昨年は四強+二強、六強の争いだった。

今年はどうか?

下馬評では久光製薬スプリングスが頭一つ抜けている。
実際、その見方は間違っていないだろう。

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だが、これからの展開次第では、それもまだ、わからない。

とにかく言えることは、前半でおいて行かれると苦しいということ。

そして、これまで何度か申し上げた通り、後半熟成が進み、体制が良くなってくるチームが有利と言える。

早くもNECが起動修正し、トヨタ車体が首位に立った。

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昨年のことを思えば、起動修正出来なかったチームが脱落する。

一寸先は闇。
今日が前半三試合目。


※各カードのみどころは

Weekly Volleyball 10/2
6〜 今週末のVプレミアリーグ・カード紹介 / チャレンジリーグⅠ特集



を参照。


・Vプレミアリーグ 開幕第二週
レギュラーラウンド 1レグ

10/19(日)

・飛騨高山ビッグアリーナ

久光製薬スプリングス(2勝 勝ち点5 2位 )
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3-1
(21-25 25-22 25-20 25-19)

デンソーエアリービーズ(1勝1敗 勝ち点3 3位)  
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・久光製薬スプリングスのスターティングメンバー

・レフト:野本梨佳選手、今村優香選手
・ライト:新鍋理沙選手
・センター:岩坂名奈選手、フォルケ・アキンラデウォ選手
・セッター:栄絵里香選手
・リベロ:筒井さやか選手、戸江真奈選手


・デンソーエアリービーズのスターティングメンバー

レフト:鍋谷友理枝選手、坂本奈々香選手
・ライト:朝日優衣選手
・センター:クリスティアネ・フュルスト選手選手、石井里沙選手
・セッター:田原愛里選手
・リベロ:小口樹葉選手、山田美花選手

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第一セット前半、野本選手の連続アタックとデンソーのミスで5-2とした久光。一進一退からデンソーは鍋谷選手のアタックとフュルスト選手のサービスエースで6-7に詰め寄るも、今村選手のアタックできり、8-6と久光がリードする。
双方一進一退が続く中、久光はデンソーの連続ミスから新鍋選手のアタックへ繋ぎ、14-10とし、デンソータイムアウト、更に新鍋選手のライトからのアタックで久光が15-10とリードを広げる。デンソーは鍋谷選手のレフトからのアタックで形勢を入れ換えると、フュルスト選手のブロード、鍋谷選手のアタック、さらにラリーの中、岩坂選手の速攻をフュルスト選手がブロックし14-15に詰め寄るも、坂本選手のサーブアウトで久光が16-14で終盤へ。
デンソーは鍋谷選手のアタックからフュルスト選手のサービスエースで16-16の同点とし、さらに石井里沙選手のブロードから新鍋選手のアタックアウトを挟み、今村選手のアタックを石井里沙選手がブロック、さらに森田選手のサーブで崩して石井里沙選手が押し込み、森田選手のサービスエース。ここで久光は石井優希選手を投入。更に鍋谷選手のアタックでデンソーが22-17と一気に逆転。久光はアキンラデウォ選手のブロードと鍋谷選手のアタックアウトで20-23まで追い上げるも、デンソーがフュルスト選手のブロードで25-21で先制する。

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第二セット、久光は石井優希選手をスタートから起用。前半の一進一退から久光は、アキンラデウォ選手のブロードから野本選手のアタックとフュルスト選手のブロードを野本選手がブロック、更に岩坂選手の速攻で8-3と久光がリードする。
双方一進一退が続くなか、久光は石井優希選手のアタックから、石井里沙選手のブロードをアキンラデウォ選手がブロック、更に石井優希選手のアタックで14-7とリードを広げ、双方一点ずつ取り合い、石井優希選手のアタックで久光が16-8とし、終盤へ。
デンソーは坂本選手のアタックから石田、森田選手を二枚換えで投入。その石田選手のアタックで10-16とする。さらにフュルスト選手の速攻から久光に三連続でミスが出て14-17。更にデンソーはフュルスト選手の速攻から石井里沙選手のブロード、鍋谷選手のアタックで17-18まで追い上げる。ここから双方均衡が崩れず、久光23-22から野本選手のアタックでセットポイントを奪うと、野本選手がこのワンチャンスで連続アタックを決め、25-22で久光がセットを奪いかえす。

