まだ、一勝と一敗しかいないVプレミアリーグ。

今週から二会場に分かれての本格開戦。
優劣の枝分かれがはじまる。


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一応、開幕戦終了時点の順位を整理すると…。

1.久光製薬スブリングス 1勝 勝ち点3
2.トヨタ車体クインシーズ 1勝 勝ち点3
3.上尾メディックス 1勝 勝ち点3
4.JTマーヴェラス 1勝 勝ち点2
5.日立リヴァーレ 1敗 勝ち点1
6.デンソーエアリービーズ 1敗 勝ち点0
7.東レアローズ 1敗 勝ち点0
8.NECレッドロケッツ 1敗 勝ち点0

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開幕戦、白星スタートのチームは出来るだけ勝ち続けたいし、黒星スタートのチームは出来るだけ早く初勝利が欲しい。

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ここで弾みがつくか、混戦に持ち込むかは、今週末の結果次第。

大事な最初の山。
開幕第二週。

※各カードのみどころは

思うことを自由に綴ってみる⑪ 〜開幕直後〜


Weekly Volleyball 10/26〜 今週末のVプレミアリーグ・カード紹介 / チャレンジリーグⅠ特集


を参照。


・Vプレミアリーグ 開幕第二週
レギュラーラウンド 1レグ

10/18(土)

・AGF鈴鹿体育館

久光製薬スプリングス(1勝 勝ち点3 1位 )
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3-2
(23-25 23-25 28-26 25-13 15-13)



JTマーヴェラス(1勝 勝ち点2 4位)
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・久光製薬スプリングスのスターティングメンバー

・レフト:石井優希選手、野本梨佳選手
・ライト:新鍋理沙選手
・センター:岩坂名奈選手、フォルケ・アキンラデウォ選手
・セッター:古藤千鶴選手
・リベロ:筒井さやか選手、戸江真奈選手


 ・JTマーヴェラスのスターティングメンバー

・レフト:ブランキッツア・ミハイロビッチ選手、金杉由香選手
・ライト: 橘井友香選手

・センター:奥村麻依選手、芥川愛加選手
・セッター:柴田真果選手
・リベロ:小幡真子選手

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田中瑞稀選手は故障でしょうか? 今日はベンチ入りしていません。久光の先発セッターは古藤選手で挑みます。

第一セット、序盤の一進一退から先手を取ったのはJT。今日先発の金杉選手のアタックと野本選手のアタックアウトで5-3とリード。久光はラリーを野本選手のレフトからのアタックで制すと、古藤選手のサービスエースで5-5の同点。双方とも均衡崩れず、JTがミハイロビッチ選手のアタックで8-7で折り返す。
久光はミハイロビッチ選手のアタックアウトから新鍋選手のサービスエースで9-8と勝ち越すと、さらにミハイロビッチ選手のサーブアウトから石井選手のアタックへと繋げ11-9とリードを広げ、さらにアキンラデウォ選手のブロードとサービスエースで13-10とし、JTがタイムアウト。双方とも一進一退のまま16-13で久光リードのまま終盤へ。
久光はミハイロビッチ選手のアタックアウトと新鍋選手のサービスエースで19-14と5点差に広げるとJTが2回目のタイムアウト。JTは石井選手のサーブアウトからピンチサーバーに柴田選手を起用。奥村選手のブロードで17-20。久光は野本選手のアタックで21-17とし、栄、帯川選手を二枚替えで起用。JTはこれを金杉選手のレフトからのアタックで切ると、奥村選手のブロード、野本選手のアタックアウトを挟み、金杉選手のアタック、野本選手のアタックを金杉選手がブロック、さらに金杉選手のアタックで一気に6連続得点を奪い23-21と逆転に成功。久光は野本選手のアタックで反撃するも、奥村選手のブロードでセットポイントを奪ったJTが、最後は田中美咲選手のダイレクトで25-23でJTが先制する。

