今日の日立とNECは、正しく首位攻防戦の名に恥じぬ死闘だった。

トータルで見ると、戦力の有効活用をしたNECの頭脳勝ちともとれる結果となった。

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今年に入ってVリーグは随分様変わりした気がする。

各チーム故障者が増えてくるのがこの時期だが、大幅なメンバー編成の変更などに伴い、各チームの選手起用が変わっている。

井上琴絵選手をレシーバー → サーブレシーブ強化の一環。

吉田みなみ選手をプレイヤー兼任 → 人材補強とサーブレシーブの強化

竹田沙希選手をリベロの控えに起用 → リベロ一枚に対する対策

野本梨佳選手のリザーブアタッカー → 二枚換え、オポジットとしての起用。

中道瞳選手を現役復帰 → セッター一枚の補強

柳田、ニコロバ選手を交互に起用 → オポジットの有効活用

各チーム総力戦の様相だ。

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例えば東レが行っているオポジット二枚の同時コートイン。あれに対する答えがNECの選手起用だ。

日立戦では古賀選手を下げて柳田選手をコートに入れるオポジット同時コートインの有効活用だ。

今年はとくに二枚換えがトレンド。
様々な選手起用法が見られている。

とにかく故障者が多くなる現状、戦力を有効活用したチームが上に行きそうな気配。

野本選手の場合、パスヒッターとしての起用もありなので、かなり重宝する選手。

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既にファイナル6行きの5枠が埋まった。
後は最終順位と、その後の皮算用。

各チームの秘策は如何に?