第三セット、デンソーはセッターを森田選手にスイッチ。そのデンソー、鍋谷、坂本選手のアタックで2-1と先行。しかし久光はデンソーの連続ミスから石井里沙選手の速攻をアキンラデウォ選手がブロック、更に石井優希選手のレフトからのアタックで5-2とリード。デンソーはフュルスト選手にボールを集め、速攻2本を決め5-6、さらにフュルストが速攻2本を決め7-7に追い付くも、久光は野本選手のアタックでラリーを制し8-7で折り返す。
タイムアウト後、均衡を破ったのは久光。11-10からアキンラデウォ選手の速攻から野本選手のアタックで13-10とするも、デンソーは新鍋選手のサーブアウトを皮切りに、石井里沙選手のサービスエースで切り返し、石井里沙選手のサーブで崩して、フュルスト選手が押し込み13-13の同点。一進一退の中、アキンラデウォ選手のブロードとサービスエースで連続得点を奪い、16-14で久光リードで終盤へ。
久光は野本選手の連続アタックで19-15としデンソータイムアウト。一進一退のまま、久光はデンソーに主導権を握らせず、野本選手のアタックと石田選手のアタックをアキンラデウォ選手がブロックし、久光セットポイント。デンソーは朝日選手のアタックで反撃するも、最後は野本選手のアタックで決め、25-20で久光がセットを連取。王手を掛ける。

後がないデンソー、石田選手をスタートから起用。久光は1-2から石井優希選手のアタックでラリーを制すると、アキンラデウォ選手のアタックで3-2と勝ち越し。更に野本選手の3連続アタックと石田選手のアタックアウトで7-3と一気にリード。デンソーはアキンラデウォ選手のサーブを巡りチャレンジ成功。更に鍋谷選手のアタックで5-7と追い上げるも、久光は野本選手のアタックできり、8-5で久光がリードする。
久光は9-7から石井優希選手のアタックから石田選手のアタックをアキンラデウォ選手がブロック、更に新鍋選手のライトからのアタックで12-7とし、デンソーがタイムアウト。
双方一進一退から石田選手のアタックをアキンラデウォ選手がブロックし、野本選手のアタックで15-9とすると、更に野本選手のアタックで16-10とし、終盤へ。
久光は17-12から岩坂選手の速攻を皮切りに石井優希選手のアタック、鍋谷選手のアタックを岩坂選手がブロック、更に途中出場の加藤選手のアタックで21-12とリードを大きく広げる。デンソーは坂本選手のアタックから、森田、朝日選手を二枚換えで投入し、鍋谷選手のアタックで15-22。ここで石井優希選手のアタック判定を巡り久光チャレンジ成功。デンソーは朝日選手の連続アタック、石田、フュルスト選手の連続アタックで19-24まで詰め寄るも、最後はアキンラデウォ選手のブロードで久光が25-19で獲り、3-1で勝利しました。

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・ベストスコアラー
野本梨佳選手(久光製薬スプリングス)

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26得点

今日攻撃の軸となった野本選手。安定感も出てすっかりエースらしくなってきた。アキンラデウォ選手との連続得点や、途中出場の石井優希選手も17得点と申し分のない
デンソーは鍋谷、フュルスト選手の二枚で攻撃するも、第一セット先制のリードを活かせず。鍋谷選手もすっかりエースとして安定。
もう一枚が揃うと戦力アップ。
誰が抜け出すか、注目。