第二セット、JTは新鍋選手のサーブアウトから橘井選手のライトからのアタックで3-1とリード。久光はアキンラデウォ選手のブロードから野本選手のレフトからのアタックですぐに3-3の同点。双方一進一退からJTがミハイロビッチ選手のバックアタックから、小幡選手のナイスレシーブで繋いで野本選手のアタックアウトを誘い、ミハイロビッチ選手のアタックと金杉選手のサービスエースで4連続得点を奪い8-4とJTがリードする。
久光は岩坂選手の速攻から、ミハイロビッチ選手のアタックアウトを挟み、新鍋選手のライトからのアタックで7-8に迫ると、さらにミハイロビッチ、芥川選手の連続アタックアウトで9-9の同点に追いつく。JTはミハイロビッチ選手の連続アタックと石井選手のアタックを芥川選手がブロックし12-9と再びJがリードし、久光がタイムアウト。双方サイドアウトの応酬からJTが金杉選手のレフトからのアタックと橘井選手のノータッチサービスエースで16-12でJTがリードし、中盤へ。
久光は13-17から野本選手のアタックから、石井、野本選手のアタックで3連続得点を奪い16-17に迫り、さらにピンチサーバー山本選手のサーブアウトとミハイロビッチ選手のアタックアウトで18-18の同点に追いつくと、さらに久光は、新鍋、アキンラデウォ、石井選手の3連続アタックで22-20と勝ち越す。しかしJTはミハイロビッチ選手のアタックで切ると奥村選手のブロードとアキンラデウォ選手のアタックを奥村選手がブロックし23-22と逆転。久光はミハイロビッチ選手のアタックアウトで23-23の同点とすると座安、古藤選手を投入。しかし、JTはミハイロビッチ選手のアタックでセットポイントを奪うと、最後は橘井選手のサービスエースでJTが25-23で第二セットも連取。王手を掛ける。



 第三セット、久光はセッターを栄選手にチェンジ。JTは田中美咲選手のサービスエースから新鍋選手のアタックをミハイロビッチ選手がブロックし2-0。さらに芥川選手のブロードからアキンラデウォ選手のブロードがアウトとなり4-1とリードを広げる。久光は石井選手のレフトからのアタックからラリーの中、ミハイロビッチ選手のアタックアウトで3-4に迫る。JTは橘井選手のライトからのアタックとサービスエースで7-4と再びリードを広げるも、久光は金杉選手のアタックアウトから栄選手のサービスエース、ラリーを野本選手のレフトからのアタックで制し、さらに金杉選手のアタックアウトで久光が8-7と逆転し、中盤へ。
JTは9-9からミハイロビッチ選手がレフトから硬軟織り交ぜた連続アタックから、芥川選手のブロードで制し
、さらにミハイロビッチ選手のアタックで4連続得点を奪い12-9とリードを広げる。ここで久光がタイムアウト。
岩坂選手の速攻で流れを切ると、その岩坂選手のサービスエースで久光が11-12に迫ると、さらに石井選手の連続アタックで13-13の同点とし、さらにアキンラデウォ選手の連続ブロードで15-14と逆転に成功。野本選手のレフトからのアタックで久光が16-15で終盤へ。
テクニカクタイムアウト後、岩坂選手の速攻で17-15とした久光に対し、JTは金杉選手のレフトからのアタックと岩坂選手の速攻を金杉選手がブロックし17-17の同点とし久光がタイムアウト。久光は橘井選手のサーブアウトとミハイロビッチ選手のアタックアウトで19-17とリード。さらにピンチサーバー井上選手のサーブアウトと岩坂選手の速攻で久光21-18とし、JTがタイムアウト。ここで一息入れたJT、奥村選手のブロードからミハイロビッチ選手のアタックと芥川選手のブロードで21-21の同点に追いつくも、久光は石井選手のアタックでラリーを制し、さらに芥川選手のブロードがアウトとなり、さらにラリーを石井選手のレフトからのアタックで制し、久光が24-21でセットポイント。JTは岩坂選手のサーブアウト、石井選手のアタックアウト、ミハイロビッチ選手のアタックで24-24のデュースに追いつく。さらに芥川選手のブロードでJTが25-24とマッチポイントを奪うも、石井選手のアタックで阻止。さらに栄選手のツーアタックで26-26とした久光は石井選手のサービスでセットポイントを奪い返すと、最後は金杉選手のアタックをアキンラデウォ選手がブロックし、久光が土壇場で28-26でセットを奪い返す。

