかない。

空腹にする。

体調的な理由で食欲がない場合は別だが、いくらでも食べられるのに、美味しく感じないのは、ただ単に飽食だから。

かくいう筆者も、今日は途中までパン一個だから腹が減っている。

また例によって温泉に寄り、サウナとかで結構フラフラ寸前だから、旨いのなんの(^ω^)

朝風呂に入って、高速を吹っ飛ばし、時間を30分短縮して着いた先は群馬県。

そう、目的地はチャレンジリーグⅡ前橋大会。


DSC_0046

思い出しました。去年も来ました。
ただ、名前が変わっているような…。

最近、体育館の名前変えるの、全国的に多いんです。

「なんとかアリーナ」
これ系多いですね。

ここは違いますが、到着してすぐにスリッパ必要を思い出しました(^-^;


今日のお目当ては幾つかありますが…。

第一試合は柏と大阪の試合です。

DSC_0047

DSC_0049

真ん前の席だったのですが、双方ともにホームではないので、まだガラガラ。

第一セットは接戦だったのですが、第二セット以降は終始柏が優勢。

相手は優勝争いしてる柏ですから、大阪が苦戦するのは無理ないのですが…。

やっぱり、柏は上のクラスで揉まれているので、攻守に渡りワンランク上ですね。

DSC00785

DSC00731

今年からキャプテンの坂根選手がミドルにポジションチェンジしてますが、どうなんでしょう…。
得点力が下がっている気がします。

大阪は坂根選手がプレイングマネジャーとして陣頭指揮もしてましたが、体制的にも辛いですね。

思ったことは、まず、一つ一つのプレイの精度を上げていくことかと思いました。

DSC00751

中々勝てずに厳しい闘いが続いてますが、頑張って欲しいです。

DSC00787

柏で目立ったのは、サウスポーの萩原希選手ですね。

シャープなアタックでパンチ力があり、これからますます活躍しそうです。


首位攻防戦の群馬銀行とプレステージ。
好対象な両チームの対戦は見ごたえありました。

DSC00811

DSC00823

この2チームとも、昨年見た段階と全然違いますね。

一言でいえば、静と動でしょうか。


群馬銀行は9人制の強豪チームで歴史もあり、体制もしっかりしてそうです。

監督の石原さんはイトーヨーカドー、武富士バンブーで監督を務め、JTマーヴェラスでVプレミアリーグを優勝に導いた百戦錬磨の名将。 

DSC00931

どっしりしていてちょっと怖い感じですね。
結構怒ってました。

東レの菅野監督を思い出します。

チームの士気も高く、雰囲気はちょっと久光に近いかも。


一方のプレステージを率いる北原監督はエチオピア男子代表監督、JTマーヴェラスのコーチ、U-18女子代表コーチなどを経験した国際派の監督さん。

DSC01062

ジェスチャー巧みにコーチ、選手、スタッフ一同でチームを盛り上げるスタイルはまさに動。

そう、デンソーエアリービーズのような明るく活気ある雰囲気。

試合はプレステージが第一セットを先制するも、地元の声援に後押しされ群馬銀行が二セット連取。

第四セットは接戦を制し群馬銀行が一敗を守りましたが、双方守りが固いですね。

プレステージはサウスポーの江川選手がエースですね。

DSC00911

バックアタックも繰り出し、この日チーム最多のアタック本数55本を打ち、17得点を上げています。

DSC00824

DSC01140

チームの中心は戸田さやか選手と松尾由紀子選手ですかね。

松尾選手はコート外でもこまめに選手に声を掛け、良いお姉さん役。
途中、ピンサの出番が遅れて、慌てて飛び出していって、思わず苦笑い。

チャレンジリーグⅡ創設当時は佐藤綾選手の得点力が突出していて、小柄なチームという印象でしたが、充実期に入っていて楽しみな良いチームです。


群馬銀行では磯野明日香選手が目立ちました。

DSC00920

DSC01044

センターですがライトからのアタックも打ちますし、ジャンプサーブのインパクトがしっかりしてて球質が重そうな印象でした。

DSC00943

ジャンプサーブといえば寺坂選手も使い手です。今日もサウスポーを利したアタックを決めてました。

DSC01183_1

今日は途中から栗田選手に代わりセッターを務めた古市選手が頑張り、チームを勝利に導きました。

今日の勝利で群馬銀行は優勝へ大きく前進した印象があります。


最後に、群馬銀行の応援は個性的で打楽器音の応援が、どちらが得点しても鳴り響くので途中からくると、どっちの得点?、とちと分かりにくいかもしれませんね。

グンマちゃんのBGMも久しぶりです。

DSC01160

群馬銀行は地域密着が成功しているチームで、第一試合と第二試合とではまるで客入りが違います。

柏の場合、サッカーの柏レイソルがあって、中々地域密着が上手く行っていません。

やはり結果ありき、なのでしょう。

事実上、群馬銀行と柏の二強の争いに絞られたチャレンジリーグⅡ。

こちらの優勝争いも注目です。