JTマーヴェラス(1勝1敗 勝ち点3 4位)
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3-1
(25-20  17-25 25-16 25-23)

東レアローズ(2敗 勝ち点0 8位)
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・JTマーヴェラスのスターティングメンバー

・レフト:ブランキッツア・ミハイロビッチ選手、金杉由香選手
・ライト: 橘井友香選手

・センター:奥村麻依選手、芥川愛加選手
・セッター:柴田真果選手
・リベロ:小幡真子選手


 ・東レアローズのスターティングメンバー

・レフト:ケイデイ・ロルフゼン選手、黒後愛選手
・ライト: 堀川真理選手
・センター:井上奈々朱選手、大野果歩選手
・セッター:田代佳奈美選手 
・リベロ:中川有美選手

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第一セット、前半の主導権を握ったのはJT。黒後選手のサーブアウトから大野選手の速攻を芥川選手がブロック。さらにミハイロビッチ選手のアタックと堀川選手のアタックアウトで4-2とリード。東レはJTのミスと橘井選手のアタックを田代選手がブロック、更に堀川選手のアタックへと繋いで5-4と逆転に成功。さらにJTのミスからロルフゼン選手のサービスエース、ミハイロビッチ選手のアタックアウトで東レが8-5とリードする。
JTは橘井選手のライトからのアタックから井上選手のアタックアウトで7-8とするも、東レは9-8からロルフゼン選手のアタックと奥村選手のブロードを黒後選手がブロックし、11-8と再び突き放す。しかしJTはすぐさまミハイロビッチ選手のアタックと堀川選手のアタックアウトで10-11とし、更に奥村選手の速攻とロルフゼン選手のアタックアウトを挟み、ロルフゼン選手のアタックを芥川選手がブロックし13-12と逆転。さらに堀川選手のアタックアウトとミハイロビッチ選手のアタックで15-13としたJTがミハイロビッチ選手のアタックで16-14とし、終盤へ。
ロルフゼン選手のサーブアウトから東レは木村美里選手をレシーバーとして投入。JTはピンチサーバー柴田選手のサーブで崩して橘井選手のアタック。ここで東レがタイムアウト。しかしJTは手を緩めず黒後選手のアタックを奥村、橘井選手が連続ブロックで止め21-15とリードを広げると、さらに井上選手のサーブアウトからミハイロビッチ選手の連続アタックで24-16とセットポイント。東レはセッターを白井選手にチェンジし、黒後、堀川選手の連続アタックから金杉選手のアタックを堀川選手がブロック、更に金杉選手のアタックアウトで20-24まで追い上げるも、最後は黒後選手のサーブアウトでJTが25-20で第一セットを奪う。

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第二セット、東レは引き続き白井選手をスタートから起用。3-3から東レはJTのダブルコンタクトからロルフゼン選手のアタックで5-3。JTはこれを芥川選手のブロードとサービスエースで切り返し5-5の同点。双方一点ずつ取り合い、東レが堀川選手のライトからのアタックから井上選手のサービスエースで8-6とリードする。
双方一進一退から東レが黒後、ロルフゼン選手の連続アタックで12-8としJTがタイムアウト。更に堀川選手のアタックで13-8とする。
JTは金杉、ミハイロビッチ選手のアタックで追い上げるも、東レは堀川、井上選手の連続アタックで15-10とし、金杉選手のアタックアウトで16-11で東レリードで終盤へ。
JTは橘井選手のアタックからピンチサーバー柴田選手を起用し、東レのミスで13-16とするも、東レはロルフゼン選手のアタックとノータッチサービスエースで18-13と再び突き放し、更に堀川選手のアタックと金杉選手のアタックを白井選手がブロックし東レ20-14でJTタイムアウト。JTは奥村選手のブロードから黒後選手のアタックを芥川選手がブロックし17-21。しかし東レはJTの連続ミスから黒後選手がサービスエースを奪い24-17とセットポイント。最後は芥川選手のアタックアウトで東レが25-17で第二セットを奪いかえす。

