黒鷲旗を目の前に、少しずつざわざわし始めたバレー界。

全体の片隅でこんな記事があった。

山口県防府市は30日、2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて、セルビア男女バレーボールチームが合宿する「ホストタウン」の申請書を政府に提出したことを明らかにした。

ホストタウンは事前合宿だけでなく、参加国と人的、経済的、文化的な交流を図る。防府市は、同市出身で長く駐セルビア大使を務めた長井忠氏の仲介で交渉した。ともにバレーボールが盛んな土地柄であることなどから、セルビア側から「合宿地にしたい」と申し出があったという。

セルビアと言えば、先のリオデジャネイロオリンピックで決勝にまで駒を進めたことでも記憶に新しい。

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特に準決勝でのアメリカ戦、フルセットの末に破った一戦ではミハイロビッチ選手とボシュコビッチ選手の感激の抱擁は全世界で涙を誘った。

これを期に日本とセルビアでバレーボールの親交が結ばれることか望ましい。



今のバレー界は日進月歩。
ついこの間まで、日本はアメリカ、ブラジル、中国、 ロシアの4強に勝てれば世界が見えていたが、現在日本のバレーボール世界ランキングは6位。

・世界ランキング

1位.中国
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(リオデジャネイロオリンピック1位)


2位.アメリカ
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(リオデジャネイロオリンピック3位)


3位.セルビア
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(リオデジャネイロオリンピック2位)


4位.ブラジル
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(リオデジャネイロオリンピック5位)


5位.ロシア
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(リオデジャネイロオリンピック5位)


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

6位.日本
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(リオデジャネイロオリンピック5位)


7位.オランダ
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(リオデジャネイロオリンピック4位)


8位.イタリア
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(リオデジャネイロオリンピック9位)


9位.ドミニカ共和国
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(世界バレー5位)


10位.韓国
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(リオデジャネイロオリンピック5位)

ランキングこそ6位だが、オランダとイタリアは大敵であり、韓国にもOQTとリオデジャネイロオリンピックでともに敗れている。

セルビアと言えば、ワールドカップ2015でのフルセットマッチが記憶に新しい。

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ブラジルがこれから斜陽を迎える今、セルビアは侮れない大敵。東京オリンピックでも強力なライバルとなろう。


※4月26日付けの移籍公示リストがVリーグ機構より発表されました。

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大幅に選手を獲得したGSS東京サンビームズは何らかの体制変更が見られるものとは覚悟していましたが、財前選手や山下選手などまだこれからの選手も多いだけに非常に残念です。

これからのご活躍をお祈りしております。