普段記事にしないことでも、ふと気付くことや
何気に面白いことが結構ある。

このチーム、雰囲気いいな、とか、このチームは笑わないな、とか。
それもチームカラー。

先日ご紹介したJTマーヴェラスが
当たりたくないチームなら
敵として最も厄介なチームのひとつ
トヨタ車体クインシーズ。

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206/17シーズンから多治見麻子監督が指揮を奮う。

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女性監督は中田久美総監督も含めるとリーグ4人目。開幕戦ではミドルブロッカーを一人削り、高橋沙織選手を投入する攻撃的シフトMB1にチャレンジ。

この戦術は効を奏さなかったが、チームが起動に乗るのにそれほど時間は掛からなかった。

エースは昨年に引き続き、ワールドトップクラスのアタッカー、ポリーナ・ラヒモワ選手。

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以前のように力一辺倒ではなくなりフェイントも多様。チームにもすっかり溶け込み、今やチームの大黒柱。

今季の活躍に欠かすことが出来ないのは上尾メディックスから移籍してきた元全日本キャプテン、荒木絵里香選手。

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荒木選手がセンターラインに加わったことでミドルが強化され、ブロック力が向上。

ミドルは平松選手が出遅れ、竹内あか里選手、辻彩乃選手と三人でシーズンを闘い、若い二人にチャンスが回ったことで選手層が拡大した。

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今季、チームの躍進を支えたのは、初めてレギュラーセッターとして活動した比金桃子選手。開幕戦は細川絢加選手がスタメンを務めたが、比金選手を中心に二人が車体の司令塔として活躍する。

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派手さはないが、チームの攻守の要として活躍した小田桃香選手の存在は大きい。

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彼女と攻撃力に定評のある高橋沙織選手がサイドアタッカーの中心となり、村永奈央選手が控える。

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小田選手も村永選手もユニバーシアードのエースとして活躍した銅メダルメンバー。
三人がサイドアタッカーの中心として動いていくだろう。


今季は控えに回ることの多かったキャプテン、竹田紗希選手。リベロユニを着てサブに回ったり、常にチームのために鼓舞してきた。

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闘志剥き出しにし、これまでチームを牽引してきた選手だけに、まだまだ活躍する姿がみたいところ。

小柄ながら今季守護神として活躍した榊原美沙都選手。今季、故障でシーズンを棒に振った佐藤澪選手とともにチームの守護神として期待が掛かる。

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どのポジションも選手層が厚くなり、特に高さでは181cmの平松選手が小柄に見えるほど。

何しろラヒモワ選手が毎回ベストスコアで30点以上取る得点力。これにミドルと高橋沙織選手の攻撃力が加わると、得点力はリーグでもトップクラス。

弱点と言われたサーブレシーブも小田選手と榊原選手が固定され安定。一時は4位まで浮上。

年明け、東レアローズの快進撃で6位に後退するも5位を奪い返し、ファイナル6へ。

前半戦タイトなスケジュールを2勝1敗で乗り切り、いよいよファイナル3進出かと思われた。

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ところがラスト二戦、土壇場で踏ん張る日立、東レに連敗し、惜しくもファイナル6進出を逃す。

しかし、この一年の結果でトヨタ車体はトップクラスの実力があることを示した。

今後の課題は上位チームとの対戦。
レギュラーラウンドではNEC、久光に全敗、日立、JTに負け越しと上位チームとの対戦成績が足を引っ張っている。

やはりシーズンを勝ち抜くには力ばかりではなく、緻密さとしつこさが大事。リーグ屈指の得点力と高さがあるので、これに守りの固さが加われば天下一品。

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当面は黒鷲旗へ全力投球だが、ラヒモワ選手も加わり、ガチモードの黒鷲旗になりそうだ。

ともあれ、今はつかの間の時期。
適当にクスッと笑って、リラックスして頑張って下さいね。