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第三セット、立ち上がりの連続ミスで2点を失った東レ。更にJTは田中美咲選手のツーアタックと堀川選手のアタックをミハイロビッチ選手がブロックし5-2。更に橘井選手のライトからのアタックとミハイロビッチ選手のサービスエース、ロルフゼン選手のアタックを芥川選手がブロックし、8-3とJTリードで折り返す。
東レは井上選手の速攻から黒後選手のアタックへ繋げ5-8。双方一進一退からJTは金森、ミハイロビッチ選手の連続アタックで12-7とし、東レがタイムアウト。更に金杉選手のサービスエースで13-7とリードを広げる。しかしJTに連続アタックミスがでて、東レ9-13でJTタイムアウト。東レは堀川選手のアタックで10-13とするも、JTは井上選手をレシーバーとして投入。奥村選手のブロードと堀川選手のアタックアウトで15-10とリードを広げ、田中美咲選手のツーアタックで16-11でJTリードで終盤へ。
双方一進一退からJTは東レのミスからピンチサーバー柴田選手のサーブで崩して黒後選手のアタックを芥川選手、更に井上選手の速攻を金杉選手、黒後選手のアタックを橘井選手が三連続でブロックし22-13と突き放し、最後はミハイロビッチ選手の連続アタックで勝負を決め、JTが25-16で王手へ。

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後がない東レ、白井選手のサービスエースからミハイロビッチ選手の連続アタックアウトを誘い、東レ3-0でJTタイムアウト。JTは白井選手のサーブアウトからミハイロビッチ選手のアタックで2-3と追い上げ、さらに東レ6-4から橘井選手のアタックとミハイロビッチ選手のサービスエースで6-6の同点。更に東レの連続ミスでJTが8-7で折り返す。
更にJTは白井選手のサーブアウトから金杉選手のサーブで崩して奥村選手が押し込み11-9。ここで東レがタイムアウト。更にJTは田中美咲選手のツーアタックからサービスエース。この判定を巡り東レがチャレンジするも失敗。さらに井上選手のアタックアウトでJTが15-11とリード。東レはロルフゼン選手のアタックから田代、杉原選手を二枚換えで投入。田代選手のアタックで13-15に詰め寄るも、ミハイロビッチ選手のアタックで切り、JTが16-13で終盤へ。
ミハイロビッチ選手のアタックで17-13としたJT。東レがタイムアウト。ロルフゼン、杉原選手の連続アタック、ロルフゼン選手のサービスエースで東レが16-17に迫りJTタイムアウト。更に金杉選手のアタックを井上選手がブロックし、東レが17-17の同点に追い付く。
しかしJTは橘井選手のアタックからピンチサーバー柴田選手のサービスエース、更に黒後選手のアタックを橘井選手がブロックし、20-17と再び突き放せば、東レは黒後、杉原選手の連続アタックで19-20に詰め寄り、更に黒後選手のアタックから白井、堀川選手をコートに戻し、金杉選手のアタックアウトで21-21の同点に追い付く。双方譲らないまま23-23の局面でJTはミハイロビッチ選手のアタックでマッチポイントを奪い、最後はロルフゼン選手のアタックを芥川選手がブロックし、25-23で獲り、セットカウント3-1でJTが2勝目をマークしました。

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・ベストスコアラー
ブランキッツア・ミハイロビッチ選手(JTマーヴェラス)

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27得点

決定率5割超えのミハイロビッチ選手。3本のサービスエースとサーブも冴えた。この日ブロック攻勢が冴えたJT。ピンチサーバー柴田選手も効果的。
東レはサーブレシーブがもうひとつで木村選手をレシーバーとして起用。良くなってきているものの、まだ勝ちきるまでには至らず、まずは一勝をあげ


