今年は男女ともに試合を見させて頂く機会がございました。

そこで特に感じたことは客層の違いです。

男子の試合に脚を運ぶのが7割以上女子です。
全日本女子だとやはり7割がた女性なのですが、Vリーグだと女子の試合は男性が多いです。

今だからカミングアウトしますと、最初は会場に脚を運ぶのに抵抗がありました。

何だか自分のいるべき場所じゃないような、そんな気持ちが強かったです。

今でも完全に慣れたとは言えませんが、それでも以前と違い、変な抵抗はなくなりました。

まあ、慣れなんでしょうね(^-^;

話を元に戻します。

男子と女子の客層の違いを露骨に感じたのが、今年の黒鷲旗の決勝戦でのことです。

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エンド席の二列目という結構良いポジションだったのですが、あまり客入りが多くなく、比較的余裕がありました。

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後ろのほうで表彰式を待つ日立の選手が陣取っていましたが、これが男子の決勝戦となると一変。

JTサンダースとパナソニックパンサーズによる大阪勢同士による決勝戦でしたが、会場は一面女性一色。

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特に越川選手の最後の勇姿を一目見ようと、熱烈な女性ファンが大勢駆けつけました。

面白かったのが、男子の決勝戦を見に来た女性が、女子の応援に来ていたおじさんに冷たい視線を浴びせていた時です。

結局、居場所がなくなっておじさんが退散していましたが、これじゃどっちが男か分からないと苦笑いしました。

女子も男子の試合で写真撮影をしている方はいますが、Vリーグ女子の試合のように大砲のようなカメラを持っている方は少なく、応援の仕方が熱烈です。

先日のワールドリーグの高崎大会、スロベニア戦でのこと。

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全日本は応援が決められているのでMCが会場応援を取り仕切るのですが、多分Vリーグも観戦している女性なのでしょう。
「ナイスサーブ」など掛け声をするものの、会場応援が余りに大きいので、かきけされてしまいます。

何しろ、柳田選手が目の前にいるので、その女性は負けじと大きな声を出しているのですが、どちらかというとドスが効いていて、応援というよりは恫喝しているように見えました。

なんだか、その光景があまりにも滑稽で苦笑いしました。

でも、女性のほうが必死に応援している感はあります。

応援は構いませんが、あんまり声が大きすぎるとミスの原因になったりするので、選手の迷惑にならない範疇でお願いしますね。