いよいよ開幕まで1ヶ月を切ったVリーグ。


その名称は今季限りとなるが、今年も沢山の新人王候補の選手が待っている。



そこでルーキーズ2017と題し、今季の新戦力を占ってみよう。


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・NECレッドロケッツ

山内美咲選手
塚田しおり選手
荒谷栞選手


・久光製薬スプリングス

田浦優歌選手
濱松明日香選手


・日立リヴァーレ

齋藤加奈子選手
土井さくら選手
オクム大庭冬美ハウイ選手


・JTマーヴェラス

柴田真果選手



・トヨタ車体クインシーズ

金本望選手
中屋夏澄選手
山上有紀選手
安井由香子選手


・東レアローズ

小川愛里奈選手
黒後愛選手
日高萌選手


・デンソーエアリービーズ

積山春花選手
朝日優衣選手
兵頭由希選手
石橋桃子選手


・上尾メディックス

井上美咲選手
山口珠李選手
山崎のの花選手
堀江美志選手


内定選手の獲得はチーム事情、基本方針で異なるし、また、学校同士の繋がりも大きい。

具体的には

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久光=東龍
東レ=下北沢成徳
岡山=大阪国際滝井、中国学園大

のようなイメージがあるが

近年では

岡山に東龍の田口、吉岡選手
上尾に下北沢成徳の山口、山崎、堀江選手など図式が変わりつつある。


では、今年の新人王と、
その背景について。

各チームのチーム事情から紐解く。


まず、チャンピオンチーム・NECから。



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近江、鳥越選手の引退でサイドアタッカー、リベロに空席が出来た。

このレギュラー争いに山内、荒谷、小島選手が割って入りたい。





久光は選手層が厚く、新人が即戦力にはなりにくい。

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酒井監督二年目となってどう変化するか?
まずは基礎から、となりそう。



日立は内瀬戸、井上選手の退団でレギュラー枠に空きが出来た。

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サマーリーグから積極起用されている土井、オクム選手にもチャンス。



JTただひとりのルーキー、柴田選手。

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ユニバーシアードでの活躍も記憶に新しい。
内定選手時から起用されており、出番も多そう。


一挙に4名のトヨタ車体。


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レギュラーが固まってきている中、サイドアタッカーは中々の狭き門。
セッターが2名になり、山上選手がチャンスを伺う。

木村沙織、迫田選手の引退でチャンスが広がる東レ。


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やはり注目は黒後選手(詳細は後述)



若い選手の多いデンソー。


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中々狭き門ではあるが、大卒の朝日選手は積極的にチャンスを掴みに行きたい。

大竹選手が故障明け、若い積山選手も出場機会を伺う。



上尾も4名の内定選手。
そろそろ若手アタッカーの活性化が望まれる。


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成徳三人組のうち、堀江選手も早い段階での活躍が期待される。


以上を踏まえ…。



今季最大の注目は黒後愛選手。



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木村沙織選手の後継との期待が大きく、チームは大型パスヒッターとして育てたい方針。
来季のプレミアの活躍次第では期待度ともに新人王の有力候補になる可能性を秘めている。

ただし、それもチームの成績如何。

さすがに大幅なチーム体制後だけにまだ未知数。




果たして、チームの活躍とともに誰が抜け出すか?



まずは国体、そして開幕へ。

夢は膨らむ。