ようやくこちらも今日で仕事納めです。
既に休みに入っている方も含め、お疲れ様でした。

勿論、正月も仕事の方もいます。
接客業とかだと正月も普通に仕事しますので、まとまった休みが中々取れず、ハードですが、頑張って下さい。

こうして毎日記事を書き続けてますが、今にして思うと今年の4月〜9月の経験が大いに役に立ちましたね。

全日本と掛け持ちで記事を書いていましたし、特に4月は大きなバレーボールの大会が何もなく、露骨な閑散期でした。

この1ヶ月は全て企画もので通しましたが、お陰で発案力がかなり向上しました。

今でも記憶に残るのは「ユニフォーム・ミュージアム」です。

26903d50 (1)


あれは昨年、たまたま思い立ったものを具現化しただけで、ウケるとかそういうことを一切考えずに手掛けました。

これが意外なぐらいヒットして、「あれ?」って感じでした。
年に2回ぐらいしか記事にならないので、「こち亀」の日暮みたいなレア記事ですね(^-^;

また、ブログとして良かったことは、記事のフォーマット化です。

「全日本女子バレーボールの今日、そして明日」の頃は集中連載ものが殆どで、連日、選手の特集を組んだりしてましたが、これを番組形式にしたことが、このブログになって一番変わったことです。

一番のロングランはこの「バレーボール夜話」ですが、もう423回なんですね。

初期から続いているのは、「バレーボール夜話」と、「Weekly Volleyball」。そして、「月刊シリーズ」です。

6231cad2

月刊シリーズでも人気のある「月刊山口舞」→http://volleyballplayer.blog.jp/archives/13706730.html


やはり皆様、選手の特集はお好きなようで、出した当時は凄く反響がありました。

今だからカミングアウトしますが、あれ、元ネタは「月刊●●」という芸能人の写真集です。

勿論、中身は全く異なりますが、「彼女はバレーボーラー」はそれまでの「全日本女子バレーボールの今日、そして明日」のようなシリアスタッチ一辺倒ではなく、ポップな雰囲気を出したかったので、明るく、軽めな路線が当初のコンセプトでした。

そこには、ある狙いというか、意図がありました。

「バレーボール?」
と話題を出した時、相手が構えるものではダメだ、というのが、「全日本女子バレーボールの今日、そして明日」を手掛けた際に思った感想でした。

正直、このブログは「全日本女子バレーボールの今日、そして明日」のピーク時までには到達していません。

が、全日本の活動は3月末〜10月20日の世界選手権までと、今年より若干長めです。

DSC09359

眞鍋監督時代と違い、中田監督は交流試合などを一切行わず、練習期間を多目に取り、ぶっつけ本番に近い形で大会に臨むスタイルのようです。

読売ジャイアンツが前人未到のV9を達成した時、春期キャンプから報道陣をシャットアウトし、川上哲治監督の哲にもじり「哲のカーテン」と揶揄されました。

闘うまでに入念な練習を積み、手の内を明かさないスタイルがあればこそ、昨年の守備力の高さと結果がもたらされたのだと思います。

正直、メディアへの露出が減り、その点はファンは不満かもしれませんが、結果を求めるならやむを得ないところ。

Vリーグのシーズンは10月末から3月下旬とおよそ5ヶ月。

_20171204_215014

全日本の体制は、ここから出来上がります。

バレーボールも少しずつ内情が分かってくると、興味の方向は、全日本の華やかさのみではなく、その全日本を形作る原型であるVリーグに興味を持つようになります。

これが、バレーボールファンの普通の流れです。

ですが、食わず嫌いの心理が働くと、全日本→Vリーグの流れにはなりにくい傾向があります。

だから、
「バレーボール?」
「Vリーグ?」という先入観を取り払うには、肩肘張らないとわからない内容ではなく、明るく、軽めの路線のほうが、取っ掛かり入りやすい、そういう意図があったりします。

で、個人の感想から言えば、明るく笑顔のあるところには人が集まるからです。

接客業をやっていたから思うのですが、接客と言うのはマニュアル通りに行うことだけが大事ではなく、話し好きだったり、明るい笑顔を振りまく店員さんがいる店は、また行こう、という気持ちになります。

バレーボールでも、あの選手のガッツポーズや弾ける笑顔を見たくて会場に足を運ぶ方も少なからずいます。

DSC08969

DSC05188

IMG_20171115_002009

ee8fc156

結果、負けだったとしても、試合内容がよかったり、お目当ての選手の笑顔を見れたからよしとしよう、というファンの方も決して少なくはない筈です。

だから、明るさは大事なのです。
しかめっ面して読むのは疲れますから(^-^;

そんなこんなで、このブログも一年が過ぎました。

さして面白くもないこのブログに一年間お付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。

勿論、これからも続きます。
変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。