 
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続く第四セット、久光が息を吹き返す。橘井、金杉選手のアタックをアキンラデウォ選手が連続ブロックすると、
ラリーを石井選手のレフトからのアタックで制し4-1とし、JTがタイムアウト。さらに長いラリーにてミハイロビッチ選手のアタックがアウトとなり久光5-1。JTはミハイロビッチ選手のアタックで切るとアキンラデウォ選手のブロードを橘井選手がブロック、さらに金杉選手のアタックで4-5に迫る。久光は石井選手のアタックで切ると、サリーを野本選手のレフトからのアタックで制し、さらに石井選手のノータッチサービスエースで8-4で久光がリードする。さらに橘井選手のアタックを野本選手がブロックし9-4とした久光。JTは奥村選手のブロードと橘井選手のサービスエースで6-9に迫る。しかし久光は野本選手のアタックで切ると、石井選手のアタック、さらに長いラリーを野本選手のアタックで制し12-6と再びリードを広げる。ここでJTはセッターを柴田選手にスイッチ。久光は攻撃の手を緩めず、野本選手のアタックから奥村選手のブロードがアウトとなり、さらに野本選手のレフトからのアタックから奥村選手のアタックを岩坂選手がブロックし、久光が16-7と大きくリードし、終盤へ。
止まらない久光、野本選手のアタックと金杉選手のアタックを野本選手がブロック、さらにラリーの中奥村選手のブロードを野本選手がブロックし、19-7と大差をつける。JTは奥村、芥川選手の連続アタックからミハイロビッチ選手のアタックで3連続得点を奪うも、大量リードに守られた久光が石井選手のアタックとアキンラデウォ選手のブロードで決め、25-13で久光が2セット連続で奪い返し、最終セットにもつれ込む。



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迎えた最終セット、前のセットの勢いそのままに石井選手のアタックを皮切りに新鍋選手のライトからのアタック、アキンラデウォ選手のブロード。ここでJTがたまらずタイムアウト。しかし、久光の勢いは止まらず、新鍋選手のサービスエース、石井選手のアタックと久光が序盤から先手を奪い5-0と一気にリード。ここでJTは井上選手をレシーバーとして投入。JTは新鍋選手のサーブアウトからミハイロビッチ選手のアタックで2点を返し、さらに奥村選手のブロードとミハイロビッチ選手のアタックで4-6と追い上げる。双方一進一退のまま、野本選手のアタックで久光が8-5リードし、コートチェンジ。
久光は橘井選手のアタックアウトとミハイロビッチ選手のアタックを岩坂選手がブロックし、10-5とリードを広げるも、JTは金杉選手のアタックと、新鍋選手のアタックアウト、金杉選手のアタックで9-10に迫る。久光は金杉選手のアタックアウトと岩坂選手の速攻で12-9と再びリードするも、JTは奥村選手の連続ブロードで12-13に迫る。しかし、久光がJTの猛追を振り切り、最後はアキンラデウォ選手のブロードで15-13で久光が大逆転でフルセットの死闘を制しました。


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 ・ベストスコアラー

ブランキッツア・ミハイロビッチ選手(JTマーヴェラス)

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26得点

まるで先週のJTvs日立を見るような試合展開となったが、今度は久光が大逆転で勝利した。特に石井、野本選手の両輪が25、23得点と活躍。15得点のアキンラデウォ選手ともども逆転勝利の立役者となった。JTは惜しくも敗れたが、金杉選手が田中瑞稀選手不在を感じさせない大活躍で20得点をマーク。敗れたものの大きな収穫となった。特に序盤ミハイロビッチ選手が狙われる中でのリカバーは秀逸。








東レアローズ(1敗 勝ち点0 7位)
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1-3
(25-20 24-26 19-25 23-25)


デンソーエアリービーズ(1敗 勝ち点0 6位)
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 ・東レアローズのスターティングメンバー

・レフト:ケイデイ・ロルフゼン選手、黒後愛選手
・ライト: 堀川真理選手
・センター:井上奈々朱選手、大野果歩選手
・セッター:田代佳奈美選手 
・リベロ:中川有美選手