・ひたちなか市総合運動公園総合体育館

トヨタ車体クインシーズ(2勝 勝ち点6 1位) image 

1-3
(14-25 22-25 25-21 24-26)

上尾メディックス(1勝1敗 勝ち点3 6位) image


・トヨタ車体クインシーズのスターティングメンバー

・レフト:ネリマン・ゲンシュレック選手 、高橋沙織選手
・ライト:村永奈央選手
・センター:荒木絵里香選手、渡邊彩選手 
・セッター:比金桃子選手 
・リベロ:榊原美沙都選手、佐藤澪選手


・上尾メディックスのスターティングメンバー

・レフト:カルサセス・ケニア選手、堀江美志選手
・ライト:近藤志歩選手
・センター:松本亜弥華選手、青柳京古選手
・セッター:冨永こよみ選手
・リベロ:山岸あかね選手

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第一セット、序盤から主導権を握ったのは上尾。今季初先発の堀江選手の連続アタックを皮切りに冨永選手のツーアタック、トヨタ車体のミスを挟んで、高橋選手のアタックを冨永選手がブロック、トヨタ車体たまらずタイムアウト。しかし上尾の猛攻は止まらず、近藤選手のノータッチサービスエース、更に堀江選手のアタックで一気に7-0とリード。これを荒木選手の速攻で切ったトヨタ車体。ネリマン選手のアタックの判定を巡りチャレンジ成功。さらにネリマン選手のアタックと、カルカセス選手のアタックをネリマン選手がブロックし、4-7と追い上げる。これを堀江選手のアタックで切った上尾が8-4で中盤へ。
タイムアウト後も止まらない上尾。
冨永、カルカセス選手の連続アタックから堀江選手の連続サービスエースで12-4と大差をつける。ここでトヨタ車体が二回目のタイムアウト。上尾は青柳、カルカセス選手の連続アタックで14-5とするも、トヨタ車体は荒木選手の速攻とサービスエースで7-14。しかし上尾はカルカセス選手のアタックで切ると、高橋選手のアタックを松本選手がブロックし、16-7で上尾リードで終盤へ。
更に近藤、松本選手の連続アタックで18-7と大きくリードした上尾。トヨタ車体はネリマン、村永選手の連続アタックで追い上げるも、上尾はネリマン選手の当たってるアウトと松本選手の速攻で20-9と追撃を許さず。大量リードに守られた上尾がカルカセス選手のアタックで25-14で第一セットを先制する。

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第二セット、トヨタ車体はネリマン選手のアタックと堀江選手のアタックをネリマン選手がブロックし2-0。上尾はすぐさま、青柳選手の速攻と村永選手のアタックアウトで2-2の同点。更に上尾は青柳選手の速攻からネリマン選手のアタックアウトで4-3。更にカルカセス選手の連続アタックで6-4と勝ち越す。そのまま双方一進一退のまま、高橋選手のアタックアウトで上尾が8-6で折り返す。
トヨタ車体はネリマン、高橋選手の連続アタックで8-8の同点とし、一進一退から更に荒木選手の速攻とサービスエースで11-10と勝ち越す。しかし上尾はトヨタ車体の連続ミスから冨永選手がアタックを決め13-11と逆転すれば、トヨタ車体も村永、高橋選手の連続アタックで14-14の同点に持ち込む。そのまま双方一点ずつ取り合い、渡邊選手のサーブアウトで上尾が16-15で終盤へ。
上尾は長いラリーをカルカセス選手のアタックで制し、トヨタ車体のミスで18-16。更にカルカセス選手の連続アタックで22-19と差を広げる。ここでトヨタ車体はタイムアウト。カルカセス選手のアタックアウトと渡邊選手のノータッチサービスエースで22-23に詰め寄る。しかし、カルカセス選手のアタックでセットポイントを迎えた上尾が、最後は荒木選手のアタックアウトで25-22でセット連取。王手を掛ける。

