勝負は今日、おおよそ大勢が決まりました。 


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改めて順位です。


・Vプレミアリーグ・順位

※27(土)終了時点の順位

1位.久光製薬スプリングス (昨年2位)
20勝 勝ち点58
※ファイナル6首位通過。持ち点5
獲得勝ち点幅 55〜61

2位.JTマーヴェラス(昨年4位)
13勝7敗 勝ち点39
※ファイナル62位通過。 持ち点4
獲得勝ち点幅 38〜50

3位.トヨタ車体クインシーズ(昨年5位)
11勝10敗 勝ち点32 *全日程終了
※ファイナル6進出決定。

4位.デンソーエアリービーズ(*Cl1位)
11勝10敗 勝ち点32 *全日程終了
※ファイナル6進出決定。 

5位.東レアローズ(昨年6位)
8勝12敗 勝ち点24
獲得勝ち点幅 24〜27

6位.NECレッドロケッツ(昨年優勝)
7勝13敗 勝ち点24
獲得勝ち点幅 24〜27


ーーレギュラーラウンド敗退ーー

7位.上尾メディックス(*Cl2位)
7勝14敗 勝ち点22*全日程終了

8位.日立リヴァーレ(昨年3位)
5勝16敗 勝ち点15*全日程終了


上尾メディックスが敗れた時点で自動的にファイナル出場6全チームが確定。

上尾は最後まで踏ん張りましたが、如何せん相手が全勝の久光でいささか厳しい部分がありました。



久光は隙がないですね。

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少しぐらい不利でも、相手にペースを渡さない上手さと、どこでも切れる強み。
この差が今季の全勝に繋がっています。
百戦錬磨+最強外国人の組み合わせは伊達ではありません。

上尾は最後の最後まで粘り抜いての敗退ですが、若い堀江、山口選手にとってはチャンスとなった一年であり、辺野喜選手も土壇場で活躍出来て、来年以降に繋がるシーズンになったと思います。

来季はライトを固定してサーブレシーブを安定させたいですね。まだ、課題も多いですが、先行きの希望は見えたかもしれません。
あとはセカンドセッターの着手が遅れているので、これから来季までの課題ですね。

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ともあれ、最後まで闘い抜いた上尾の力戦敢闘に拍手を贈りたいと思います。


そして、得失セット差で僅かながらトヨタ車体がデンソーを抑え3位、そしてデンソーの4位が決まりました。

この2チームは天皇杯・皇后杯でも優勝争いをしましたが姉妹チームがライバルというのは、昨年の段階では予想出来なかったかも知れません。
トヨタ系列の方はさぞ喜んでいるのでは。

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それはさておき。
二チームの差は殆どありません。
しいて言えば、現時点での充実度で
トヨタ車体が上、というところでしょうか。
戦力が整い、充実期に入ってきました。
上位陣にとって嫌な存在になってきたと思います。


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デンソーは田原選手が欠場中。
今日は鍋谷選手が本調子ではなく、スタメンから外れ
その分坂本選手が大活躍。
工藤選手も健闘、最後足がつってしまいましたが、頑張りました。

坂本選手は全日本にも招集経験があり、これからの活躍次第ではお声が掛かるかもしれませんね。



日立は、最後の最後でようやく「らしさ」が出ましたね。
苦しいシーズンでしたが、結局、復調してきた渡邊選手が加わってベスト、ということが証明されたような形になりました。

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勝てなくて色々試行錯誤したシーズンでしたが、栗原選手の復活あり、長内選手の活躍、間橋、ハウイ選手の活躍など収穫もありました。上坂選手も合流、窪田、入澤、巻口選手といずれ劣らぬ逸材も加わり、希望が見える形での来季となります。

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ただし、まだ課題も山積みです。
セカンドセッターの育成やサーブ、サーブレシーブの強化などやることだらけ。

一足早いシーズンオフになりますが、まずはお疲れ様でした。


東レは足踏み状態が続いてますね。
ここにきて、セッター問題が浮上してきました。

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サイドが固まったまでは良かったのですが、やはりミドルを絡めていかないと、攻めが単調になるので、課題ですね。

白井選手はチャンスを貰ってますが、伸び悩んでますね。トスが低いとDAZNの解説者の方が指摘しています。
今日の試合ではミドルを積極的に使って良かったのですが、勝ちには至っておりません。
田代選手もいますので、明日は5、6位を懸けての争い。しっかりと結果には拘って、頑張って欲しいですね。


NECは粘り腰を見せて、さすが、というところもあったのですが、ここのところ勝ちきれていません。

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内容は悪くないのですが、今日はトヨタ車体が一枚上というところ。
ただ、NECは今季、外国人選手を獲らなかったことで選手全員にチャンスが広がり、誰が出ても活躍するチームが作られてきました。

今年一年で選手層は大幅に厚くなりました。
これで大砲が一枚加わったら、ちょっとやそっとでは勝てなくなるかもしれません。

それはさておき。
まだ、5、6位争いが明日に持ち越しです。
ファイナル6への出場が決まり、後顧の憂いがなくなった今、まずは明日の試合に全力投球です。


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今日でレギュラーラウンド最終戦を終えたチームの皆様、お疲れ様でした。

明日の闘いが残されている各チームの皆様、明日もナイスゲーム、期待しています。