・デンソーエアリービーズのスターティングメンバー

・レフト:石田瑞穂選手、鍋谷友理枝選手
・ライト:朝日優衣選手
・センター:クリスティアネ・フュルスト選手選手、石井里沙選手
・セッター:田原愛里選手
・リベロ:小口樹葉選手、山田美花選手
選手

東レは開幕戦と同じオーダー。デンソーはライトに朝日選手を起用してきました。

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 まず初勝利がほしい両チーム。第一セット、序盤は一進一退。デンソーが鍋谷選手のアタックとラリーを石井選手のブロードで2-1と先行すれば、東レも黒後選手のレフトからのアタックと石田選手のアタックを堀川選手がブロックし3-2。東レは朝日選手のサーブアウトと堀川選手のサービスエースで6-4とリードするとそのまま流れを渡さず、堀川選手のアタックで東レが8-6とリードする。
デンソーは井上選手のサーブアウトから鍋谷選手のアタックへつなげ8-8の同点に追いつくと、田代選手のサーブアウトから朝日選手のアタックで10-9と勝ち越す。しかし東レは黒後選手のサービスエースからロルフゼン選手のアタックで12-10と再び勝ち越し。双方譲らぬ一進一退の攻防のまま、黒後選手のアタックで16-14で東レがリードで終盤へ。
東レは田原選手のサーブアウトから田代選手のノータッチサービスエーで18-15とリード。さらに、黒後、堀川、黒後選手の3連続アタックと朝日選手のアタックアウトで22-16と突き放し、堀川選手のアタックを石田選手がブロックし、フュルスト選手のブロードで追いすがるデンソーを振り切り、最後は堀川選手のライトからのアタックで東レが25-20で先制する。

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 続く第二セット、勢いに乗る東レ。堀川選手のライトからのアタックと朝日選手のアタックアウトで2-0と先行。さらにラリーの中、石田選手のアタックを堀川選手がブロック、フュルスト選手のアタックをロルフゼン選手がブロックし、田代選手のツーアタック、堀川選手のサーブで崩して坂本選手のアタックを井上選手がブロック、更に長いラリーの中、坂本選手のアタックを井上選手ブロックし、東レのブロックが冴え8-2と大きくリードする。
デンソーはロルフゼン選手アタックアウトから鍋谷選手のアタックで4-8。フュルスト選手のブロードと、堀川選手のアタックを石井選手がブロックし6-9。更に石井選手のブロードと鍋谷選手のレフトからのアタックで8-10に詰め寄る。東レはデンソーのミスから黒後選手のアタックで12-8と再び突き放し、更にラリーを堀川選手のアタックで制するとフュルスト選手の速攻をロルフゼン選手がブロックし、16-11で東レがリードのまま終盤戦へ。
デンソーは堀川選手のサーブアウトから鍋谷選手のアタック、堀川選手のアタックアウトで14-16に詰め寄ると、坂本選手のアタックと途中出場の小川選手の速攻を鍋谷選手がブロックし16-17に追い上げる。更に朝日、坂本選手の連続アタックで20-20の同点に追いつく。東レはロルフゼン選手にボールを集め、連続アタックで23-21と抜け出すも、デンソーは鍋谷選手の3連続アタックで24-23と逆転し、セットポイントへ。
東レは小川選手のブロードで阻止するも、デンソーは鍋谷選手のアタックでセットポイントを再び奪い、最後は
鈴木選手のサーブで崩して黒後選手のアタックを石井選手がブロックし、26-24でデンソーが終盤の逆転で第二セットを奪い返す。

