早いもので全日本のシーズンもあと1ヶ月足らず。

今年は僅か三大会のみの参加。 今が丁度半分。 現在参戦中のアジア選手権が終わると、残すところグラチャンのみとなる。

国内では国体や天皇杯・皇后杯のブロックラウンドが行われるが、10月にはいよいよVプレミアリーグの開幕を控える。


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 2018/19シーズンはきたるスーパーリーグを控えた最後のシーズン。 仙台ベルフィーユの譲渡問題が白紙化し、チャレンジリーグⅠのカレンダーが組み直しになるなど、まだまだバタバタしているし、まだ来季の新外国人選手が決まっていないチームも多い。

が、2ヶ月などあっという間だ。
そこで、現時点での来季の予想をしてみる。


 各チームの長所と短所を書いてみる。

・NECレッドロケッツ cfffb203-s

  長所:新キャプテン柳田選手、エース・古賀選手をはじめ、将来性豊かな選手が目白押し。外国人頼みにならないチーム作り。

 ・短所:近江、鳥越選手の退団で若いチームがどうまとまっていくか?




 ・久光製薬スプリングス image

  長所:豊富なサイドアタッカーに加え、アキンラデウォ選手を獲得。強力なラインナップ。

・短所:中大路、水田、石橋選手の退団に加え、リハビリ中の長岡選手の回復力具合。セッター栄選手の真価が問われる。




 ・日立リヴァーレ image

 ・長所:松田監督の置き土産である超高速コンビバレーが財産。ジャクソン選手が残留。間橋、長内、オクム、土井選手ら若手サイドアタッカーが豊富。

・短所:内瀬戸、井上選手の退団。渡邊選手の復帰がどのぐらいになるか?とくにミドル選手層が薄くなった。




 ・JTマーヴェラス image

 ・長所:持ち前の全員バレーにオポジットにミハイロビッチ選手が加わり、攻撃力が増加。守備力とマッチすると台風の目。

・短所:サイドアタッカーの数が大幅に減少し、アキレス腱のサーブレシーブをどう支えるか?若い田中瑞稀、橘井、金杉選手にとっては試練のシーズン。



 ・トヨタ車体クインシーズ image

 ・長所:高橋、小田、村永選手らサイドアタッカーが充実。新戦力のネリマン選手とどう融合するかが鍵。

・短所:ネリマン選手にラヒモワ選手並の活躍を期待するのは難しい。ミドル選手も減少。内定選手の補強を要す。



 ・東レアローズ 17015713_1188950621222514_4038964406361062146_o

 ・長所:成長期著しい堀川選手を中心に黒後選手などフルモデルチェンジ。

 ・短所:新外国人選手をはじめ、未知数な部分多し。出来るだけ早めに体制を固めたい。



 ・デンソーエアリービーズ image

 ・長所:若き司令塔・田原選手や坂本、工藤、中元選手ら有望な若手選手を多数抱える。フュルスト選手も二年目。体制が固まりつつある。

・短所:やはり前半のスタートダッシュが鍵。あとは故障者を出さないこと。



 ・上尾メディックス image

 ・長所:冨永選手がレギュラー2シーズン目で体制固め。有望な若手選手の台頭に期待が掛かる。

・短所:カルデロン選手の退団で補強がどうやるか? 泣き所のサーブレシーブをどう克服するかが鍵。


まだ新外国人選手の獲得が未発表のチームが多く、戦力分析が難しいが、いずれにしても昨年までの預貯金が多いチームが有利。 退団選手の多いチームは、序盤がネックとなるだろう。(続く)