今の時期は何かと見えないことが多い。

全日本女子バレーボールの人事。
先送りになっていたスーパーリーグ問題。

週末にはオールスター戦が開催される中、何もかもが「不透明」。

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実は、この待たされる時期が一番楽しいのかもしれない。

そう、夏休みを待つ子供の心境。

全日本のシーズンは別世界。
客層も違うし、応援も違う。

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スティックバルーンともに鳴り響く、選手コールと「ニッポン」チャチャチャの大声援。

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不思議とテンションがあがる。

そして、選手コールも活躍次第で変わっていく。

古賀選手も知らないうちに「サリナ」コールに変わっていた。

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それは、選手にとって「全国区」の証。


ただ、今年は先行きが全く見えない。
仲田久美監督がどんなバレーボールを目指していくのか?
どんなメンバーとなっていくのか?

随分と入れ替わるかもしれない。
今は転換期。


全日本は毎年、選手が入れ替わるので、翌年また全日本のコートで再会出来るかどうか、分からない。

バレーボール選手にとって、全日本は聖地だが、4年に一度は長い。

オリンピックにしろ、世界バレーにしろ、ワールドカップにしろ。

特に女子の4年間は長い。
一度逃せば、あと4年待たなくてはならない。

だから、選手はその刹那に火を灯すように全てを懸ける。

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これからの時代、荒木選手のように結婚後復帰というケースが増えるかもしれないが、果たして日本のバレー界がどう変わっていくのか?

果たして半年後は?

今はまだ、不透明。
個人的は2015年の全日本が好きでした。
古賀、宮部選手の台頭もあり、新しい全日本、明るい未來が見えたシーズンでした。

その古賀、宮部選手は今、Vリーガーと大学生。

二人が見せてくれる未來がどんなものか?
そこにどんな選手が混じっていくのか?

期待が膨らみます。


2015年ワールドカップ / ロシア戦