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 第三セット、前のセット途中から活躍した坂本選手と森田選手をスタートから起用。東レは小川選手を起用。
東レは堀川選手の連続アタックで2-1と先行すれば、デンソーもすぐに朝日、鍋谷選手が連続アタックを決め、3-2と勝ち越し。更に東レはロルフゼン選手にボールを集め、連続でラリーを制し4-3とすれば、デンソーは坂本選手のアタックとロルフゼン選手のアタックアウトで5-4と勝ち越す一進一退の攻防。更にデンソーはフュルスト選手の速攻と鍋谷選手のアタックで7-5とするも、東レも黒後選手のアタックと坂本選手のアタックアウトで7-7に持ち込むが、デンソーが鍋谷選手のアタックで切り、8-7で折り返す。
デンソーは8-8から坂本選手のアタックから流れをつかみ、朝日、鍋谷選手のアタックで11-8とし東レがタイムアウト。更に森田選手のサービスエースで12-8とデンソーがリードを広げる。東レは堀川選手がライトから連続アタックで11-13に追い上げるも、デンソーは坂本選手のアタックと黒後選手のアタックアウトで15-11と突き放す。東レは大野選手の速攻と堀川選手のアタックで13-15に詰め寄るも、大野選手のサーブアウトで16-13でデンソーがリードし、終盤へ。
デンソーはフュルスト選手のブロードから鍋谷選手のアタック、堀川選手のアタックアウトで20-15とリードを広げると、更に黒後選手のアタックアウトから、鍋谷、朝日選手の連続アタックで23-16と突き放し、堀川選手のアタック、朝日選手のアタックを大野選手がブロックし追い上げる東レを振り切り、最後は堀川選手のアタックを坂本選手がブロックし、25-19でデンソーがセットを連取し、王手へ。

後がない東レ、セッターを白井選手に、井上選手をコートに戻す。
東レは朝日選手のアタックを大野選手がブロック、更に大野選手の速攻で東レが2-0と先行する。しかしデンソーは朝日選手のアタックで切ると、大野選手のアタックアウトと鍋谷選手のアタックで3-2と逆転に成功。更にフュルスト選手の連続ブロードで5-3し、更に坂本選手のアタックから、坂本選手が2本連続でノ^タッチサービスエースを奪い、8-4とリードする。
更に井上選手の速攻を鍋谷選手がブロックし、9-4としたデンソー。東レは坂本選手のサーブアウトから堀川選手のアタックでラリーを制し6-9。更に黒後、堀川選手の連続アタックで9-11に迫るも、デンソーは鍋谷選手のアタックと黒後選手のアタックアウト、更に鍋谷選手のサービスエースで14-9と突き放す。東レは大野選手の速攻で切ると野村選手を投入。ロルフゼン選手のアタックで11-14とする。しかしデンソーは朝日選手のアタックと大野選手の速攻をフュルスト選手がブロックし、16-11でデンソーリードで折り返す。東レは堀川選手の連続アタックとロルフゼン選手のアタックで14-16に迫るも、デンソーは東レのミスとラリーを坂本選手のアタックで制し、18-14とする。更にフュルスト選手のブロードと黒後選手のアタックアウトで21-16とデンソーがリードを広げるも、東レは黒後選手の連続アタックで18-21。デンソーもすかさず大野選手のアタックアウトから森田選手のサービスエースで23-18と再び突き放す。ここから東レは大野選手の速攻から朝日選手のアタックを堀川選手がブロック、更に白井選手のノータッチサービスエースでデンソーがタイムアウト。東レの勢いは止まらず、堀川、黒後選手の連続アタックで23-23の同点に追いつく。しかし、白井選手のサーブアウトでマッチポイントを得たデンソーが、最後は朝日選手のアタックで25-23と勝利。セットカウント3-1でデンソーが嬉しい初勝利をあげました。


 ・ベストスコアラー
堀川真理選手(東レアローズ)
 
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26得点

開幕戦から一転、復調した堀川選手だが、惜しくも勝利ならず。黒後選手も途中交代させられる場面があるも、早くも20得点をマーク。大物の片鱗を伺わせた。

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デンソーは鍋谷選手が22得点と大活躍。全日本の貫禄を見せたほか、ルーキー朝日選手も14得点と上々の滑り出し。サーブレシーブ成功率も72%と素晴らしい安定感。途中出場の坂本選手もいいところを見せ、11得点と勝利に貢献した。



・ひたちなか市総合運動公園総合体育館

NECレッドロケッツ(1敗 勝ち点0 8位)
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3-0
(25-16 25-17 25-20)


上尾メディックス(1勝 勝ち点3 3位)
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・NECレッドロケッツのスターティングメンバー

