バレー界の助っ人外国人選手も、かつてはビッグネーム、或いは世界でも名の知られた選手が近年、日本に来るケースが多かった。

今や世界的大エースとなったキム・ヨンギョン選手、ブラジルのエース、ガライ・ロドリゲス選手、日本も手を焼かされたアメリカ代表、フォルケ・アキンラデウォ選手、パオリニ・ローレン選手、リオデジャネイロオリンピックで待望のメダリストとなったセルビアのエース、ブランキッツア・ミハイロビッチ選手、世界バレーで闘ったクロアチアのエース、ミア・イエルコフ選手。

勿論、2016/17シーズンも大物外国人選手が日本に来日した。
世界最高到達点を誇る鳥人軍団・キューバはカルデロン ディアス・ロシル選手、そしてドイツ代表、クリスティアネ・フュルスト選手。

そんな中、近年の外国人選手の中でも飛び抜けて明るいこの選手はCJことカースティ・ジャクソン選手。

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日立は今季、それまで支えてきた大黒柱のパオリニ選手が退団。
その後釜としてやって来た。

近年、外国人選手はミドルブロッカーがトレンド。個性派集団である日立リヴァーレにジャクソン選手はマッチした。

怪鳥のように長い手足を広げて打つブロードは日立の掲げる超高速バレーに打ってつけ。

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笑顔を絶やさない陽気な人柄は日立のチームに溶け込み、難しい早くて短いトスをも難なくこなした。

前半戦の快進撃はジャクソン選手あってのもの。このジャクソン選手の速攻からエース渡邊選手への連続得点。これが日立の必勝パターンとなる。

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2016年最終戦で久光との直接対決を制し、いよいよ悲願の初優勝へ王手を掛ける。

ところが年明け後、この勝利の方程式に陰りが見え始める。

現代バレーは対応策が早い。
特に高さのない日立はブロックで封じられるケースが増え、試合の中盤以降で苦戦。
速さが真骨頂の日立も苦戦を強いられる。

迫り来るNECとは対称的に、エース渡邊選手が故障。栗原選手が獅子奮迅の活躍を見せるも、レギュラーラウンドは3位で通過。

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ファイナル6は渡邊選手が復帰するもNEC、久光に連敗する苦しいスタート。勿論、そこには奮戦するジャクソン選手の姿があった。
崖っぷちの東レ戦でフルセットの末勝利を奪うと続くトヨタ車体を破り、ファイナル3進出へ望みを繋ぐ。

最終戦となったJTマーヴェラスとの一戦ではJTの意地の前にフルセットに持ち込まれる。ジャクソン選手はチームベストスコアを叩きだし奮戦するも、もつれにもつれた末17ー19で惜しくも敗戦。

日立の2016/17シーズンは終わった。

日立の来季がどうなるか、まだ未定。
松田監督の後任もどうなるか、わからない。

ジャクソン選手の去就もまた、わからない。

日立は外国人選手が根付くチーム。
出来れば是非来季もプレイしてもらいたい。
ジャクソン選手の笑顔でチームに元気をもたらして貰いたい。

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来季こそチーム悲願の優勝のために。


※ジャクソン選手はバカンスを終え、日本に戻ってくるそうです。黒鷲旗ではジャクソン選手の勇姿が見られそうで楽しみです。