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後がないトヨタ車体だが、序盤は一進一退。高橋選手のアタックアウトとカルカセス選手のサービスエースで上尾が6-5とすれば、高橋、荒木選手の連続アタックで7-6と勝ち越し。そのまま均衡崩れず、荒木選手が堀江選手のアタックをブロックし、8-7でトヨタ車体がリードする。
双方一進一退のまま、上尾は青柳選手の速攻と村永選手のアタックアウトで11-10と勝ち越し。そのまま、一点ずつ取り合う展開の中、トヨタ車体は高橋選手のアタックと堀江選手のアタックアウト、さらにカルカセス選手のアタックをネリマン選手がブロックし、16-14と逆転に成功。
更にネリマン選手のアタックで17-14としたトヨタ車体。上尾は荒木選手を投入。トヨタ車体はネリマン、村永選手の連続アタックで19-15とし上尾がタイムアウト。
更に村永選手のアタックとネリマン選手のサービスエースで21-16とし上尾二回目のタイムアウト。上尾はカルカセス選手のアタックとトヨタ車体のミスで20-23と迫り、トヨタ車体がタイムアウト。カルカセス選手のアタックアウトでセットポイントを迎えたトヨタ車体が、最後は荒木選手の速攻で決め、25-21でトヨタ車体がセットを奪い返す。

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第四セット、先手を奪ったのはトヨタ車体。
1-1から近藤選手のサーブアウトから渡邊選手のブロードで3-1。更に高橋選手のアタックとカルカセス選手のアタックアウトで6-3とり
上尾はラリーをネリマン選手のアタックアウトで凌ぎ、さらにカルカセス選手のアタックアウトで5-6。しかしトヨタ車体はネリマン、高橋選手の連続アタックで突き放し、8-5でトヨタ車体が折り返す。
上尾は丸山選手を投入。トヨタ車体のミスとカルカセス選手のアタックで7-8。トヨタ車体は上尾のミスと荒木選手のサービスエースで11-9と再びリード。ここで上尾は荒木選手を投入。荒木選手のアタック、ネリマン選手のアタックアウト、更にカルカセス選手のアタックで12-12の同点に追い付き、トヨタ車体がタイムアウト。一進一退の攻防から上尾は丸山選手の速攻と冨永選手のサービスエースで15-14と勝ち越し。双方一点ずつ取り合い、カルカセス選手のアタックで16-15で上尾リードで終盤戦へ。
ネリマン選手のアタックで16-16としたトヨタ車体だが、上尾はカルカセス選手にボールを集め連続アタックで18-16としトヨタ車体がタイムアウト。更にネリマン選手のアタックアウトで19-16と上尾がリードを広げる。トヨタ車体はすぐさま、丸山選手のサーブアウトからネリマン選手のアタックへ繋ぎ、カルカセス選手のアタックアウトから荒木夕貴選手のアタックをネリマン選手がブロックし、20-19と逆転に成功。さらにネリマン選手のアタックとカルカセス選手のアタックを渡邊選手がブロックし、22-20とリードを広げると、ここで上尾がタイムアウト。上尾はネリマン、村永選手のアタックアウトとカルカセス選手のアタックで23-22と再び逆転。双方一歩も譲らず24-24のデュースにもつれこむ。
ここで高橋選手のアタックを冨永選手がブロックし、マッチポイントを迎えた上尾が、最後は荒木絵里香選手の速攻をカルカセス選手がブロックし、26-24で上尾が奪い、セットカウント3-1で上尾が2勝目をマークしました。

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・ベストスコアラー
カルカセス・ケニア選手(上尾メディックス)

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34得点

今日は第一セット前半の攻勢から集中力が非常に高かった上尾。トヨタ車体の流れになりつつあった第四セットも凌ぎ、価値ある勝利。ルーキー堀江選手も初スタメン。及第点といったところ。これからの活躍に期待したい。トヨタ車体は上尾に先手を奪われ、流れに乗り切れないまま敗れた。
双方ともに2勝1敗。序盤をまずまずの形で乗り切り、1レグ中盤へ突入。