・レフト:柳田光綺選手、古賀紗理那選手
・ライト:山内美咲選手
・センター:大野果奈選手、荒谷栞選手
・セッター:塚田しおり選手
・リベロ:岩崎紗也加選手


・上尾メディックスのスターティングメンバー

・レフト:カルサセス・ケニア選手、荒木夕貴選手
・ライト:近藤志歩選手
・センター:松本亜弥華選手、丸山裕子選手
・セッター:冨永こよみ選手
・リベロ:山岸あかね選手

NECはルーキー塚田選手を先発セッターに持ってきました。

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第一セット、ブロックが機能するNEC。長いラリーを山内選手のライトからのアタックで制すと、荒木選手のアタックを山内選手のブロックで3-1とリード。さらに山内選手のアタックと大野選手のサービスエースと、荒木選手のアタックを山内選手がブロックし6-3とすると、近藤選手のサーブアウトとカルカセス選手のアタックアウトで8-4とNECがリードする。
さらに山内選手のノータッチサービスエースで9-4としたNEC。柳田選手のレフトからのアタックと荒谷選手のブロードで11-5とさらにリードを広げる。ここまでブレイクのなかった上尾、松本選手のブロードと冨永選手のサービスエースで反撃し8-12。さらに柳田選手のアタックを松本選手がブロックすると青柳選手を投入。松本選手のサーブで崩して青柳選手がダイレクトを決めて、11-14と迫る。双方譲らないまま柳田選手のアタックで、16-12でNECがリードし、終盤へ。
NECは17-13から山内、古賀選手の連続アタックと、丸山選手のブロードを荒谷選手がブロック、さらに荒谷選手のブロードで20-13とリードを大きく広げるも、上尾もすぐさまカルカセス選手の連続アタックで15-20。しかし、NECは古賀選手のレフトからのアタックからカルカセス選手のアタックアウトを挟み、大野選手がラリーの最中、2本の速攻を決め、25-16でNECが先制する。


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 続く第二セット、主導権はNECが握る。大野選手の速攻と上尾のミスが絡み、上尾は青柳選手を投入。さらに山内選手のアタックとカルカセス選手のアタックアウトで、上尾は辺野喜選手を投入。大野選手のサービスエース、辺野喜選手のアタックアウトで7-1と一気にリード。上尾はカルカセス選手を戻してアタックを決めるも、柳田選手のアタックでNECが8-2と大きくリードする。
止まらないNEC。カルカセス選手との連携が定まらずアタックアウトから山内選手のノータッチサービスエース、カルカセス選手のアタックアウトを挟み、柳田選手のアタックで12-2。さらにカルカセス選手のアタックアウトから柳田選手のサービスエースで14-3と大量リードを奪う。さらに荒谷選手のストレートコースのブロードと上尾にコンビミスが出て16-4とNECが大きくリードし終盤へ。
上尾は山内選手のアタックを荒木選手がブロック、さらに大野選手の速攻がアウトとなり、近藤選手のサービスエースで3連続得点を奪い7-16。さらにカルカセス選手のアタックから山内選手のアタックアウトを挟み、丸山選手のブロードからカルカセス選手のアタックで4連続得点を奪い、11-17まで差をつめる。NECは古賀選手のアタックと上尾のミスで連続得点し、19-11と再び突き放し、上尾がタイムアウト。上尾はNECのミスと青柳選手の速攻で13-19に追い上げるも、NECは丸山選手のサーブアウトと途中出場の廣瀬選手のアタックで21-13とし、カルカセス、青柳選手の連続アタックで追いすがる上尾を最後は古賀選手のアタックで振り切り、25-17でNECがセットを連取する。



