色々なことが一気に捻出してきたバレー界。

昨日もお伝えした通り、中垣内監督体制が6月から正式にスタートする。

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これで全日本男子は体制が整った訳だが、バタバタはまだある。

本日持ち上がった仙台ベルフィーユの存続問題。経営悪化を理由にチャレンジリーグから除籍されるかもしれない。

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これはどうも、運営会社と保有元の認識の違いもありそうだが、赤字というのは間違いではなさそう。

本件に付随し、姫路ヴィクトリーナへの吸収合併も浮上しており、近日中に見解が発表される見通し。

出来ることなら存続して貰いたいが、果たして結論は…。


現代は勝ち組と負け組の格差がハッキリしている格差社会。現在の風潮ではお金のある、なしで優劣がつきやすい。

実際問題として各チームはボランティアでやっている訳ではないので、資金力は避けては通れない。5月末に結論が出されるスーパーリーグ問題も含め、大きくバレー界が変わっていきそうだ。

また、ストーブリーグ真っ只中の最中、井上奈々朱選手、愛宕諒子選手、正里菜選手の移籍希望が発表された。

恐らく、今年から来年に掛けて、チーム間の選手移動は頻繁に行われるかもしれない。
既にNECレッドロケッツはロシアのタチアナ・コシェレワ選手を獲得したとの報道がなされている。

果たして2年後のVリーグは一体どうなることやら。

現在の状況を見る限り、実戦と結果以外、最先端となるのが、姫路ヴィクトリーナ。

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眞鍋政義GM、竹下佳江監督を始め、第一期眞鍋ジャパンのメンバーで固められ、既にスポンサーも獲得。

合宿先も全日本時代を彷彿させる薩摩河内と着々と体制が固まっている。
宮崎さとみマネージャーも合流し、その景観はまさに眞鍋ジャパンそのもの。

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日本一、そして姫路から世界へを掲げる姫路ヴィクトリーナ。

日に日にその存在感を増している。
肝心なのは、あとはバレーボールチームとしての結果だが、トライアウトを通じ、着々と体制が整っている。

何よりも現時点でプロチームを名乗っているのは姫路だけ。

バレー界を大きく変える可能性のあるチームだけにこれからの動向にも注目したい。