 日立リヴァーレ(2敗 勝ち点1 7位) image

3-1
(25-23 18-25 25-19 25-23)

NECレッドロケッツ(1勝1敗 勝ち点3 5位)
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・日立リヴァーレのスターティングメンバー

・レフト:栗原恵選手、長内美和子選手
・ライト:遠井萌仁選手
・センター:カースティ・ジャクソン選手、芳賀舞波選手
・セッター:佐藤美弥選手
・リベロ:佐藤あり紗選手、小池杏菜選手


・NECレッドロケッツのスターティングメンバー

・レフト:柳田光綺選手、古賀紗理那選手
・ライト:山内美咲選手
・センター:大野果奈選手、荒谷栞選手
・セッター:塚田しおり選手
・リベロ:岩崎紗也加選手

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第一セット、NECは山内選手の連続アタックで2-0と先行。更に柳田選手のアタックと栗原選手のアタックを荒谷選手がブロックし、5-2とリード。日立はジャクソン選手のブロードで切ると、更にサービスエースを決め、栗原選手のレフトからのアタックと、長いラリーの中、古賀選手のアタックを芳賀選手がブロックし6-5としたところでNECタイムアウト。さらに栗原選手のアタックで7-5とした日立は栗原選手がアタックを決め、8-6で折り返す。
中盤、一進一退が続く中、日立は長内選手のアタックと山内選手のアタックを栗原選手がブロックし13-10と差を広げる。NECはここで廣瀬選手を投入。しかし日立はNECのミスから長内選手のレフトからのアタックで連続得点し15-11とし、NECは島村選手を投入。双方サーブアウトにて16-12で日立リードで終盤へ。
NECは柳田選手をコートへ戻し、島村選手のブロードと柳田選手のアタックで14-16に追い上げるも、日立は古賀選手のアタックアウトから遠井選手が古賀選手のアタックをブロックし、18-14と再びリード。ここでNECがタイムアウト。NECは柳田選手のアタックからピンチサーバー山口選手のサービスエースで18-20に迫るも、日立は斎藤選手をレシーバーとして投入、ジャクソン選手のブロックタッチを巡りチャレンジ成功。更にジャクソン選手のブロードで22-18と再びリード。NECは柳田、古賀選手の連続アタック、更に遠井選手のアタックを島村選手が、栗原選手のアタックを大野選手が連続ブロックで23-24まで詰め寄るも、最後は栗原選手のアタックで第一セット25-23で日立が接戦の末に取る。

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第二セット、NECは島村選手をスタートから起用。山内選手のライトからの連続アタックから塚田選手のサービスエース、更に古賀選手のレフトからの連続アタックでNECが5-0と一気にリード。日立はたまらずタイムアウト。更に山内選手のアタックで6-0としたNEC。日立は長内選手のアタックと遠井選手のサーブで崩してジャクソン選手が押し込んで3-7とするも、柳田選手のアタックで切り、8-3でNECがリードする。
日立は山内選手のサーブアウトから長内選手のアタックで6-9。更に栗原選手のアタックのブロックタッチを巡りチャレンジ成功から古賀選手のアタックアウトで8-10と迫り、NECがタイムアウト。NECは日立の三連続ミスから14-9とし、そのまま均衡が崩れず、山内選手のアタックでNECが16-11とリードし、終盤へ。
山内選手のアタックで17-11としたNEC。更に栗原選手のアタックを山内選手がブロック、ジャクソン選手のアタックアウトからジャクソン選手のブロードを柳田選手がブロックし、NEC20-12で日立タイムアウト。NECは古賀選手のアタックと栗原選手のアタックアウトで24-18とセットポイント。日立は古賀選手のアタックを芳賀選手がブロック、更に遠井、長内選手の連続アタックで18-24としNECがタイムアウト。最後は山内選手がライトからのアタックを決め、NECが25-18で第二セットを奪いかえす。

