一か月後のVプレミアリーグ開幕を前にチケット販売が顕著だ。

私事で僭越ながら、開幕戦と翌週のひたちなかは行くことを決めたが、そのあとどうするか悩んでいる。というのも、見たいカードでチケットを買い続けたら毎週になってしまうし、遠方だと出費が馬鹿にならない。

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見たいのはVプレミアリーグのみではない。
チャレンジリーグⅠ、Ⅱもまたしかり。

プレミア2017


チャレンジ12017


チャレンジⅡ2017



ただ、来季チャレンジリーグⅠは関東の試合が一試合もない。
見に行く場合は全て相応の距離を伴う小旅行になってしまうので、計画的に行かなくてはならない。

こうした際、観戦の目安となるのはお目当ての人気カードだ。

そこで先日、ツイッター上でVリーグの人気カードのアンケートを取ってみた。
結果は以下の通り。

人気カード①


人気カード②


あえて久光と岡山のカードを入れてみたのだが、結果はご覧の通り。
今季の対戦はないが、いずれまた相まみえる同士。

久光


岡山


また、意外なことに東レVS久光が1位にならなかった。
かつての黄金カードだが、東レが王者だった時代からかなりの時間が経過。
優勝から遠ざかってから幾久月。

東レVS久光


そろそろ本腰を入れないと過去の栄光に成り下がってしまう。
名門復活に向けて来季の活躍が期待される。


強さといえば、先日驚いたことがある。
今時の学生バレーボーラーは凄い。



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国体予選や天皇杯・皇后杯のブロックラウンドでのその強さが際立っている。
高校チームがバタバタと大学や上のカテゴリーのチームをなぎ倒したりしている。

実際、天皇杯・皇后杯の九州ブロックラウンドではA〜C代表全てが高校で占めるという快挙。

近畿総合選手権では金蘭会高校が快進撃を続け、JTマーヴェラスを下して決勝進出。東レアローズとの一戦では敗れたものの1セットを奪う強さを見せつけている。

近畿総合


また年末の天皇杯・皇后杯のファイナルラウンドに
九州ブロックより聖和女子学院、鹿児島女子、九州文化学園の三校が進出した。

しかも、聖和女子学院に至っては昨年の全日本インカレの覇者・鹿屋体育大学を決勝戦で破る快挙を成し遂げた。

目を見張る最近の高校生のレベルの高さを、遺憾なく証明している。

かつて長岡望悠選手率いる東九州龍谷高校が天皇杯・皇后杯でVプレミアリーグのチームをバタバタなぎ倒した時のように、九州ブロックの高校勢が大会を席捲するか、大いに楽しみ。

長岡選手


で、何故このような話をしているかというと、高校や大学の強いチーム。
或いは下のカテゴリーが強いと大会が盛り上がる。

違うスポーツで言えば、地方競馬あがりのハイセイコーやオグリキャップが、並み居る中央のエリート勢をバタバタなぎ倒す姿に、ファンは酔いしれる。

日本人はお百姓さん上がりで天下を取った豊臣秀吉のように、立身出世の話が大好き。
高校野球などでも無名のチームが勝ちあがると大きな話題になる。

koga miyabe


実際、歴史が塗り替わる時は突然で、過去、古賀、宮部選手が全日本でセンセーショナルなデビューを飾った時、これが歴史の塗り替わる瞬間なのだと実感した。


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実際、チャレンジリーグⅠの中堅クラスと大学勢の戦いは殆ど互角。
チャレンジリーグⅡともなるとそれほど大きな力の差はない。

勿論、Vリーグ勢には面子があるから、ガチガチの勝負となる。
だから、国体や天皇杯などの各種大会も盛り上がる。

Vプレミアリーグ開幕まであと一か月。
天皇杯・皇后杯のブロックラウンドは、関東ブロック、北信越ブロック、近畿ブロック、そして北海道ブロックを残しており、えひめ国体も10月6日より開幕。

全国で本番前の前哨戦が繰り広げられる。

リーグ開幕前の各チームの状態を占う国内大会に注目だ。