世界各国で最も盛んなスポーツを地図で現すとこうらしい。

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これが正確なものであるかどうかは定かではないが、日本で一番メジャーなのは野球であるのは納得するところ。

ところで、バレーボールが世界でどのぐらい競技人口がいるのかというと、2016年2月現在における日本バレーボール協会の発表によると、実は世界第一位であることはあまり知られていない。

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世界的に見ると、サッカーやバスケよりも競技人口が多い。

これはバレーボールの可能性を示すものである。バレーボールを世界的に見た場合、そんなに悲観する状況ではない、ということだ。

ところが、世界でも比較的バレーボールが盛んな日本の現状はどうかというと、これが国内に限定すると競技人口は第三位。


日本では現在、2年後のプロリーグ化が進められているが、世界におけるプロリーグの実施状況はどうだろうかというと…。


・世界のプロリーグ実施国

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韓国

中国

ブラジル

フランス

イタリア

トルコ

アゼルバイジャン


概ねこんなところ。


バレーボールの分布はヨーロッパ、アジアの北半球が主で、皮肉なことにバレーボール発祥の地アメリカではマイナースポーツ。プロリーグが存在しないため、代表クラスの選手の多くは海外リーグへ転戦。ラーソン、レイチェル・アダムス、ヒル選手はトルコリーグなどで活躍。
日本のVリーグでもアキンラデウォ、マーフィ、テトリ・ディクソン選手などが活躍したのは記憶に新しい。

既に世界のトップであるブラジルや、競技レベルの高いドミニカ共和国はともかく、復活を目指すキューバ、ペルー。新興国のメキシコ、プエルトリコ、アルゼンチンなどアメリカより以南の赤道直下〜南半球、オセアニアでも競技人口は増えて行くだろう。

日本も今後、バレーボールの普及に務めたいところだが、国内における競技への関心度は第四位にまでさがる。

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これまで、野球とサッカーがライバルだった中、近年フィギュアスケートが急激に台頭。
テレビでも地上波でオンエアされ、世間へ浸透した。

また、図の中で最下位だったバスケットボールもBリーグが始まり、急激に関心度を伸ばしてくるだろう。

これが試合観戦の興味度となると、また様相が変わってくる。

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前述のフィギュアスケートが姿を消し、大相撲が割って入る。

やはりテレビで見るのと、直接観戦にいくのとでは訳が違うのだ。

ライブ観戦の魅力だろう。
例えば、大相撲の力士の大きさは、見るものを圧倒する。それも巨体のぶつかり合いはまるで別世界。

バレーボールの場合、普段映像などで観戦している選手が目の前にいる。
こういう感覚はインドアスポーツならでは。


ところで、先日のyahooで現在、姫路ヴィクトリーナのGMを務められる眞鍋政義さんのインタビューが掲載されていたが、そこに興味深い内容が掲載されていた。

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〜僕が一緒にやったロンドンのメンバーも引退して、”元”全日本選手になりました。彼女らは幼い頃から努力して、努力して全日本に選出されて、メダルを掴んだ。でも、あれだけ努力したのに引退したら経済面で不安定になり、将来に不安を感じています。そのような姿を見て、彼女たちの環境を変えてあげたいと思ったんです。

つまり引退してからのキャリアのひとつとしてバレー教室などを開催し、経済面をサポートしたいんです。選手を引退してもみんなバレーが大好きですし、バレーに関わりたいんです。その一環として今回ドリームスを作ったんです。

だから選手として姫路に来たら、頑張って五輪に行って、五輪に行ったあとはドリームスに入る。プロの選手として頑張って生き残れば、将来の安定が約束されているという環境を作りたいんです。この循環ならば、将来的に困らないと理解してもらい、まずはプロ選手として頑張ってほしいのです。そうなるとプロ化が絶対必要なんです〜

これは結構、切実な問題だ。

バレーボール選手は大きい。
一般社会ではかなり目立つ。

せっかく頑張って収得した技術も、引退後指導者などで活躍出来る舞台は限られており、所謂「受け皿」がない状況。

これでは選手は気の毒だ。

現在、Vリーグでは2年後のスーパーリーグに向けて、話し合いが紛糾している。

こちらはその後の話し合いの進捗状況が分からないので割愛させて頂くが、オリンピックや世界を目指すのみではなく、将来的なビジョンが明確になると、選手もモチベーションが格段に上がるだろう。

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そこで、あくまで将来的なものとして、こういうものを提案する。

レジェンドリーグ。
所謂、Vリーグを引退した選手や、往年の名選手が活躍出来るよう、別枠で作るリーグだ。

プロ野球やF1、ゴルフでも同様の試みが持たれたが、皆、バリューのある選手ばかりなので、関心度は高いのではないだろうか?

例えば、こんなのはどうだろう。
開催時期をVリーグとバッティングしないよう 3月〜6、7月とか、全日本の活動が本格化する谷間とかにする。

バリューのあるスター選手が集まれば、Vリーグを凌ぐ人気になるかもしれない。
年に何回かVリーグ選抜と交流戦を行うようにして、感触が良く、まだまだやれそうな選手はVリーグへ復帰するなりすると、バレーボーラー全体の活動の幅も増えるし、引退後の選択肢も広がる。

勿論、スーパーリーグが具現化してからのお話だが、プレイヤーするのみならず、その後の人生のほうが長い。その後の人生で明確な進路が出来るなら、選手も後顧の憂いなく安心してプレイに専念できる。

少なくとも、引退したら、もうバレーボールは関係ない。
そういうことがなくなることが、望ましい。