何だか昨日から今日は、サオリン引退一色となり、他の如何なるバレーボールの話題もかき消されたような1日だった。

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そう、なんだかふわふわしているような。

あちこちでサオリンに対する記事やコメントが掲げられ、まるで戴冠式のような感じがした。

正直、筆者は月刊木村沙織で、おおよそ言いたいこと全部書いてしまったので、もう何も言うことがありません。
あれで全部、吐き出してしまいましたから…。

春は出会いの季節でもあり、別れの季節でもあります。

毎年3月~遅くとも6月ぐらいまでに、各チームの引退発表があります。
あれを記事にするのは辛いのですが、あんまりいい気持ちはしませんね。

例年、結構立て続けに引退発表があるので、どうか、今年はお手柔らかに。


それともうひとつ。
アジアユースとか全日本6人制バレーボールリーグ総合優勝大会とか、国内外様々な大会も、ほぼサオリン一色にかき消されてしまいました。

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これはサオリン引退の話題に限らず、毎年思っていることで、ジュニアやユース、ユニバーシアードなどは余り注目されていません。

本当に好きなファンの方は注目してますが、毎年何名かの選手がそこから巣立ち、活躍しています。

例えば、NECの柳田光綺選手や廣瀬七海選手、東レの白井美沙紀選手、中田紫乃選手、JTの橘井友香選手、日立の長内美和子選手、小池杏菜選手、間橋香織選手たちはかつて世界ジュニアで活躍し、現在、それぞれのチームで活躍しています。

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こうした大会から巣立つ選手は毎年大勢おり、その活躍ぶりを見るのも楽しみのひとつ。

バレーボールは、ほぼ一年中、何らかの大会があり、全日本に行く選手はほぼバレー漬けで休みがありません。

そんな中、サオリンも子供の頃からずっとバレー漬けだったのですから、違う人生をエンジョイするのも楽しみでしょうね。

またいつか、バレーボールが恋しくなったら、戻ってきてくれることを願います。