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イーブンとなった第三セット、さきに飛び出したのは日立。栗原選手のアタックから山内選手の連続アタックアウト。ここでNECは山口選手を投入。栗原選手がアタックを決め4-0。更に日立5-2から栗原選手が連続アタックを決め7-2とし、NECは塚田、荒谷選手を二枚換えで投入。山内選手のアタックアウトで日立が8-2で折り返す。
NECは柳田選手のアタックから栗原選手のアタックを塚田選手がブロックすれば、日立は遠井選手のアタックと栗原選手のアタックで切り返す。さらにNECは柳田選手のアタックから長内選手のアタックアウトで日立10-6。更に長内、ジャクソン選手の連続アタックで13-7と日立がリードを広げると、双方一進一退のまま、栗原選手の頭をで16-10で日立がリードする。
更に日立は長内選手の連続アタックで18-11と大きくリードするも、NECは栗原選手のサーブアウトから柳田選手のサービスエース、更に長内選手のアタックアウトを挟み、柳田選手がサービスエースを決め、日立は斎藤選手を投入。日立のミスでNECが16-18と2点差に迫る。日立は長内選手の連続アタックで20-16とし、長内選手のアタックと荒谷選手のアタックアウトで22-17とリードを広げ、最後は古賀選手のサーブアウトからジャクソン選手のサービスエースで25-19で日立が取り、王手へ。

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迎えた第四セット、NECは荒谷選手をコートに戻す。日立はNECの連続ミスで2-1。更に栗原選手のアタックと山内選手のアタックアウトで4-2とすれば、NECは柳田選手のアタックと山内選手のサービスエースで4-4の同点とすると、さらに荒谷、山内、古賀選手の三連続アタックで7-5とリード。日立もすぐさま栗原選手のアタックと荒谷選手のアタックアウトで7-7とするも、古賀選手のアタックでNECが8-7とリードする。
日立は芳賀選手のブロードから長内選手のアタック、NECのミスを挟み長内選手のアタックで11-8としNECがタイムアウト。更に遠井選手のアタックとサービスエース、長内選手のアタックで14-9とリードを広げる。ここでNECは塚田選手を、11-15で上野選手を起用するも均衡崩れず、ジャクソン選手のブロードで日立が16-11で終盤へ。
NECは柳田選手のアタックとサービスエースで14-17とし日立がタイムアウト。更に日立のミスと塚田選手のツーアタック、長内選手のアタックアウトで17-18と迫る。双方均衡が崩れないまま、NECが塚田選手のツーアタッヌから栗原選手のアタックを上野選手がブロックし22-22の同点に追い付き、日立タイムアウト。更に長いラリーの末、栗原選手のアタックを上野選手がブロックし、23-22とNECが勝ち越し。しかし日立は長内選手のアタックと長いラリーの末柳田選手のアタックを遠井選手がブロックしマッチポイント。ここでNECがタイムアウト。
最後は柳田選手のアタックを遠井選手がブロックで仕留め、日立が25-23で制し、セットカウント3-1でうれしい初勝利を上げました。

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・ベストスコアラー
栗原恵選手(日立リヴァーレ)

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23得点

完全復活の栗原選手がベストスコア。長内選手が22得点と両輪が上手く稼働。特に課題であったバックアタックに積極的に取り組み、直ぐに結果に繋がったのが好材料。
NECは敗れたものの、柳田、古賀、山内選手がバランスよく得点出来ており、山内選手は攻撃のみならず、サーブレシーブも上達。早くも主力の風格すらある。
これからが楽しみ。

※結果は随時更新いたします。
本日会場応援につき、試合詳細は遅くなります。ご了承下さい。