たまに現実離れした現実があるから、人生面白い。

先週の岡山VSNECも、そして、久光VSデンソーも
漫画でも起こらないような現実の世界でした。

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特に6点差の大逆転など漫画でもなく、OQTのタイ戦も凄かったですが、それ以上の驚きと興奮でした。

ワールドプロレスリングのライガー選手の解説が面白く、
お得意の「すげー!!、こいつら人間じゃねー!!」という名調子が大好きです。

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久光とデンソーの試合をみて、筆者はこのフレーズがすぐに思い浮かびました。
なんていうか、ああいう試合を見ちゃうと、「またやってね!」っていう希望が出てきます。

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楽しくないですか? 不可能を可能にしてしまうって?
それは負けた方は悔しいですけど、あそこまで縺れた試合。
それも双方精一杯力を出しての勝負ですから、仕方ないという部分もありますね。

考えてみてください。久光は今季一度も負けてないんですよ。
それを思えば、まだ公式戦でなくて良かったのでは、と割り切れる部分もあるかもしれません。
返って、闘志に火がつくのではないかと思うので、勝者、敗者ともよくやったな、という印象でしたね。

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さて、今週末の準決勝ですが…。

NECとトヨタ車体。

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今季トヨタ車体の2戦2勝なんですね。
NECはこの大会で山内選手が復帰しますが、廣瀬選手が松葉杖をついていたので、復帰まで当分懸かる見込みです。入れ替わりという形ではありますが、荒谷選手が代理を務めたりと選手層に幅が出来た1年だったと思います。

一方のトヨタ車体は故障者が続々と復帰し、ほぼフルメンバーが揃いました。
後半で体制が揃うチームはリーグ戦で圧倒的に有利なので、今の勢いで優勝目指したいところ。

この試合も熱い闘いになりそうです。

東レとデンソー。

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こちらは今季1勝1敗と全くの五分。
ともに3-1で1勝ずつしています。

東レは体制が固まってきてからは、セッターが入れ替わるぐらいでほぼメンバー固定。
一方、デンソーは鈴木、堀江選手の二枚替え、坂本、工藤選手の二枚レフト、山田選手のレシーバー、中川選手のリベロ起用と体制が固まってきました。

チームはともに充実期を迎えており、一進一退の攻防になるのではないかと思います。
サーブ効果率もデンソー1位、東レ2位とほぼ互角。
サーブレシーブ成功率も東レ2位、デンソー3位とほぼ互角。

順位もともに7勝8敗で3、4位と実力的に拮抗しています。
面白い試合になるのではないかと思います。

果たして決勝に駒を進めるのはどのチームか?
こちらも楽しみです。


余談ですが…。

今年はとにかく故障者も多く運のないNEC。
年末は地元の川崎厄除け大師で厄払いしたほうがいいかもしれません。