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後がない上尾、近藤選手のアタックと山内選手のアタックアウトで上尾が2-0とリード。NECはカルカセス選手bのアタックを大野選手がブロック、さらに荒木選手のアタックも大野選手がブロックし、上尾は青柳選手を投入。さらに山内選手のライトからのアタックと丸山、冨永選手のアタックアウトでNECが5連続得点で5-2と逆転。上尾もすぐさま、青柳選手の連続アタックから山内選手のアタックをカルカセス選手がブロックし3連続得点で5-5の同点。上尾はカルカセス選手のアタックと三浦選手のノータッチサービスエースで7-6と抜け出すも、NECはすぐさま柳田選手のアタックと山内選手のノータッチサービスエースで反撃し、8-7でNECがリードする。
さらに山内選手の連続サービスエースで9-7としたNEC。上尾はカルカセス選手の連続アタックと冨永選手のサーブで崩して松本選手が押し込んで10-9と逆転。しかし、NECは柳田選手のアタックとサービスエースで11-10と逆転すれば、上尾はカルカセス選手のアタックとサービスエースで12-11と再び逆転。さらに青柳選手の速攻とカルカセス選手のアタックで上尾が14-12と再び上尾が逆転するも、NECはすぐに大野選手の速攻と青柳選手のアタックアウトで14-14の同点に追いつき、二転三転のシーソーゲーム。NECは山内選手のアタックから古賀選手がレフトから決めて16-15でNECが1点リードで終盤へ。
NECは16-16から柳田選手のアタックとカルカセス選手のアタックアウトを挟み、柳田選手のアタックとカルカセス選手のアタックアウトで20-16とNECがリードを広げる。さらに山内、柳田選手の連続アタックで22-17とリードしたNECが上尾の追撃を許さず、最後は古賀選手のトスを大野選手が決めて、25-20で取り、セットカウント3-0でNECが今季初勝利を奪いました。



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・ベストスコアラー
カルカセス・ケニア選手(上尾メディックス)

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18得点

ベストスコアながら、途中でアタックミスも多く、まだまだコンビに難があるカルカセス選手。NECは2戦目で軌道修正が完了。ブロックとサーブが走り、常に先手を取り、今日は申し分のない試合でまず初勝利。レシーブでも粘り強さを見せ、チャンピオンチームらしさを発揮。これからが本領発揮。


 日立リヴァーレ(1敗 勝ち点1 5位)
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0-3
(15-25 25-27 26-28)


トヨタ車体クインシーズ(1勝 勝ち点3 2位)
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・日立リヴァーレのスターティングメンバー

・レフト:栗原恵選手、長内美和子選手
・ライト:遠井萌仁選手
・センター:カースティ・ジャクソン選手、芳賀舞波選手
・セッター:佐藤美弥選手
・リベロ:佐藤あり紗選手、斎藤加奈子選手


・トヨタ車体クインシーズのスターティングメンバー

・レフト:ネリマン・ゲンシュレック選手 、高橋沙織選手
・ライト:村永奈央選手
・センター:荒木絵里香選手、渡邊彩選手 
・セッター:比金桃子選手 
・リベロ:榊原美沙都選手、佐藤澪選手

双方ともに開幕戦と同じオーダーです。

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第一セット、ネリマン選手の攻守に渡る活躍で主導権を握るトヨタ車体。2-2からネリマン選手のレフトからのアタック、ジャクソン選手のブロードもネリマン選手がブロックし、更にネリマン選手のアタック、さらにはライトから村永選手のアタックでトヨタ車体が6-2と一気にリード。双方そのまま均衡が崩れず、渡邊選手のブロックでトヨタ車体が8-4とリードする。
更にネリマン選手のアタックで9-4としたトヨタ車体。高橋選手の連続アタックで11-5とし日立がタイムアウト。荒木選手の速攻、ネリマン選手のアタック、長内選手のアタックを荒木選手がブロックし、トヨタ車体が14-6と大きくリード。そのまま双方均衡崩れず、村永選手のアタックで16-8とトヨタ車体がリードしたまま終盤へ。
更に荒木選手のサービスエースで17-8としたトヨタ車体。村永選手のアタックと芳賀選手のアタックアウトで20-10と大差をつけると、ジャクソン選手のブロード、高橋選手のアタックを栗原選手がブロック、更にトヨタっ車体のミスで3連続得点を奪う日立から大量リードに守られ、最後はジャクソン選手のタッチネットで25-15でトヨタ車体が先制する。


