長くも短くもあった全日本シーズンも、いよいよ大詰めを迎える。

今日はグラチャンの最終戦。
中国戦を終える。それと入れ替わるようにU-23世界選手権が開幕する。

全日本シニアの下のカテゴリーだが、将来を嘱望される選手も含まれている。



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その出場メンバー12名が発表されました。



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今回のメンバーは多くの登録メンバーのうち、今年アジアチャンピオンに輝いた時のメンバーが主力。

加藤光選手に代わり廣瀬七海選手が加わった。

廣瀬選手といえば、U-20世界ジュニア選手権で活躍が記憶に新しい。

今回、白井、花井、金森、間橋選手が当時のチームメイトとして参加。
U-20世界選手権は4位だったが、今年のU-23アジア選手権の優勝の余勢を勝って、是非ともメダルを気体に拍車が掛かる。




・実施期間
平成29年9月10日(日)~17日(日)

・試合形式
参加12チームをA、B2つのプールに分け、予選リーグを開始。

・プールA

アルゼンチン
中国
ドミニカ共和国
エジプト
スロベニア
タイ


・プールB

ブラジル
ブルガリア
キューバ
日本
ケニア
トルコ


・実施方法

・各プールで総当たりの1次リーグを実施。
・各プール上位4チームずつがセミファイナルラウンド(1-8位)に進出。
・うち4チームがプレーオフ(5-8位)、4チームがセミファイナル(1-4位)に進出。
・試合結果に準じそれぞれ順位決定戦に進出。
・なお、1次リーグ戦各組の5位(計2チーム)は9位タイ、6位(計2チーム)は11位タイとなり、順位決定戦は行わない。


・新試合方式と新競技規則のテスト運用

「第3回世界U-23女子選手権大会」では下記の新しい試合方式と競技規則のテスト運用を行います。

新試合方式
①7セットマッチで、先に4セットを取ったチームの勝利となる。

②セットは最小2点をリードし、先に15点を得たチームが取る。14-14のデュースとなった場合は、どちらかのチームが2点リードするまでセットが続く(例:16-14、17-15)。

③テクニカルタイムアウトは実施されない。各チームは30秒間のタイムアウトを1セットにつき2度取ることができる。

④第2セット、第4セット終了後にコートチェンジを行う。第4セット以降はセット終了ごとにコートチェンジを行う。

・新競技規則
①ジャンプサーブの踏み切り・着地の瞬間、サーバーはエンドラインを含むマッチコート内あるいはサービスゾーン以外の場所に触れてはいけない。

②着地が片足だけであっても、最初に触れるのはサービスゾーン内でなければならない。

③サーブを行ったプレーヤーが、着地時にエンドラインを含むマッチコートに触れた場合は反則となる。


・順位決定方法
①勝敗数

②2チーム以上が同じ勝敗数で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り

(1)勝点(※)

(2)セット率(セット率=総得セット/総失セット)

(3)得点率(得点率=総得点/総失点)

※1試合で与えられる勝点について

 セットカウント4-0、4-1、4-2で試合が終了した場合: 勝者に3ポイント、敗者に0ポイント

 セットカウント4-3で試合が終了した場合: 勝者に2ポイント、敗者に1ポイント

出場資格
1995年1月1日以降に生まれた選手


・日本の対戦日程

10日(日)ブルガリア
11日(月)キューバ
12日(火)ブラジル
13日(水)休息日
14日(木)トルコ
15日(金)ケニア

16日(土)セミファイナルラウンド
17日(日)順位決定戦~優勝決定戦

問題は今回から適用の新ルール。
とは言ってもテストケース。
不慣れな7セットマッチ、4セット先取。15点のミニゲームの連続システムがどう響くか。

リオデジャネイロオリンピックでもテクニカルタイムアウトなしが後々のリズムや体力の消耗に関係した点は否めない。

グラチャンと実施時期が若干被りますが、今年最後の全日本関連の国際試合です。
U-23が終わると、全日本は完全はオフシーズンとなり、全選手所属チームに戻ります。

ユニバーシアード同様、金メダルを狙えるメンバー。
U-23全日本チームの活躍にどうぞご期待下さい。

頑張れ、ニッポン‼


・本日の対戦カード

ドミニカ共和国
4-2
(12 - 15 15 - 6 15 - 8 15 - 12 15 - 17 19 - 17)
エジプト


ブラジル
4-0
(15 - 2 15 - 5 15 - 11 15 - 10)
ケニア


スロベニア
4-0
(15 - 11 15 - 10 15 - 10 15 - 8)
アルゼンチン


トルコ
4-0
(15 - 12 16 - 14 17 - 15 15 - 8)
キューバ


中国
4-0
(15 - 11 15 - 6 15 - 11 15 - 12)
タイ


日本
2-4
(13-15 15-13 15-13 13-15 12-15 11-15)
ブルガリア

・U-23全日本女子バレーボールチームのスターティングメンバー

・サイド:坂本奈々香選手、長内美和子選手
・オポジット:山内美咲選手
・センター:伊藤望選手、杉郁香選手
・セッター:白井美沙紀選手
・リベロ:花井萌里選手

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変則ルールに苦しんだ日本。第一セットを接戦の末落とすと、前のセット途中から出場の櫻井選手にセッターをスイッチ。第二、第三セットを奪い返すも、第四、第五セットを接戦の末落とす。第五セットから金森選手をスタートから起用。しかし、ブルガリアに傾いた流れを変えられず、三セット続けてブルガリアにセットを奪われ、逆転負けを喫しました。日本は黒星スタートとなりました。

・ベストスコアラー

SILVANA CHAUSHEVA選手(ブルガリア)



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18得点

ブルガリアの勝利に貢献したSILVANA選手。日本は山内美咲選手が15得点で奮戦。長内選手が12得点、坂本、伊藤選手が10得点と続くも勝利ならず。

※結果は随時、更新いたします。