昨年の今頃、Vリーグはどんな感じだったのか?

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JUMP→ Vリーグ 2月第2週

昨年はリオデジャネイロオリンピックイヤーということもあり、スケジュールが全て前倒し。
2月4日の段階で既にファイナル6が開幕。

昨年もファイナル6の第二週の土曜日で、久光と日立が対戦している。
この時は日立がストレートで久光を破っている。
久光はファイナル6でスタートから3連敗。どん底にあった。


岡山とNECはフルセットの激戦の末、NECが勝利。
NECは近江、柳田選手が戦線に復帰。苦戦の末勝利。


当時のチャレンジリーグⅠは、JTが全勝街道を驀進。
PFUと2強を形成。快進撃を続ける。

開設初年度のチャレンジリーグⅡは、トヨタ車体、群馬銀行、ブレス浜松、GSSが4強を形成。
終盤、浜松が猛追する。



・ファイナル6:2試合消化時点の順位

【Vプレミアリーグ・ファイナル6順位】

1.日立リヴァーレ 2勝 勝ち点9
2.NECレッドロケッツ 2勝 勝ち点6
3.東レアローズ 1敗 勝ち点5
4.久光製薬スプリングス 2敗 勝ち点4
5.岡山シーガルズ 2敗 勝ち点4
6.トヨタ車体クインシーズ 1勝 勝ち点2


【チャレンジリーグⅠの順位】

1.JTマーヴェラス 18勝 勝ち点53
2.PFUブルーキャッツ 16勝2敗 勝ち点47
3.JAぎふレオリーナ 11勝7敗 勝ち点32
4.仙台ベルフィーユ 9勝9敗 勝ち点29
5.KUROBEアクアフェアリーズ 7勝11敗 勝ち点21
6.大野石油広島オイラーズ 5勝13敗 勝ち点14
7.フォレストリーヴズ熊本 4勝14敗 勝ち点12
8.柏エンゼルクロス 2勝16敗 勝ち点8


【チャレンジリーグⅡの順位】

1.トヨタ自動車ヴァルキューレ 10勝4敗 勝ち点30
2.ブレス浜松 8勝6敗 勝ち点25
3.GSSサンビームズ 8勝6敗 勝ち点24
4.群馬銀行グリーンウイングス 6勝7敗 勝ち点19
5.プレステージ・インターナショナル アランマーレ 2勝11敗 勝ち点4


こうしてみると、随分変わったものだ。

昨年のVプレミアリーグは、終盤まで結構もつれた。
今だから言える話だが、トヨタ車体がラヒモワ選手頼みの状況から這い上がり、まさかデンソーがチャレンジマッチ行きになるとは夢にも思っていなかったし、上尾がズルズル行ってしまうことは予想できなかった。

東レの優勝が現実味を帯び、日立の躍進目覚ましい。
岡山が5連敗で脱落し、NECは1ポイント差で久光を逃し、ファイナル6敗退。
トヨタ車体は善戦するも、正直ここまで這い上がったことが大健闘。

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JTが鬼のように強く、ちぎっては投げ状態。2位のPFUですら1回も勝てず、段違いの状態。
JAぎふと仙台が躍進したものの、まさか翌年、デンソーと上尾の2強以外がこれほどまで苦戦するとは予想できなかった。

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チャレンジリーグⅡは、お互いが様子見状態で、トヨタ自動車とGSSにアドバンテージがあった。
前半群馬銀行、後半ブレスと行ったニューカマーが活躍し、プレステージが苦戦していた。
1年経って、かなり様相が変わった部分はあるし、先のことは分からない。

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実際のところ、2年後目標のスーパーリーグがどうなるのか、未だに分かっていないが、果たして2年後のVリーグはどうなっていることやら…。

一寸先は闇である。

さて、その前に今年は…。