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第二セット、ネリマン選手とジャクソン選手のマッチアップを避け、ローテを変えてきた日立。長内選手のサーブアウトから高橋選手のアタックでトヨタ車体が2-1と先行。日立はジャクソン選手のブロードから荒木、高橋選手のアタックアウトで5-3と勝ち越すと、そのまま均衡が崩れず、長内選手のアタックで8-6と日立がリードする。
トヨタ車体は長内選手のサーブアウトからネリマン選手のアタックで9-9の同点。日立は高橋選手のサーブアウトから栗原選手のアタックでラリーを制し、12-10と日立がリード。しかし、ジャクソン選手のブロードを村永選手がブロック、更に栗原選手のアタックアウトで12-12の同点とするも、日立は栗原選手のアタックで切り、トヨタ車体のミスをはさみ、長内選手のアタック。ここでトヨタ車体がチャレンジ失敗。更にジャクソン選手の速攻で16-12とし日立がリードする。
更に日立はジャクソン選手のブロードとネリマン選手のアタックを長内選手がブロックし、18-12とリードを広げる。しかし、トヨタ車体は村永選手のアタックからネリマン選手のサービスエースへつなげ、日立のミスで15-18。更に渡邊選手のブロードから渡邊選手のサービスエース、ネリマン選手のアタックで19-20と1点差に詰め寄るも、渡邊選手のサーブアウトから荒木選手の速攻を栗原選手のブロックで22-19と再び日立がリード。しかし、ネリマン選手の連続アタックで21-22と1点差としたトヨタ車体が、ネリマン選手のアタックと、栗原選手のアタックを荒木選手がブロックし24-23とトヨタ車体がセットポイント。日立はジャクソン選手のブロードでデュースに持ち込む。トヨタ車体は長内選手のアタックアウトでセットポイントを奪うと、最後は長内選手のアタックアウトで27-25でトヨタ車体がセットを連取する。



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後がない日立、しかし、先手を取ったのはトヨタ車体。芳賀選手のサーブアウトから高橋選手のアタックとジャクソン選手の速攻を荒木選手がブロック。3-0とリードする。更に日立のミスと荒木選手のブロードで5-1と差を広げる。双方一進一退のまま渡邊選手の速攻で8-3とトヨタ車体がリードする。
更に高橋、渡邊選手の連続アタックで10-3とトヨタ車体が大きくリードを広げるも、日立は途中出場の東原選手の速攻と遠井選手のアタックで6-11.更に途中出場の間橋選手のアタックと高橋選手のアタックアウトで9-13と追い上げる。しかし、一進一退の均衡が崩れないまま、ネリマン選手のアタックでトヨタ車体が16-11で終盤へ。
村永選手のアタックで17-11としたトヨタ車体。日立は遠井選手のアタックとネリマン選手のアタックアウトで14-18。更に間橋選手のアタックと東原選手のサービスエースで16-19と追い上げる。更に日立は遠井選手のアタックから、長いラリーの中、ネリマン選手のアタックを佐藤美弥選手がブロック、更に荒木選手のアタックアウトで日立が19-20に詰め寄る。更に日立はジャクソン選手のブロードから長内選手のアタック、間橋選手のサービスエースで22-21と逆転に成功。しかし、トヨタ車体はネリマン、村永選手の連続アタックで24-23とマッチポイント。日立はネリマン選手のアタックアウトでデュースに持ち込む。日立は長内選手のアタックとサービスエースで26-25とセットポイントを奪うも、高橋選手のアタックでこれを阻止。逆にトヨタ車体は遠井選手のアタックを高橋選手がブロックしマッチポイントを奪うと、最後も高橋選手のアタックで決め、28-26でトヨタ車体が獲り、セットカウント3-0でトヨタ車体が開幕2連勝を飾り、首位に躍り出ました。

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 ・ベストスコアラー
ネリマン・ゲンシュレック選手(トヨタ車体クインシーズ)

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22得点

ネリマン選手の身のこなしの速さ、荒木選手との高さは脅威で、ラヒモワ選手ほどでないものの、その分スピードと守備もよく、今年の当たり外国人のひとりでしょう。
日立は長内選手が開幕から活躍していますが、サーブレシーブがもうひとつで、このあたりが課題となるでしょう。接戦を落とし続けている日立は早くも正念場です。


※結果は随時更新いたします。